おしゃれんぼシリーズ 001
『おしゃれんぼ』総集編
思えば、今までにファッション雑誌なんて買ったことがない。オシャレに興味を持とうとしなかったから。
金かかるし、面倒くさいっていうのが大きな理由。
でも、自己表現でもあるわけやし、あんまりおざなりにしてもなあってんで、今さらながら少しずつ勉強していこうと思って作ったコーナー。
実践するかどうかは別として、先ずいろんな知識が欲しいなあ、と。おそらく、その無知ぶりをおもいっきり露呈することになるでしょう。
2002.02.24 むさ苦しいねん!!
現在、自分のルックスに関して一番考えないといけないことが一つある。ヘアースタイルだ。
オレは一年に二回しか髪の毛を切らない。だからけっこう長髪の時期があるんやけども、それだけに切る時はおもいっきり切る。このギャップが自分でも好きなのだ。別に長髪が好きなわけじゃない。ただ単に切りに行くのが面倒くさいねんな。金もバカにならんし。何よりも自分がどういう髪型にしたいっていうビジョンがいつもないんで、「とりあえず、これぐらいの長さまで切ってもらって、それに合わせてバランスを整えてもらえます? なんせヘルメットみたいになるんだけはイヤなんですよ」ってなことを毎回言っている。
一応切る前に、散髪屋(or 美容室)で髪型のカタログを見たりはするんやけど、どうもあんまりピンとこうへんねんな。普段テレビとか映画とか見ててもこんな髪型にしてみたいなとかほとんど思わへんし。したくないと思うことは多いんやけど。(笑)
なんせナチュラル派なんやな。あんまりゴチャゴチャいじりたくないっていう。髪の毛を傷めるようなこともしたくないし。パーマは一度もやったことがない。カラーリングは4年ぐらい前に初めてやった。脱色してから染めたんやけど、最初ブリーチした時なんか全然色が落ちへんかって1時間ぐらい放置してやっとこさ少し変わった。それぐらい健康な髪の毛やっちゅうことなんやけどね。美容室行ったら言われたもんなあ。「うわあ〜、お客さんこんな健康な髪の人は最近滅多にいませんよ〜」って。
やっぱりハゲたくないからねえ。ジェルとかムースとかも極力つけずにすませられる髪型にしてる。今はヘタしたら小学生でも脱色させたりしてる親がいてるけど、知らんで後悔しても。若くしてハゲる方がはるかにマズいんちゃうん?
こうやって考えたら、髪に関するおしゃれって特に男の場合リスキーやなあ。最近思うようになったんが、髪の毛あるうちしかいろんな髪型を試せへんなあってこと。だからハゲる前にいろいろな自分の姿を見ておくってのも悪くないかもとは思えるようになった。髪型に限らず、服も若いうちでないと着れないものもあるし・・・ま、男はそれほど関係ないか。
そう考えたら男より女の方がかなりおしゃれってやり甲斐があるってことやなあ。デートで服屋やらアクセサリー店やら靴屋やら引きずり回されるのって苦でしゃーないねんけど。(笑) 似合う似合わんを聞かれるのはかまへんけど、「コレ、かわいい?」とか聞かれるんがけっこう困ってしまう。子犬や小猫、あるいはマスコットやぬいぐるみならともかく、無機的な物を見てかわいいなんて風にあんまり思わへんからねえ。聞かれる度に顔ひきつらせながら「ああ、かわいいねえ」なんて言うてる自分が嫌になってくる。うまい奴ってのは女の子が「かわいい?」って聞いてくる前に「これかわいいなあ。そう思わへん?」なんてことを平気で言えるのだ。キィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
なんかえらい話が横にそれてしもた。今回はそろそろ髪の毛を切らんといかんねんけど、どないしよう?ってのがテーマやったのに。
現在オレの髪の毛は昔の江口洋介状態。めっちゃむさ苦しい。普段はハチマキ、仕事中は眼鏡で髪の毛を上げて止めてる状態。以前のハマダーみたいやな。(笑) うっとうしいから切りたいねんけど、今切ると頭部がめっちゃ寒くなる。なんせ仕事は夜にチャリで30分かけて出勤、帰宅は早朝というわけで、あまりにもつらい。だから春先まで待ってるって寸法だ。
面倒くさいなあ。髪の毛を切りにいくのってほんまに好きちゃうねんなあ。会話する時も気を使うし。って言うか、オレがあんまりしゃべりそうなイメージせえへんからかもしれへんけど、気使ってるのがわかるのがどうも・・・。しゃべってくれりゃ、こっちもしゃべったげるよとか思うことが多かったりする。
後、いっつもあまりにもバッサリと切ることになるから、「本当にいいんですね?」と念を押されたりする。(笑) ええねん、ええねん、全然ええねん。マルコメとかヘルメットやなかったら。
なんて言うてたら結局今までと一緒やね。一応いろいろヘアーカタログ立ち読みしてるんやけど、今のところコレっていうのは見つかっていない。もうちょっといろいろイメージして考えたいと思う。
2002.04.04 ウルフ? レイヤー? アッシュ?
