日記より感想総集編05

『ジョンQ −最後の決断−』

出演はデンゼル・ワシントン、キンバリー・エリス、ロバート・デュヴァル、ジェームズ・ウッズ。社会派サスペンス映画ってことやけど、あんまりどうこう説明したくないなあ。
とにかく何の予備知識も無しに見てみるのが一番イイ!!
この映画は絶対に見るべきだ。
このオレが涙出そうになったんやから、涙腺の弱い人は間違いなく泣くね。
ストーリーはシリアスでありスリリングであり感動的でもあり考えさせられる映画的な映画。
デンゼル・ワシントンの演技が素晴らしいんだわ。
我が子の命を救うためなら、自分は何だってやってやるっていうこの強い愛情が胸を打つ。
保険と医療ってものについてちょっと考えてしまったね。
とにかく必見!
そしてオススメ!
★8つ。

『ゴーストワールド』

ミニシアター系の映画でちょっぴり話題になってたみたいやから借りてみた。
一応青春映画かな。
主演のイーニド役は『穴』『アメリカン・ビューティー』のソーラ・バーチ。
この子がふてぶてしい役をやるとほんまに小憎たらしい。(笑) 
どうもようわからんキャラクターやったな。
かなり個性的なのは確か。
思春期っていくら情緒不安定気味やって言っても、こんな性格だとやっぱりカワイクない。
それに引き替えこの子の親友レベッカ役のスカーレット・ヨハンソンは、なかなかかわいい。
性格はともかく顔が。
もっとこの子の方を見ていたいのに。(笑) 
で、スティーヴ・ブシェミが出てるんやけど、冴えないレコード・コレクター役で、この彼とソーラ・バーチの距離がだんだん縮まっていく過程を楽しむのが一番わかりやすい見方かなあとも思ったな。
そうでないとなんか見てる方も振り回されるような感じになっちゃってねえ。(笑) 
どこへ向かったらいいのかわからないティーンエイジャーの気持ちを表現したかったんかもしれんけど…結局ラストもなんだかなあで、オレ的には納得いかず消化不良の映画やった。
★6つ。 

『チョコレート』

ハル・ベリーがアカデミー最優秀主演女優賞を獲得した作品。
のっけから静かにシリアスにそして衝撃的な事件を淡々と描いているので、気分は自然と重いものになる。(笑)
痛みで言うと鈍痛。
エピソードの中には根深い人種差別の問題と親子の愛の問題を含んでいる。
そのことがところどころでチクチクチクチク刺されたような感じに襲われるねんなあ。
それが言葉にしにくくて、もっと感覚的に感じる部分があると言うか…(オレ、表現するのを逃げたな。(笑))。
この感情を言葉にしちゃうとなんか陳腐なものになっちゃいそうでねえ。
見終わった後、不思議な感覚があるんよね。
妙に残る映画ですわ。
これはみなさん観た方がいいでしょう!
それに何と言ってもハル・ベリーの濡れ場に最高に興奮してしまいました。(爆) 
シリアスな映画やから、そういう濃厚なシーンは無いと思ってたら嬉しい誤算。(爆)(爆) 
あんな綺麗で色っぽくてスタイルのイイハル・ベリーが、ワイルドなHをしてはるんよね。
それが普通の映画にありがちな綺麗なベッドシーンなんかじゃなくて、やけにリアルで目が釘付け!
あのアングルといい腰使いといい、ビリー・ボブ・ソーントンのオッチャンが羨ましかったわ。(笑) 
何はともあれちょっと苦めのラブストーリーやけど必見です。
★7つ。 

『火山高』

韓国の学園アクション映画。
何でも『ドラゴンボール』や『AKIRA』を研究して作ったとか。
極めて日本のマンガチックな絵を見せてくれる映画やね。
SFXやワイヤーアクションもふんだんに使われていてけっこう時間と金もかかっていると思う。
設定とかキャラクターはけっこうみなさん個性的で面白いんやけど、いかんせんストーリーがなあ…。
途中でダレる。
独特の絵を見せてくれるからアクションシーンはけっこう楽しめた。
韓国にもこういう映画があるんやねえ。
新鮮でした。
★6つ。 

『スクービー・ドゥー』

これって元はアメリカのアニメなんやね。
1969年から21年間放映され続けたんだそうな。
それの実写版。
ただしグレートデンのスクービーはCGアニメ。
ということで生身の人間とアニメキャラの共演ということで、ウルトラマンで見えない怪獣相手に演技をするようなもんやから大変やったらしい。
出演はマシュー・リラード、フレディ・プリンズJr.、サラ・ミシェル・ゲラー、リンダ・カーデリーニ、ローワン・アトキンソン。
サラ・ミシェルゲラーがこういう映画に出るのって意外やなあ。
ローワン・アトキンソンは御存じMr.ビーンってことで、なんかそのまんまマンガチックな顔をしてるよねえ。(爆) 
やっぱり元がアニメってことでお子ちゃま向きの映画ではあるけども、大人も一緒に十分楽しめる映画。
オレ的なツボはと言うとロックバンドのSUGAR RAY(シュガー・レイ)がバンド演奏で出演してるところかな。
青い目で誘惑しようとしてるシーンが印象的。
ノリとしては『スパイ・キッズ』とか『エヴォリューション』に近い感じの気もしたなあ。
★7つ。

