『Get Wild』/ TM NETWORK

 

 おそらく、自分が生まれてから一番何回も聴いたのが、このTM NETWORKの『Get Wild』。1万回以上は聴いているんじゃないかな。

 TM NETWORKが大ブレイクした曲やけど、それ以前からTMは聴いていたわけで。曲も発売前にFMでエアチェックしたのだった。

「うわっ、カッコええやんけ」と思ったよ。エアチェックしたテープからすぐさま歌詞を全て書き写し、あっと言う間に覚えてしまった。そして、部屋で、風呂で歌いまくったね。

 何度聴いても、何度歌っても飽きなかった。曲調がモロに好みでハマッたってのもある。歌詞が自分の感性にピッタリハマッたってのもある。そして何よりも曲のサイズがちょうどいいのだ。まだ聴きたい、歌いたいと思う余韻を引きずりつつフェイドアウト。そもそも小室の哲ちゃんの曲はサビをしつこいぐらい繰り返すことが多い(だから飽きられやすいかもしれないな)。しかしこの『Get Wild』は本当にちょうど良いのだ。バランスが絶妙ですな。松本孝弘のギターもカッコイイし。

 ただ、惜しむらくは、ウツの歌がまだ当時薄っぺらかったことかな。声が細いねんなあ。もうちょっと歌で魅了してほしかったというのが本音。

 この『Get Wild』がヒットしたのには、当時のアニメ『シティー・ハンター』のエンディング・テーマとして起用されたことも大きいだろう。そのエンディングの映像がまた曲のイメージとバッチリ合っていてカッコ良かったね。TMの『Get Wild』のPVより良かったよ。

 ちなみにPVは香港でロケをしたもので、TMの三人が市場の中をスーツ姿にグラサンかけて、なんだかカッコつけちゃったりしてるんやけど、明らかにミスマッチ。ラストの屋形船に立ってカッコつけてる様はなんともおマヌケとしか言いようがない。誰があんなん考えてん!

 おマヌケと言えば、TM NETWORKがこの曲で『ザ・ベストテン』に初出演した時、ウツが歌詞がとんでしまってゴニョゴニョとごまかしてたのを思い出したりなんかして。あの時のキーボードのやぐら状態が懐かしい。アレは今ビデオで見ても新鮮やわ。あそこまでスタジオに機材を持ち込んでやってたらね。今こそあんな風にやってほしいな(必要性は無いけど)。

 後、この曲で『夜のヒットスタジオDX』に出演した時は、哲ちゃんが当日共に出演していた村田英雄の『皆の衆』をTM風にアレンジしてきて披露していた。司会の古舘伊知郎に「いわば、さんまの塩焼きにブルーベリーソースをあえるような・・・」なんて言われていたが。(笑)

 ところで『Get Wild』にはかなりいろいろなヴァージョンが存在する。ユーロ・ビートのプロデューサーの雄、PWLのピート・ハモンドがリプロダクトした『GET WILD '89』や、それをさらにTKが後にリミックスした『GET WILD (TECHNO OVER DUB MIX)』。そして再結成した時の『GET WILD DECADE RUN』がある。

 ライブでは毎回装いをかえているし、特に『RHYTHM RED』のツアーの時は完全にハードロック・アレンジだった。この直前にはそれを予期させるYAMAHA『EOS B500』のみの演奏による『GET WILD・Renwal』が、『K's MAGAZINE』のCD内で発表されている。そして何よりも、今ではプレミアもついてお宝になってしまっている完全限定生産BOX『GROOVE GEAR』のCDには『GET WILD(VER.0)』という哲ちゃんの鼻歌入りデモが1コーラスだけだが聴くことができるのだ。

 余談だが、一度別にTMファンじゃない友達に『Get Wild』ばっかり入れたテープを作ってほしいと言われて作ったことがあるんやけど、この哲ちゃんの声が少年のようでとても新鮮に聞こえたと。これだけのためにこのCDを買ってもいいかななんて言ってたことがあった。オレはそうかあ〜?と思ってんけど。(笑)

 自分にとってライブで忘れられない『Get Wild』は何と言ってもTMN終了時の東京ドームライブやね。5.18の方に行ったんやけど、いつも以上にサンプリングで♪ゲゲゲッゲッゲッゲッ・・・をやってくれて出血大サービスっちゅう感じやった。盛り上がったねえ。でもほんまは5.19の方が見たかった。なんとゲストでB'zの松本孝弘が久しぶりにやってくれたっちゅう話やから。当然ビデオでもカットされとったし。なんとかして見せてくれんかねえ。

 この曲はいつもTKの節目節目に変貌を遂げてきた。だからglobeのライブの時、キーボード・ソロのコーナーで『Get Wild』のフレーズを弾くようになってピンと来たね。TMは復活する。オレには明らかにTKがそのリアクションを肌で感じようとしている風に見えたから。

 そしたらやっぱり復活した。そう言えばそれぐらいの時にテレビ番組の企画でTKがSMAPのメンバーそれぞれをプロデュースということで、草なぎ君とウツとでHIP HOP調にアレンジした『Get Wild』を歌ってたっけ。

 去年のTM NETWORKのプログレ・ライブではわりとトランスを意識したアレンジになっていた。今なら是非とも『Get Wild』のトランス・ヴァージョンが聴いてみたい。

 でもね、やっぱりオリジナルがベストでしょ。

収録アルバム

・『Gift for Fanks』

・『TETSUYA KOMURO PRRESENTS TMN BLACK』

・『TMN GROOVE GEAR 1』

・『TIME CAPSULE』

etc.

 

広告 [PR]  再就職支援 冷え対策 わけあり商品 無料レンタルサーバー