生まれて初めて買ったわ。何を?ヘアースタイルの本。『GET ON! ヘアースタイル 2002 春号』というムック。特集は『似合うヘアーが必ず見つかる! 春イメチェン・タイプ別サンプル200』。
なんで、こんなのを買ったのかというと、なかなか見やすかったんよね。一応最近、このコーナーを意識していろいろと立ち読みはしとったんやけど、これがお手ごろで良かった。
パラパラ見ていて気がついたのが、タイトルにある謎の単語。耳にしたことのある言葉ばかりなのだが、正直言ってどういうものなのかはハッキリとわからない。そういう専門用語の説明も載っているものはいいのだが・・・無いものが多い。ここは、写真を見てどういうものなのか、自分で探らねば・・・。
「ウルフ」か。流行ってるみたいやな。そう言えば、ずっと前に『めざましテレビ』の中で巷で流行してるようなことを言っとったな。狼みたいな髪型ってこと? う〜ん、写真を見たかぎりではバサバサッというか、カクカクっというかそんな感じがするねえ。ややえり足が長めなのが特徴でしょうか?
そんな「ウルフ」をベースにしたり、ミックスしたりしていろいろなバリエーションがあるみたい。ソフトウルフだとかスパイシーウルフなんて言葉があったり、モヒカン、マッシュルームなどとミックスしたものなんかが載っていた。
この「ウルフ」の次ぐらいよく目立っているなと感じたのが、「モヒカン」だ。いわゆるモヒカンじゃなくて、「ソフトモヒカン」ってやつやね。なんかキューピーチックなヘアースタイル。ガレッジセールのゴリとか、TIMの目立ってる方(ゴメン、名前忘れた)とか、あんなの。確かに若い奴でやってるのをよく見かけたりするようになったわ。でも、個人的には全くやりたくないスタイルやな。
さて、この一冊全体を通してよく目にした単語が「レイヤー」。訳したら「層」やからなんとなくイメージはできるんやけどね。これは、『ヘアー&美容用語事典』っていうページに載っていて助かった。「髪全体に段をつけてカットするスタイル」だそうだ。特に「ショートレイヤー」と「セイムレイヤー」っていう言葉が目についたけど、どうゆうこと? 読んで字の如しってことなんかな? このレイヤーを使ってるヘアースタイルには、興味が出た。やってみたいかな。自分に合いそうな気がするんやが。
まあ、カットに関して気になったのはそんな辺り。
次に、カラーリングでメッチャ目についたのが、「アッシュ」。訳すと「灰」ってことやから、あんまり明るくないのは察しがつく。なんでも「今年は落ち着きのあるダークカラーが主流に」ってことなんだそうな。なんか不景気なときにそれはいかがなものかと思ってしまったが、でも確かに今の世相に馴染むような気はするね。「アッシュ」でも、「ブルーアッシュ」とか「ピンクアッシュ」とか「イエローアッシュ」とかいろいろあるんやなあ。「アッシュ」なんてこの本見るまで知らんかったわ。
『ヘアー&美容用語辞典』のページで気になったものをいくつか挙げてみると・・・。
「エクステンション」・・・前からエクステってなんのことやろうって思ってたんよね。何のことはない、つけ毛やないか。ただ、最近のカラーのつけ毛でヘアースタイルのポイントとして使っているものを、特に「エクステンション」って言ってるみたいに感じるけど。この本のモデルの中には男やのにエクステンションやってるのとかも載ってたな。アーティスティックな感じを出すのには良さげやけど、いかがなもんかなあ。
「キャップスタイル」・・・「帽子をかぶったようなヘアスタイルのこと」ってなってるんやけど、コレってオレの嫌いなマッシュルームとはどう違うんやろうか。「つむじの流れにそわせるので、頭の丸みが強調されるような流れのあるスタイルになる」らしい。いずれにせよ、全く興味がない。
「スプリングコーム」・・・こんなヘアアクセサリー知らないなあ。スプリングって言うだけに伸び縮みするらしいんやけど。コームってことは「くし」か。なんせロングヘアーの人に人気らしいですわ。ひょっとすると見たらコレのことかって思うかもしれない。
「ディップ」・・・スタイリング剤の一種らしいが、よくわからん。ムース、ミスト、ジェル、ワックスは使ったことあるからわかるけど、ディップってピンとこうへんなあ。ところでポマードってまだ使ってる人いるのかな?
