TM NETWORK DOUBLE-DECADE TOUR "NETWORK" 2004 JUNE,3rd GRAND CUBE OSAKA MAIN HALL 

 今年はTM NETWORKデビュー20周年。4月21日には既に横浜アリーナでLIVEが行われている。もしツアーが決まっているのを知らなかったら無理してでもこの日LIVEを観に行ったことやろうと思う。

 去年はちょうど1年ぐらい前にTM NETWORK tribute LIVEっていう形で木根尚登、宇都宮隆、浅倉大介、葛城哲哉、阿部薫の5人によるLIVEが行われたけども、やっぱり小室哲哉がいないということでまた違った雰囲気のある面白さのLIVEだった。

 3人揃ったTMを生で観るのは『LIVE EPIC 25』以来ってことで、今回のツアーではどんなTMを見せてくれるのか非常に楽しみであると同時に不安もあるんやけどね。と言うのも、ニュー・アルバムの『NETWORK Easy Listening』のサウンドを聴く限り、トランスのサウンドをベースとしたややマニアックなものやったから。

 連日の仕事のストレスなどもあり、体調は最悪だった。それでもなんとか夕方までにはLIVEに臨めるようにコンディションを復調させた。

 今回は大阪国際会議場メインホールっていうことで、行ったことが無かったもんやから事前にネットで場所をチェックしたところ、けっこうややこしそうだったので、早めに出るように心がけた。チャリで行くことも考えたけど、globeのall genreの時みたいになったら危険なので、ここで冒険するのはやめておくことにした。(笑) 終わってから仕事もあるし、あんまり体力を使いたくないってのもあったしね。いくつかのルートは考えられたけども、地下鉄阿波座駅から行くことに。徒歩10分ってのは曲者だ。(笑) ネットで地図を書いてこなかったら迷ってたやろうね。

 大阪国際会議場メインホールはGRAND CUBE 大阪っていう建物内にある。それらしき建物が見えてきたのでホッと一安心。同じように向かって行く人達もチラホラ。着いたのは開場時間18:00よりも5分ぐらい前やったと思う。既にたくさんの人達が入口付近で待っていた。とりあえずオレは帰りに迷わないように付近の建物や目印になりそうなものをチェックしておいた。

 そして開場になり並んでた人達がどんどんビル内に入って行く。オレも入ろうと思って並んだところで「おっといけない!」とあることに気がついた。iPodをしたままだった。iPodには当然のようにTMの曲はほぼ全曲つめこんである。(笑) この日は予習がてらずっと『NETWORK Easy Listening』を聴いていた。iPodに録音機能は付けてないものの、カメラチェックで引っ掛かったら面倒なのでちょっと列をはずれてリュックの中にしまっていた。すると一人の女性に声をかけられた。ファッションイベント企画のアンケートだそうな。まあちょっと会場に早く来すぎたなあって思ってたところやったんで、しばらく付きあってあげることにした。

 聞けばこの女性は19才。当然オレがTM NETWORKのLIVEを観に来てるのは知った上で声をかけてきてるわけで、「知ってる?」って聞いてみたら、「知ってますよ〜。シティーハンターのですよねえ?」って言ってた。『Get Wild』と言わず先に『シティーハンター』が出てくるところが、けっこう一般的な認識なんかなあと苦笑い。宇多田ヒカルも日本で一番好きな曲は『Get Wild』って言ってたけど、やっぱり『シティーハンター』のエンディングテーマの印象が強いみたいやからそれが普通なんやろうけど。「オレはもっと売れる前から好きやったんやけどね。」ってことをちゃんとアピールしておいた。(笑) 後は「小室さんのいる」ってことぐらいはわかってるみたい。二十歳前後のTMの認知度ってのはこんなもんなんやろうな。(苦笑) オレもいつの間にか年をとってもうたんやなあって思った。見た目はこの女性に最初「21〜22才」ぐらいに間違われたっていうのにねえ。(爆) 周りを見渡せばやっぱり月日の流れを感じさせるファンの顔がそこここにって感じやったけどね。(笑) そんなこんなで20分ぐらいは時間をつぶしてたかな。ほとんど雑談やったんやけどね。(笑) 一通りアンケートに答えて、メールアドレスを交換してからお別れ。

 メインホールは5Fにあったからエスカレーターで上がっていった。向かっていくファンを見ると、やっぱりオレって若く見えるんやろうなあって思ってしまった。(爆) 入口でカメラチェックをした後でアンケート用紙とチラシを受け取ると、とりあえず今回のお目当てをGETするためにグッズ売り場で並んだ。それはTM NETWORKの会場限定販売DVD『LIVE IN NAEBA'03 -FORMATION LAP-』。これが売り切れで入手できなかったらメッチャ凹んだやろうけど、幸いそんな心配は全くいらなかったようだ。基本的にグッズにはほとんど興味が無い。後はツアーのBOOKLET(2500円)を買って、いざ座席へ。果たしてどの辺りの位置になるのか?ドキドキワクワクしながら一歩一歩確かめる。

