何故、歌うのか?

 どうしても技術論に踏み切れないでいる。なんだか落とし穴にハマッてしまうような気がしてねえ。

 もう一度、ここで一番大事なものを確認しておくべきだと思った。

 何故、歌うのか?

 自分自身に問うてみる。

 うまいなあって誉めてもらいたいから? 否! とにかく、自分の中の純粋な想いってのを誰かにぶつけてみたいってのが本音。

 そして、何か感じてもらえたなら、さらに共感を得られたなら、こんなに嬉しいことはない。

 そう、誰かに何かを感じてほしい、伝えたい、届けたいって想いがないと、歌ってもあまり意味がないのだ。自分にとっては。

 確かにカラオケのような、その場を適当に楽しんだり、ストレス発散させる分には、オナニーソングでもかまわないだろうけども、真剣にステージに立って歌うならば、「何故、歌うのか?」もう一度肝に銘じておきたい。

 歌から自然と感情が溢れ出すようになるには、普段から自分の感性を刺激しておかないといけないと思う。

 歌でも演奏でも、その人の人間性って出てくるもんだ。日頃から心の豊かな人間を志すべきだろう。

 いろんなことに対してどれだけ深く感じることができるのか? そういったことが、歌にもにじみ出てくるハズなのだ。

 普段の生活において、恋愛や仕事、交友、学校、社会といった中での経験を通して、できるだけ自分や他人の心の機微に触れるようにしたい。

 映画や演劇、音楽、美術、文学などは、実生活の経験だけでは得られない自分の中の様々な感情を引き出してくれる。それだけ自分の中の引き出しも増えていくことだろう。

 歌はうまくなくたって、要は伝わればいいのだ。ハートが大事なんだ!(うまくて、伝わるのがベストだが)

 例えば、THE BLUE HEARTSなんか全然うまくはない。それでも目一杯人に感動を与えてきた、伝説のグループだ。

 尾崎豊にしても、技術的にうまいとは思わない。でも、彼の歌からはそれを超越したハートの強さをひしひしと感じられる。そして、伝説のカリスマとなった。

 この一番大事な「想い」をなくして、技術に固執しても、つまらないものにしかならない。

 技術が自然と生きてくる心と体を作ること。感情の赴くままに体が反応してくれるようになること。そういったことが大事なわけで、あまり変に意識してこういう風に歌ってみようとか考えない方がいいかもしれない。って言うか、そう考えないでもすむようになるのが望ましい姿だと思うのだ。

 難しいことだけども。

 そして、自分にしかできない表現っていうのを、自負できるようになれるかどうかっていうのも、重要な点だと思う。

 難しいことだけども。

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