「バージンヘア」・・・髪にもバージンってあったんや。(爆) 男でもバージンヘアっすか? 「ヘアマニキュアなどを、一度もしたことがない髪」やって。残念、数年前に喪失しちゃった!けっこう守ってたのになあ。(笑)
「フォワード」・・・サッカーじゃなくて。「毛先の流れを、前に向かって作るスタイル」のことだそうだ。誰がこういうネーミングを決定するんやろうねえ。それがいつの間にか世間に浸透して当たり前のように使われるようになったりするんやから不思議やなあ。
「ワッフル」・・・「ワッフルアイロンで髪にウェーブをつけたヘアスタイル」らしい。ワッフルアイロンって何? あのスティック状のやつかな? あっ、「ヘアアイロン」って載ってるがな。「ストレートアイロン」はわかるけど、「カーリングアイロン」って何? カールさせるんやろうなあ、たぶん。そんなん使ったことないわ。ワッフルねえ。洋菓子のワッフルは好きなんやけどねえ。
などなど、けっこう勉強させてもらいましたわ。
以上をふまえて、今日はバッサリと散髪しに行ってこようかなと思ってます。
2002.04.07 イメチェンは成功したのか?
前回、言ってた通り、髪をカットしに行って来た。
近所のヘアー・サロンなんやけど、外装がなかなかイカすなあと思ってて、ちょっと気になってたんやね。初めて飛び込んでみた。
なんか緊張するわ、初めての店って。ほんでどうしても先ず、店員さんの頭に目がいってしまうよねえ。切ってくれたのは、たぶん店長さんやろうなあ。あんまり若い人でもなかったが、まあ別に悪い感じはしなかった。
「だいたいまゆ毛の上ぐらいで全体のバランスを見てレイヤーを入れてもらえれば」なんてことを言ったと思う。(≧m≦)ぷっ!レイヤー、早速言っちゃってみたりして。
「サイドとかはどれぐらいにしましょう?」って聞かれて、ちょっと困ってしまった。どれぐらいが良いバランスなのか、自分で把握してないからねえ。「まあ、適当に」なんて言うたら、困ったように笑ってたんで、「耳が出るくらい」ってことで。
「それじゃあ、かなり短くなりますけども・・・」出た出た。やっぱりロン毛を切る時って、慎重になるんやね。
「ええ、もうバッサリと切って下さい。暑いんで。」
こうして、みるみるうちに頭が軽くなった。
「全体にかなりシャギーは入れておいたんで」ってことなんやけど・・・シャギー・・・カットしたところを揃えないですきを入れていくカット法。髪全体を軽く見せる効果があるという。うん、オレみたいに髪の毛の量が多くて重く見えてしまう奴にはうってつけかも。
ただ、最初に思ってた感じよりか、なんか随分男っぽくなってしまった。全体的に髪がツンツンと立って、なんだか極楽とんぼの加藤みたいやなと思った。あるいは『あいのり』に出てたダイスケみたい。
コレってオレのキャラ的にどうかなあと思いつつも、まっいいかってことで。とりあえず、全体にシャギーを入れてもらったって言うだけで嬉しくなってしまった♪
さて、このままだと髪の毛は黒いままなので、家でブリーチだ。面倒くさいけど、貧乏人は自分でやるしかない。
「ナチュラルブリーチ」でいいかと思ったのだが、これがまた、1時間くらい放置してもたいして色が変わらない。よっぽどオレの髪の毛って健康的なんやなあと思いながら、「ハイブリーチ」にすれば良かったと後悔した。もっと明るくしたかったのに。それでも茶髪にはなったんで、それで良しとした。これで、周囲のリアクションがあんまり良くないようだったら、ヘアマニキュアでも使うかって考えてた。
さあて、そのリアクションだが・・・。最初に会うのは店の女性スタッフ。その彼女の第一声。
「わあ〜! JINさんメッチャカッコよくなったやん!!」・・・よしよし。
「なんで、もっと早く切らへんかったん?」・・・だって寒かったんやもん。
「最初、一瞬誰かわからんかった。」・・・イメチェン成功〜!