「おおっ!?」なんと前から7列目!!しかもほぼ真ん中!!・・・正確にはステージに向かってやや右寄りやったけどね。これは『Major Turn-Round』ツアーの大阪厚生年金会館大ホール・追加公演をヤフオクで競り落とした時よりイイ位置でんがな!!「こんな前でTMが見れるなんて」と思ったら顔がニヤけてきてしょーがなかった。(笑) 今回、某ネット仲間さんの御好意によってこんなイイ席が確保できたけども、ほんまに感謝感激です♪ とりあえず嬉しさをこらえきれずにニヤニヤしながらトイレに行っておいた。そして再び座席の方へ。開演時間まではまだしばらくあったので、とりあえずBOOKLETを読んでいた。隣が一人の人だったら別に話しかけていいんやろうけどねえ。左隣は女性二人組でずっと会話してるし、右隣の女性も付近の知りあいらしき人と会話してたから、まあおとなしく読んでました。(笑) このBOOKLETには4.21の横浜アリーナのことが書いてあったから、今思うとLIVE前にこれを読んだのは失敗やったかなあ。というのも、どんな曲をやったかチラチラ書いてたからねえ。せっかくこの日までセットリストを知らずに臨んだっていうのに。

 実はそのBOOKLETもそわそわしてそんなにちゃんと読めてなかったんやけど(笑)、開演時間が迫ってきたのでとりあえずリュックの中にしまいこんだ。そしてしばらく会場の雰囲気を観察してたかな。会場のアナウンスで「ジャンピング禁止」の注意をしてたのがなんか笑えた。下の階に響くんやろうね。思わずTMのLIVEでピョンピョン飛び跳ねてる人達を想像してしまったわ。(爆) globeみたいなトランスだったらドンドン踏み鳴らしながら踊る人達もたくさんいるやろうけど、TMではそこまで暴れる人もおらんやろうに。(笑)

 ステージには全体に蚊帳状のスクリーンがかかっていて、その後ろに各機材が置いてあるのが透けて見える。後ろを見ると2階にもたくさんの人が。「いつもならあの辺で見てるんやろうなあ」なんて思いながら今回の嬉しさを噛みしめた。(笑) 客層としてはやっぱり20代後半〜30代ぐらいが多そうやったね。男女比は3.5:6.5ぐらいかな?けっこう地味な感じの人が多いような気はした。昔はもっと派手なお姉ちゃん系の人達もけっこういたもんやけど、月日の流れが落ち着かせたのか?(爆) 

 開演時間19:00がしばらく過ぎてから会場が暗転。鐘が鳴ると歓声と共に客席がいっせいに総立ち。『TIME TO COUNT DOWN -LABO MIX-』が流れ始める。ステージの後方には大きなスクリーンがある。そこで音とシンクロしながら映し出された映像はTM NETWORKの軌跡を逆戻り。そしてステージ手前中央にも巨大液晶モニターらしきものがあった。そこではカウントダウンが。なるほど、この曲はこういう使い方をしてきたかとニヤリとしてしまった。(笑) この『TIME TO COUNT DOWN -LABO MIX-』は原曲のハードロック調とは程遠いぐらいクラブ・ミュージック調に崩されているほぼインストもの。なんせ音のボトムの音圧が凄かった!!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!・・・って鳴る度にその辺の空気が音に合わせてブワッブワッってこっちに吹き飛んでくるぐらいの音圧なんやから!シンセのシーケンスフレーズも心地よくて、この会場の音響がイイことも窺えた。走馬灯のように一瞬にしてかけめぐっている懐かしいTMのPVやLIVE映像にいやがおうにも高揚させられてゆく。リズムと共にメンバーを待ちわびながら手拍子をしている会場のファン。本格的にカウントダウン体勢に入りステージ上を歩く4つの影が!!会場の歓声と拍手がひと際大きくなる。メンバーがそれぞれの位置につきセッティング。カウントが3、2、1、0!!でスクリーンが開くといきなり明るいライトに変わりスモークと共にTM NETWORK登場!!♪TIME TO COUNT DOWN風の中〜・・とガンガンのサビ!!ああ、近いよTMが!!(笑) 今日は単眼鏡なんかいらんで。(爆)

 続けてTMの中でも最も哀愁漂うイントロであろう『SCREEN OF LIFE -EXTENDED MIX-』。バックのスクリーンには廃虚などの暗い映像が流れて、かつてのキラキラしたTMからは考えられない雰囲気を醸し出していた。なんとなくKRAFTWERK(クラフトワーク)のLIVEが頭をよぎったなあ。ステージに向かって左手にはお馴染サポート・ギタリスト、葛Gこと葛城哲哉。いかにもロックなあんちゃんって風貌だ。右手にはギターの木根尚登。縦縞ストライプのジャケットが木根さんらしい。この曲はこの二人のギターフレーズが印象的だ。中央にはマイクスタンドを持って立つ宇都宮隆。そしてその後ろに塔の上にでもいるような壇上でシンセサイザーやミキシング・コンソールを操る小室哲哉。オレの位置からは哲ちゃんが上すぎてかなり見にくかってんなあ。首がしんどかったわ。(笑) なんか髑髏の絵が入った白Tシャツを着てて今までのTMのLIVEで見た哲ちゃんの中でも一番くだけてた。(苦笑) 嫁はんのファッションアドバイスでもあったのか?(笑) 使ってる機材も何かよくわからんかったけど、とりあえず正面には『Roland Phantom-S』『ACCESS Virus Indigo2』が見えたけどね(後ほど『Keyboard Magazine』で調べた結果、『Roland Fantom-X8』『YAMAHA Stagea』『YAMAHA Motif6』『Roland V-Synth』『MACKIE. 3208 TK Special』『MACKIE. 1204VLG』『AKAI MPC4000』etc.・・・といった機材が使われていたようだ)。この曲は新曲やからまさに「トランシー」。そのサウンドをこうやって生の大音響で耳にするとこんなにも気持ちイイもんなのかと感動した。いやあ〜、改めてシンセサウンドの気持ち良さを教えてくれてるようやったね。そしてウツの声が実に気持ち良かった!ここまでキレイに聞こえたことは無いってぐらい。たぶんここの会場の音響や技術スタッフもかなり優秀なんやろうけど、ウツ自体が成長してるんやなあって思った。この日のウツの衣装はジャケット系の木根さんとは対照的なラフな感じで、頭にはターバン(帽子?)みたいなのをしていて耳には長いブラブラとしたイヤリング(?)を付けているのが新鮮だった。後でBOOKLETを読んで納得。どうやらウツは映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の中のジョニー・デップを意識したようだ。(爆) まあけっこう似合ってたんとちゃうかな。とても46才には見えなかったで!(笑)

 続いて葛Gのトーキング・モジュレーターによるギターフレーズが印象的な『RHYTHM RED BEAT BLACK』。この曲はけっこう好きやからやってくれて嬉しかったなあ。グルーヴが気持ちよくて♪ アレンジの印象としてはなんとなくヒップホップ的で、無駄なサウンドは省いてレアな感じにしたっていう。♪It's Called Red!!It's Called Black!!っていうあそこではウツも客席を煽って一緒に叫んでたねえ。そのシャウトに合わせて赤いライトが点滅するのも気持ち良かった!オレもウツに届けと言わんばかりに目一杯叫んでたがな。(笑) 

 曲が終わるやいなやすぐに交信音が聞こえてきた。ってことは『KISS YOU』だ!バックのスクリーンにも『KISS YOU』のPVが。正直言って『KISS YOU』は去年のtribute LIVEでやったもんやから、あまり新鮮な感じはしなかったんやけどね。アレンジ的にはmore rockヴァージョンみたいやったけどなあ。『RHYTHM RED BEAT BLACK』同様に音色の質感が硬質なのが気持ち良かった。この曲ではよくウツが歌詞を間違えたもんやけど、今回は無事回避。(爆) 

 ウツ「どうも20周年を迎えたTM NETWORKです!今日は新曲やら懐かしいのを織り交ぜながらやるんで楽しんで帰ってください」

 続いては『All-Right All-Night』。イントロを聴いてこれまたやっちゃうのか?ってちょっと困惑。だってこの曲も去年のtribute LIVEのアンコール(二日目のみ)でやってたからねえ。聴いててちょっとだけやけどウツの歌のキレの悪さを感じてしまった。この曲ってかなり早口で16ビートにのせていかないといけないから大変やからねえ。真ん中の哲ちゃんのタワーが段々になってることもあって、ココに葛Gと木根さんも上がって弾いたりなんかしてたねえ。木根さんが途中で前に出てくると頑張ってソロを弾いてたわ。(笑)

 『COME ON EVERYBODY』はちょっと意外やったかも。この曲も後ろのスクリーンにPVが映し出されてたんやけど、ウツはイントロの間それをじ〜っと見てて照れ笑いしながら時々木根さんの方を見ていた。(爆) ウツ本人も今見たらあのニワトリみたいなダンスは恥ずかしいんやろうか?(爆爆) こういった昔のTMと今のTMが共演してるような錯覚さえ感じさせる演出はなかなか20周年らしくてええなあって思った。  

 ウツ「大阪では4年ぶりかな? 大阪元気ぃ〜? 木根君も元気です」(場内・爆)

 なんともウツが爽やかだった!(笑) つくづく46歳のオッサンとは思えない!!(爆)

 ウツ「ここで懐かしい曲を」

 その懐かしい曲は『FOOL ON THE PLANET』だった。この曲もtribute LIVEでもやったのでそんなに驚きはしなかったし、逆にべーやん(ドラマーの阿部薫)がいないことでちょっと寂しく思った。音色は違うけどアレンジ自体は原曲とあまり変わらなかったしね。けど改めてイイ曲やねえ〜。照明も緑と青を基調として実にエコな感じでほんまにキレイやった。(笑) ウツが歌い終わると満天の星を思わせるライトがこれまたロマンチックやったねえ。曲の世界に酔ったわ。(笑)

 その次はちょっと意外な曲で『10 YEARS AFTER』。木根さんのギターから入っていった。この曲を演奏してるのを見ること自体初めてで新鮮やったなあ。曲はそんなに好きじゃなかったんやけどね。こうやって生で聴いてみると悪くないなあって感じた。ウツの歌も良かったし。サウンド的には先程の『RHYTHM RED BEAT BLACK』にも通じるようなヒップホップ的なグルーヴの要素があるかな。歌は単調なようであってなかなか難しい譜割りになっていて大変やと思うんやけど、それでもウツは難なく歌ってたね。ウツの歌のうまさで改めてイイ曲なんやなあって思ったって感じ。途中で、哲ちゃんがイヤー・モニターの調子を気にしてたみたいで、ステージ袖のスタッフに向かって何か訴えてたのが気になった。

 ここでMC。

 ウツ「20周年って言ってもアッと言う間やった・・・やんかあ?」(場内・爆)

 木根「・・・んなアホな」(爆)

 大阪ってことでこういうノリで来そうな気はしてた。(笑) ぎこちない関西弁のやりとりですな。(爆)