んなわけで、その他スタッフやお客さんからも評判の程は上々。
やっぱり、ショートの方が評判はいいんよねえ。いつものことながら。
ただ、こんな男っぽいショートにしたのは、久々かな。
いっつももうちょっとカワイイめのショートやったから・・・って、オイオイ。
次、切るのはまた半年後か? いやいや、今回けっこう粘っちゃったから、1クールぐらいかな。たぶん夏前に切ることになるんやろうね。
その時にはどうするんやろうなあ。まだ皆目見当がつかない。切ったばっかりやねんから、当たり前か。
2002.05.04 イイ物は高い
オレはファッションに関して疎いということで、このコーナーを起ち上げたわけやけど、あることに気がついた。
ほとんど興味の無かったファッション雑誌を手に取って見るようになって感じたことは、「コレいいなあ」って思った服や靴やサングラス、アクセサリーって、やっぱり高いっていうこと。
「へえ〜、やっぱりみんながいいと感じるから高いんだろうなあ」って思うと、オレもまんざらセンスが無いわけではなさそうだ。(笑)
それだけ、デザインが洗練されてるってことなんだろうな。色・形・柄・質感・時代性などの要素が考えられるのではないだろうか?たぶん。
なんせこっちの世界には浅いもんやから、まだまだ自信を持って言い切ることができませんわ。
ただ、そのイイと思った物が、自分にフィットするかどうかというのはまた別問題で、ヘタすりゃブタに真珠ってことになりかねない。
それにその単体でどれだけ良くても、結局は全体のコーディネートが肝心なわけで、ここでその人の本当のセンスというものが問われるんやろうなあ。
オレはどうもまだ自分を頭の中で着せ替えイメージすることが、ままならない。だから似合う似合わないが、よくわかっていなかったりする。本当はもっと冒険してみたいけど、無難なところで終わっちゃってるかな。個性を求めるオレらしくないところやけどね。
ただ、雑誌見てたら「あんたよくそんな格好で町を歩けるなあ」なんて人もいるわねえ。しゃべってみたらそんなに気にはならなくなるけど、見ず知らずのうちはちょっと警戒してしまうわ。(笑)
後、個性的というよりかは、「奇をてらってる」とか「変」っていう場合もあるし。オレはコレがこわいねんなあ。ただでさえ「変」やのに、見るからに「変」になってしまったら、ほんまにヤバイ人やがな。(爆)
とにかく、自分を知るってことが大事やろうねえ。服に着られてるっていう人は、自分のことをわかっていないんでしょう。それって、自分の顔や体の色・形・姿勢、そして自分の放つ雰囲気が関係していると思われる。雰囲気っていうのは、その人の内面から放ってるもんやから、バックボーンが重要な要素。その人の生活習慣、生活環境、性格など。それをふまえた上で、どんな自分になりたいか、どんな自分を見てみたいか、どう自分を見せたいか、っていう表現作業に入るべきなんだろうなあって思う。
今のところ、そのような考えに達しましたが、いかがなもんでしょうか?(笑)
実践に入るには、もっと物を見る目を養わないとダメやろうなあ。だって、物そのものにもバックボーンってもんがあるからねえ。今後はその辺りを探って行くような展開にしないといかんかな?
この『おしゃれんぼ』のコーナーはほんまはもっとちゃんと続けたかったんやけどねえ。どうも手が回る余裕が無くて(あるいは経済的余裕と言った方が良いか・・・・笑)結局撤去しちゃった。まあせっかくやからってことで総集編として残すことにしました。「2003.02.07 『model;shiho』に学ぶ」はまた近いうちに改訂版としてアップしようかなと思っております。
オシャレに関しては興味が無くなったってわけではないので、何かイイ題材が見つかり次第また何か書いてやろうとは思ってるんやけどね。
そう言えば先日うちの女性スタッフが「M」が崩れたみたいな変なマークをした帽子をかぶってたんで、「何でそんなバランスの悪い変なマークなん?」って聞いたら、「えっ!?JIN君"エビス"知らんの?!」って驚かれた。「"エビス"なんてビールしか知らんっちゅうねん」って言ったら「え〜〜〜!!JIN君それヤバいってえ〜!!」って言われたんやけど、"エビス"っていうジーンズってそんなに有名なんや?(汗) 何でもベッカムのおかげで世界的に有名になったとか?
こんな風にファッション関係をネタにすると、かなり恥ずかしいことをたくさん口にすることになると思うから、面白いやろうとは思うけどね。(爆)
V.A.の『THE SOUND OF MILANO FASHION』を聴きながら・・・
2004.07.20
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