 先ほどの『10 YEARS AFTER』で木根さんにハプニングがあったようでその話に。

 木根「音が出ないのよ。お客さんには後からだんだん聞こえてたと思うけどね。哲ちゃんが突然10分前に(哲ちゃんの声マネをしながら)"アソコでソロをやろうか"って。そしたらスタッフが音を切ってるのよ!」

 ここで会場から弾いてと煽られて木根さんは

 木根「♪あなたはもう忘れたかしら〜赤い手ぬぐいマフラーにして〜」

 木根さんおもむろに弾き語り!まさかTMのLIVEでかぐや姫の『神田川』を聴くことになろうとは!(爆) 場内バカウケ!さらに調子に乗った木根さんはアコギの定番曲『禁じられた遊び』を披露!でも明らかにオリジナルとはスケールが違っていた。(爆)

 葛G「木根さんの『禁じられた遊び』最初間違ってたのわかった? 最初はココから入らないといけないのに、木根さんはこんなところから入ったからねえ」(爆)

 と先ほどの間違いを弾きながら指摘してみせる葛G。(笑) オレもツッコミたかった。(爆)

 木根「葛Gみたいに禁じられた遊びしてないから」

 ここで妙な間があったのは、葛Gに身に覚えがあるからか?(汗)

 木根「真顔で返すなよ!」(笑)

 と木根さんもちょっとフったことを後悔したようだ。(爆) ここでギターソロをやらせた張本人に話がフられる。

 ウツ「つい先ほど会場に着いたんだよね?」

 小室「6時半に大阪駅にいました」

 場内どよめき!じゃあリハは哲ちゃん抜きやったってことか!?

 小室「(本当は)6時ぐらいかな?(笑) それにしてもここの会場はイイですよねえ〜!」(爆)

 遅れてきたのになぜわかる?(爆)

 小室「何がイイかって駅が近いってのがイイですよ。」(爆)

 木根「ここなら何度来てもいい?」

 小室「そうだねえ。初めて見ましたけどお世辞抜きでイイ会場だと思いました。明日もやっちゃおうかな〜?」

 これは哲ちゃん流のボケってことやね。(笑) 明日もあるっちゅうねん!

 小室「無事大阪に来ることができました。(笑) 本当にいろんなことがありましたけどね。(苦笑) 悲喜こもごもそれはもう・・・」(爆)

 生哲ちゃんを目にしたのは『LIVE EPIC 25』以来やけども、ちゃんとしたTMのツアーとしてはMTRツアー以来の大阪ってことになる。その間に確かにこの人は「いろいろ」あったよねえ・・・。(苦笑)

 小室「なんかイイよねえ〜。こうやってここから見てると。今日は(メンバー)みんないつも以上に動いてるなあって思いました。」

 けっこう今日のLIVEはメンバーもノってるらしい。(笑) ノリノリってことで次のようなやりとりに。

 木根「(ウツが)指さしたらその度に回らなきゃいけないわけ?!」

 ウツ「大阪だからありでしょ〜(笑)」

 目が回りそうだってことになり

 木根「じゃあ、俺こうやって回ろうかな」

 とギターを縦に抱きかかえながらその場で人形のようにチョコチョコと回ってみせるなんともおちゃめな木根さんに会場大爆笑。

 小室「イイねえ〜。明日もやっちゃおうかって感じですよ」

 もうええっちゅうねん!(笑)

 小室「あの〜、みなさんが別にイベンターをやってくれてもいいんですよ!僕達どこにでも行きますから」

 木根「家でも?(笑)」

 小室「誰かこのぐらいの庭があるっていう人?」

 この会場ぐらいの庭があるなら間違いなく豪邸だ。後ろを見ると誰か一人手を上げてたなあ。

 ウツ「ほんとに〜?!」

 みんなが観客席に注目してる間、ステージ上段で普通の顔して手を上げている奴が一人!自分でふっておきながら自分で手を上げている!そういう奴なのだ、小室哲哉っていう人は。(爆) ここで木根さんがロスの小室邸に行った話になる。

 小室「ロサンゼルスだからねえ〜」

 木根「(哲ちゃんの声マネをしながら)ここリンゴ畑なんだよね。見える?・・・って見えるのは闇だけ」(爆)

 このボケ話が哲ちゃんらしい。(笑)

 小室「さすが大阪、話が転がるねえ〜。あさってもやっちゃおうかな〜?」

 ウツ「誰かが取ってるんじゃない?(笑)」

 ええ、hitomiさんが取ってますが。(爆)

 小室「やるって言ったら来る人?」

 みんな手を上げている。(笑)

 ウツ「じゃあ木根が集金係で(笑)でも木根はやらせたら使っちゃいそうだよね(笑)」(爆)

 葛G「木根さん絶対使っちゃうよ!(笑)」

 こんな風にいつもオチに使われてしまう木根さんにウツがお笑い入りを勧める。(爆)

 小室「なんだったら吉本紹介しますよ」(爆)

 葛G「木根さんってそっちの人だったんだ?(笑)」(爆)

 木根「もう少しアーティストやらせて?50(歳)になったら考えるから。・・・ってことは今37だから・・・」

 ウツ「何こんなところでサバ読んでんだよ!!」(爆)

 木根「あっ、47か」(笑)

 その後例によってアルフィーが引きあいに出されて彼らを追いかけるようなことを言ってたなあ。(笑) 

 小室「今まででココが一番長いよね〜」

 嬉しいことを言ってくれるがやっぱり大阪はトークが弾むようで。(笑)

 木根「今日は大阪初日ということで元気」

 ウツ「じゃあ明日はダメなの?(笑)」

 ウツの木根さんに対するツッコミは厳しい。(爆)

 木根「明日は巻きで」

 すると会場から「え〜〜っ!」っていう不満の声が。(笑)

 木根「明日もこれぐらい」(笑)

 ってことで曲に行く。 

 ここでウツ、木根さん、葛Gの3人がはけて、哲ちゃんだけが残ってたから何かソロでもやってくれるんかなあ?って期待してたら特にそういうわけでもなく。って言うかあのツマミいじりがソロのつもりやったんやろうか???そして再びメンバーが登場すると、どうやらトランシー路線まっしぐらの予感。

 上から大きなミラーボールが下りてくると最近噂の『JUST ONE VICTORY』が始まった。面白いことにウツが正面のモニターのタッチパネルをいじって後ろのVJ映像を選択しながら遊んでいた。今回最も大胆なアレンジが施されていたこの曲はなかなかカッコ良かった。哲ちゃんは大分トリニータのオフィシャルサポーターってことで、この曲を浸透させたがってはいるようやけどね。♪たった一つ君のVictory〜歴史に刻むことができたら〜のところではヴォーカルラインまで変えちゃって今っぽいノセ方にしておったなあ。テンポも早くなって全体的に歌う難易度が上がったように思うけど、さすがウツ、バッチリ決めておったね。会場のノリとしてはどうやったんやろうか?今回は前の方にいたからいつものように客席の全体的な雰囲気っていつもより客観的に見てないからねえ。(笑) だいたいアルバムを聴いた時点で、globeのcategory tranceを経験してるFANKSならともかく、そうでない高年齢のファンがトランスに付いていけるのだろうか?っていう危惧があった。30代のオッサンやオバサンを踊らすんか?みたいな。(爆) それでもみんなそれなりにノろうとしてたんとちゃうやろうか?オレはと言うとglobeの時ほどはガンガンに踊ったりはしてなかったけどね。ちょっとゆるめのトランスやと思うし、あんまりガンガンに踊るのもちょっと違うかなって思ったから。

 続いて『TAKE IT TO THE LUCKY (金曜日のライオン)』。デビュー曲をこの20周年で新たにアップグレードさせたもの。CDで聴いた時、キーが下がってるのと哀愁が漂ってるサウンドが気になったもんやけど、この日までに何度も聴いてるうちに普通になってしまった。(笑) それにしてもやっぱりまだTMは進化し続けるんやなあって思った。とても'84年の曲とは思えなかったもんねえ。テクノロジーを使った曲は色褪せるのも早いことが多いけど、TMは常に時代に合わせて装いを変えてやることにかけても一流だ。さすがこの日本においていち早くリミックスという手法をアピールしていた先駆者だけのことはある。実にシンセの音の粒が気持ちイイ〜♪

 このサウンドの流れからすると次はこの曲だろうなと予想したらやっぱりその通りだった。『LOVE TRAIN -EXTENDED MIX-』。『LOVE TRAIN』と言えばTMで一番のヒット曲。今回のアレンジではやはり「トランシー」になっている。後ろで印象的なシンセフレーズがリフレインされてるんやけど、そのフレーズがどことなく華原朋美の『I BELIEVE』に似ている。(笑) ♪LOVE TRAIN戻れない〜のところで会場のファンの多くが曲に合わせて指さしポーズをしてくるくる回してたけど、オレって個人的にこういうみんなと迎合するようなアクションは好きじゃないんでやらない。(笑) あくまでもオレはオレのノリで楽しむ!(爆) 葛Gのコーラス部分が生歌じゃなかったのは嫌やったなあ。いくらトランスとは言え・・・。

 続いてはイントロのサウンドに新しさを感じた『BE TOGETHER』。これも若干トランシーになっておったけど、基本的にはシンプルなアレンジやったかな。ここでウツ、やはりやってくれました。得意の歌詞間違い!少しゴニョッた。(笑) そしてやっぱり木根さんの方を見て笑った。(爆) 最近は舌は出さなくなったのか。(爆爆) 今回は席がステージから近かったんでメンバーの表情がよく見えて楽しかったなあ。『BE TOGETHER』は『LIVE EPIC 25』で聴いてたから個人的には他の曲をやってほしかったかなあ。会場がノリやすい曲ではあるけども。実際この手の昔のノリのイイ曲の時は会場もテンションが高かった。

 さて、いよいよ出ました!♪ゲゲゲッ・・・『GET WILD』。モニターには『GET WILD』のミスマッチな香港PV(笑)と『GET WILD DECADE RUN』のサイバーでどことなくYMOチックなPVが二画面で同時に流されていたのがこれまたカッコイイ!!この曲を聴くと間違いなく鳥肌が立つねえ!!(笑) 哲ちゃんがサンプリングで遊んでるあの♪ゲゲゲッ・・・は性感帯を刺激されるような恍惚の一時ですな。(爆) 毎回アレンジが変わるこの曲、果たして今回はどんな風に変わるのかかなり興味があった。『MUSIC FAIR 21』では原曲とあんまり変わってなくて拍子抜けしたけど、やっぱりLIVEともなるとアグレッシヴになっておったねえ。ただ♪ゲゲゲ・・・はいつもに比べて少なすぎるように感じたけど・・・。一番変化に期待できるのは2コーラス目が終わった間奏部分。ここで哀愁たっぷりのシンセフレーズのリフレインによる味付けが施され、今までで最もアダルトな風味を醸し出した『GET WILD 2004』といった趣に。『GET WILD DECADE RUN』もけっこう哀愁漂うアレンジになってたけど、こちらの方がさらに哀愁を感じた。何でトランシーになると全部垢抜けずに陰りが出てきちゃうんやろうねえ?『TAKE IT TO THE LUCKY (金曜日のライオン)』然り『LOVE TRAIN -EXTENDED MIX-』然り。それでもなかなかカッコイイって思ったからこれもなんとかしてCD化して欲しい!

 続けておなじみのLIVEヴァージョン・フレーズで『SELF CONTROL』。これまた『LIVE EPIC 25』やtribute LIVEでも見てたけども、やっぱり20周年じゃこの曲はハズせないか。♪Self Control〜のところはオレもおもいっきり歌ってたわ。(笑) オレみたいな男の声で、しかも通る声だといつも浮いてるような気がしちゃうんやけどね。(爆) ただこの曲を聴いてて思ったのが歌詞が古くなっちゃったかなあってことかな。♪教科書は何〜も教えてはくれない〜・・・ってオレもう30越えてるんですけど・・・みたいな。(爆)

 そしてニューアルバムから『PRESENCE』。この曲は『SCREEN OF LIFE』と並んで今までのTMに見られなかったような陰がある。曲調は明るめではあるけど。大人になったTMを見せられてる気がするねんなあ。『SELF CONTROL』の次やと余計に。(笑) 歌詞の内容としては今までで一番「らしくない」TMって感じやわね。曲そのものもそんなに好きってわけでもないかな。でもこの曲で終わっちゃって、4人は挨拶をしてステージからはけて行った。

 ここで当然アンコールってことになるわけやけど、もうどうせ出てきてくれて当たり前みたいな空気が漂っててみんなあんまり力の入ったアンコールって感じじゃなかったなあ・・・。そんなに「アンコール」って叫んでる人もいなかったしねえ。とりあえず手拍子はずっとしてたけど。去年のtribute LIVEの方がよっぽど熱さを感じたわ。

 何分か手拍子しながら待たされてようやくメンバーがステージに戻ってきた。ここでやってくれたのが『Nights Of The Knife』。これは嬉しかったなあ〜。なんてったってかなり思い入れのある曲やったからねえ。TMN終了東京ドームLIVEも5.18は行ったけど、5.19は行けなかったし、この『Nights Of The Knife』を生で聴けなかったしね。まあTMN終了の感慨以外にも個人的にはいろいろな想い出がつまってるだけに感無量でしたな。アレンジも音が新しくなってるぐらいでほとんど変わってなかったしね。葛Gのギターソロのフレーズが当時とは若干違っておったけど。(笑) その時のフィーリングやったんやろうね。詞、曲共に胸にグッと来るほんまにイイ曲ですわ。 ウツが「ありがとう」を大阪弁のイントネーションで言おうとしてて変やって「(大阪は)おおきに、か」ってな感じで木根さんと笑いながら言ってたわ。(笑)

 アンコールがまさかこの1曲だけとは思わなかったのでちょっと拍子抜け・・・。木根さんはマイクスタンドにいっぱい刺してあったピックをそそくさとつまみ取っていた。その姿がやけにかわいかった。(爆) みんなピックやらタオルやら投げてたけどオレの方までは全然届いてこなかった。するとオレの前方に哲ちゃんがやって来て木根さんにピックを分けてもらっていたから、ここぞとばかりに手を振りながら「哲ちゃ〜ん!!」って叫んでやった。(笑) しかしこのオッサンほんまに変わっとるで。ピックを1枚1枚投げるかと思ったら、木根さんから分けてもらったピックを一度に撒き散らしてしまった・・・。花咲かジジイやあるまいし!!しかもあんまり飛ばずに花びらのようにヒラヒラと虚しく舞っていた。(苦笑) これでもうダメかと思ってたら、木根さんが最後にタオルを投げたんよね。そしたらなんとそのタオルがカーブしてきてオレの方まで飛んできたではないか!!周りは女性ばっかりやったし、オレが手を伸ばすと一番高いところでキャッチしていた。「あっ!取っちゃった?!」って思った瞬間前の席の女性が一気に自分の方に引き込んでしまい見事にタオルを取られてしまった・・・。この時女ってコワいなあって思ったね。(爆) オレみたいに必死こいて争奪する姿は見苦しいって思ってる人間にはありゃ取られへんわ。(爆爆) これが哲ちゃんのキーボードやったら別やけど。(爆爆爆)

 『Dawn Valley』が流れる中、TMと葛Gは手をふりながら最後まで笑顔で消えていった。家路の前に『Dawn Valley』はあまりにも寂しいんですが?(苦笑) ふり返ればなんかわりとあっさりしたLIVEのように感じたなあ。それでもいつもと違ったのはこんな間近でTMを見れたってことやね。おかげでいつもより親近感を感じたなあ。視線が合ったかなって感じたのはなぜか木根さんだけやったけど。(爆)

 思えばTM NETWORKのLIVEのMCで小室哲哉がこれだけ喋ったのも珍しい。前の『Major Turn-Round』ツアーの時ですら全然喋らなかったのに。もう昔のキャラはどうでもよくなったんやろうか?(笑) 今回は衣装も3人ともバラバラやったし。TM NETWORKの一体感と言うよりかは終了後10年の間に個々がソロとして積み上げてきた力を再結集したって感じの雰囲気はあったかな。なんかもう余裕のステージやなあっていう気がした。イイ意味でのマイペースなクールさがTMならではやなあって思った。懐かしさで言うと哲ちゃんはいなかったものの去年のtributeの方がかつてのTMらしさが味わえた気はするかな。だから今回もまた進化したTMを見たなあっていう気がしたねえ。それは小室哲哉のリアルタイム・ミックスっていうパフォーマンス・スタイルの変化とサウンドの変容がそういう印象を与えるんやろうなあ。リアルタイム・ミックスの効果の程は思ったよりかはそんなにわからなかった。ツアーの他の会場にも観に行って比べればよくわかるのかもしれない。正直言ってツマミいじりよりちゃんとキーボードを弾いて欲しかったし、恒例のブッ壊しもやって欲しかったよなあ。

 それにしてもいやはやスゴいオッサン達やでえ〜!(笑) 40代であんなサウンドでパフォーマンスできるなんて改めてカッコイイと思うなあ。ただこのLIVEでは予想以上に昔の曲をやってくれたおかげで結局ニュー・アルバムから演奏してないのも多かったね。『nuworld』『COME CLOSER』なんかどうなるんやろう?っていう興味はあったのに。結局TMのLIVEでやらなかったならほんまにただのTETSUYA KOMUROの曲やがな。(苦笑) だからあのアルバムの意味が薄っぺらく感じちゃったのが後になって残念に感じたなあ。とは言え、ツアーをする以上は20周年でもあるし昔の曲の比重も高くせざるを得ないやろうから、うまいことバランスをとってて良かったんとちゃうかな。

 今回のレポはちょっと時間が経ちすぎちゃったので、いつもより正確さと面白さに欠けてるかもしれませんがそこんところは御了承下さい。(汗)

 さて、このツアーの締めは6月24日25日日本武道館2DAYS。スペシャルゲストとしてFENCE OF DEFENSE(西村麻聡、北島健二、山田ワタル)浅倉大介の出演も決定していた。行こうか迷ってはおったんやけど、ツアーでイイ席で見れたこともあったし、平日やから仕事も休まないといかんしなあってことで断念した。しかし、それが後々大きく後悔することになるのだった・・・。

 ネット仲間のタケシさんが6月25日の日本武道館公演最終日をこのサイトのBBSでレポカキコしてくれたので、せっかくやからここで紹介して、一人でも多くの人に行かなかったことをオレと同じように後悔してもらいましょう。(爆) 運良く行けた人はまたこの時の感動を思い出して下さい!

 TM NETWORK DOUBLE-DECADE TOUR FINAL "NETWORK" in NIPPON BUDOKAN 2004 JUNE, 25th

良かったよ〜ライブ。JINはかなり後悔してるようですが・・(笑)
どうやら最終日は松本含むゲスト出演のため24日がDVD化されるみたいですね。まぁいろんなとこで感想は見れると思うけど自分なりにアレンジなどの音中心に覚えてる範囲でレポを。自分も通常公演見れなかったので違いを教えてもらいたいし・・。長くなったらごめんなさい。

まず最初のステージ構成は
    小室 ワタル
    木根
西村 ウツ 北島

 初っぱなゲゲゲイントロから印象的なタムのアレンジ、これは『Get Wild』しかもFANKS CRY-MAXの再現じゃん!3人が縦に並んだ立ち位置も当時と同じかな?2番終わっての間奏〜新アレンジ。たしかに哀愁的なフレーズでした。

 次に聴こえてきたのが『All-Right All-Night』。瞬間おー!!ってなってもう盛り上がりました>自分(笑)これはオーソドックスなアレンジでブラスフレーズもバッチリ。

 そんで次が『Be Together』だったかな?これはイントロから結構新しめのシンセ音アレンジ。ドラムはおなじみズッタ、ズッタ、ズッタズッズタンで懐かしくもあり新鮮でもあったなぁ。間奏とかは結構大胆に変えてた。

 『Come On Lets Dance』これもアレンジ自体はほぼ原曲に近かったけど、今回は全体的に懐かしい曲やアレンジでも音は新めの音に差し代わってたりで面白かったし好感が持てた。

 『Self Control』あのストリングスイントロ(画面のバイオリン弾いてる映像は少々寒かったが・・)から始まって♪SeSeSeSeSe〜Se〜Seのボイスは無し。普通にライブアレンジされてたという感じ。

 つづいての『Confession』が終わりいったん転換でFODの3人がはけてMC。

 そしてここからはTMN時代とのことで次の基本位置は
阿部 小室
        浅倉
葛城 ウツ 木根

 まずは『We Love The Earth』!いいねー!自分はなんだかんだいってもTMNの時代に思い入れがあるんだなと実感。イントロから元気なシンセフレーズと♪Woo〜〜〜WowWowWowWowWo〜〜〜のコーラスで結構ジーンときたな。最後に例のピアノフレーズ(当時のMステ出演時とかラジオでも使われてたアレ)を浅倉が弾いてのエンディング。

 そっから唐突に始まった『69/99』。オイオイ展開急だろと突っ込みつつもすぐに曲に夢中に。この曲のドラムとベースのフレーズが特に好きなんだよね。葛Gギターうなってました!

 次は『The Point Of Lovers' Night』!浅倉が良く動いてたのを覚えてるなぁ。ド派手な髪型と衣装はどうかと思ったけど(笑)演奏は良かった。

 その後いったん他のメンバーが消え小室ソロコーナー的な『Time To Count Down』(これが新アルバムMixなのね)あいかわらずおかしなライブPA操作・・・もったいない・・。照明は派手でさすがコンサート会場という感じ。

 そのまま再びメンバーが入ってオリジナルバージョンに。リズレツアーと同じ煙が立ち上がる演出と共に大盛り上がり。小室もギターで前に出てきてた。熱い。

 それからMCに入って新曲の話をして曲に。『Green Days』というらしい。ミディアムバラードで10 Years Afterあたりに通じる今のTMソングという感じでした。木根が終始ハモってたのと今回のライブのバラード曲では小室にはめずらしくエレピの音を弾いてたのも印象的。MCからはまだ発売するかも決まってないとの事でした。むむむ。

そして3たび転換で
    小室
    木根
葛城 ウツ

 ここから現在のトランスっぽい曲連発で『Screen Of Life』はアルバムバージョンなんだろうか。シングルで聴いたのとは少し違ってた(勉強不足スミマセン)。曲は良いけどリズム小さいだろ・・。

 つづいてこのピアノ音のフレーズは、、『Just One Victory』か!なるほどこれが評判だった新アレンジなのか。なかなか良かったけど唯一、歌が始まると少しテンポに違和感を感じた。もう少し遅くても充分カッコイイと思うんだけどな。そうそうこの曲のイントロで小室ブースの前のモニターにVJソフトのようなインターフェースが表示されて、これがタッチパネルになっててウツが映像を切り替えるとそれがバックのスクリーンに反映される仕組みになってました。これは面白い試みだなぁ。

 そして『Take It To The Lucky』ニューバージョン。この曲はもうほとんどドラムが聴こえなかったくらい小さくて、オリジナルシンセミュージックって感じで逆にこれは面白かったし良かった。もうどうせならドラムをまったく入れなくても良いのでは。しかしイイ曲ですね。

 『Love Train』もおそらくアルバムアレンジでしょう。これはかなりカッコイイ!シンセ中心のなか葛城のギターも違和感無くなおかつテンポ感やリズム音もハマってて良かった!

 本編ラストは恥ずかしながら未聴だった『Presence』(と他のサイトで書いてありました)これもイイ曲だった!アルバム買わなきゃな。たしかめずらしい木根ギターソロ→葛Gソロって場面があった。マイルドな木根の音とワウの効いた葛城の音との対比がとても印象に残ってる。曲が終わりメンバー全員はけて、アンコールと共にラストライブを思い出す観客ウェーブが起こる。

 しばらくして再びTMの3人とドラムの阿部が登場。ウツのスペシャルゲスト松本孝弘!の声でまさかのB'z松本が登場。凄い声援!
阿部 小室
    木根
    ウツ 松本

 そしてこのイントロは懐かしの『Human System』だ!これで泣いてる人いましたね。松本のギター音でかっ!スポットライト終始あたってるし誰よりも明るい!(笑)

 続いて『Beyond The Time』!?うわー!この2曲はもう完全にいちファンとしてまじで感動だった。

 そしてサポートメンバー全員出てきて
   阿部 小室 ワタル
       木根 浅倉
西村葛城 ウツ 松本北島

 ラストは『7 Days War』で締め。人多いよ(笑)ギター4人って絶対ちゃんと弾いてない奴いるだろ(笑)みんなで♪ラ〜ラ〜ラ〜ラ〜と歌ったときは客席全体に照明が灯って壮観でした。

 最後は『Nights Of The Knife』のインストをバックにタオルやピック投げて(小室はヘッドホン投げてた)終わり。終了アナウンスが流れてそのあと『Dawn Valley』がかかってました。

 てな感じで少しでも雰囲気が伝わればと思ってバーっと書いてみましたが長いねやっぱり・・・スペースとってごめんなさい。(そんなことないです・笑 by JIN)

 24日も松本の時の2曲以外はまったく同じ曲目だったらしいのでDVDが楽しみです。

by タケシ   


 いやもういろんな所でこの日本武道館最終日のレポや感想を目にしたけども、ほんまに誰もが大絶賛!!TM史上でも屈指の盛り上がりだったようで、ほんまに行かなかったことをつくづく後悔したねえ。曲目もオレの好きな『69/99』『We Love The Earth』『Beyond The Time』『Come On Let's Dance』『Human System』といった曲に加えて、新曲の『Green Days』なんてやっちゃってるし・・・。新旧メンバーが同じステージにいるってメチャクチャ豪華やがな!!こんなメンバーはもう見れないかもしれない。30周年なんちゅうたらもうTMのメンバーももう50代半ばやし、ファンも40代以上がメインとなってくると・・・。(苦笑) 今この時に無理してでも見ておくんやったなあ。これはもうここ近年における最大の後悔ですわ。(笑) オレもみんなと一緒に『Seven Days War』で♪ラ〜ラ〜ラ〜ラ〜って歌いたかったわあああああ!!ちょうど10年前の東京ドームの時のようにね。なおDVDにはこの『Seven Days War』の6/25のファイナルが収録されるらしく、どうやらそこで松本孝弘も拝めることになりそうだ。これは発売が楽しみだ!!

TM NETWORKの『NETWORK Easy Listening』を聴きながら・・・   

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