『マトリックス リローデッド』

『マトリックス』はオレの中でもマイ・ベストなわけで、本来なら大きな期待を抱いているところ。
けどねえ、今回はそんなには期待してなかった。
なぜなら前のように「メチャクチャ面白かった」っていうクチコミ情報が全く耳に入ってこなかったから。
それに三部作の二作目ってけっこう中途半端になりそうな感じもしてたからねえ。
特に『マトリックス レボリューションズ』が11月に公開ということやし、それだけ間を詰めてるってことは余計に「つなぎ」の要素の高い作品やろうってのも匂っていた。
で、まだ観てない人もたくさんいるやろうし、詳しいことはあまり書けないので書ける範囲の感想を書こう。
オレら普通の人間からすると『マトリックス』の世界っていうのが、現実的世界なわけで。
そういう意味では『マトリックス』に入ってる時の画面が馴染みあるわけやね。
だから1作目は現実世界と非現実世界のバランスもけっこう取れてて入り込みやすかったんよね。
ところが今回は圧倒的にSFの世界の画面が広がっている。
それだけでなくセリフも小難しいSFチックなものが多くてしかもスピーディー。
かなり付いていくのに必死になってしまった。
特に最初は映画のテンションにこっちは全くノリきれず困ってしまったわ。
前半はけっこうダルかったかもしれない。
それでもやっぱりアクション・シーンは圧巻やったねえ!
ただ欲を言えば長すぎると思ったのもちょいちょいあったけども。
一番の見どころは予告編でもよくやっていた高速道路のシーンやろうなあ。
あそこはもうほんまにスゴい!!
よくもまあこんなアクション・シーンを頭に描けたもんやと感心したね。
しかもその高速道路ってわざわざこの映画用に全長数キロのオープンセットを作ったっていうんやからやっぱりスケールが違うわ。
今回もうひとつ印象に残ってるのがパーセフォニー役のモニカ・ベルッチ。
彼女が色気ムンムンでたまらない。(笑) 
以前『マレーナ』の感想でも紹介したけど、この人かなり綺麗なんよね。
こういう人を見るとやっぱり美しい女性ってええよなあってつくづく思うわ。(笑) 
総括した感想を言うとこの映画はやっぱりつなぎ的要素が高いように感じた。
パンフでは第1部が序章、リローデッドとレボリューションズを前編、後編と見る向きもあるようやけどね。
それはレボリューションズを見てみないとわからない。
予告を見た限りそう呼べる可能性は高そう。
それと今回セリフがSFレベルの高い理屈っぽさで溢れてるから、これって頭悪かったら全然付いていかれへんのちゃうん?って思ってしまった。
オレみたいに近未来SF映画や押井守の作ったようなジャパニメーションで慣れてる奴ならともかくね。
まあアクション・シーンは何も考えずに楽しめるし、あの迫力を味わうのはやっぱり映画館でないとなあってことで、とにかく前作を観た人は見ないといかんでしょ!
今回は★8つぐらいかな。
この前紹介した『アニマトリックス』も観ておいた方がより『マトリックス』の世界を理解しやすいかと思うね。

『アニマトリックス』

マトリックスの世界を舞台に9つのストーリーを詰め込んだオムニバスのアニメ。
アニメそれぞれに個性があって、その絵の質感からしてどれもこれもが面白くて、芸術的ですらある。
そんなこの作品に携わってるのが多くの日本人トップ・アニメ・クリエイターっていうのが非常に嬉しい話。
なんせ『マトリックス』の監督であるウォシャウスキー兄弟は日本のアニメの大ファン。
『マトリックス』自体が押井守監督の『攻殻機動隊』を観てこの世界を実写で作ってみたいっていうところが大きかったらしいからね。
アメリカに比べて表現の規制が少ない日本のアニメというのは、そういう意味でも今やかなりのアニメ先進国であり、オタク先進国。(笑) 
日本ではいい歳をした大人が電車の中でマンガを読んでいても、さほど変な目で見られることはないけども、アメリカでは事情が違うらしい。
どうもコミックってもっと後ろめたいものだったり、ガキっぽいものだったりするようなニュアンスのことを言っておったなあ。
それがだんだん事情が変わってきたのは、日本のアニメが違法コピーなどでアンダーグラウンドで流行りだし、『AKIRA』が公開されて以降からのようだ。
オレってディズニー映画ってどうも苦手なんよね。
それは日本のアニメで育ったからっていうのが大きいかもしれない。
勿論日本のアニメの原点はディズニーやけどね。
それよりもオレは日本の緻密でシュールな絵が好きですわ。 

さてこの『アニマトリックス』やけど、内容は映画の登場人物達とはちょっと離れたサイドストーリー的なものが多い。
三部作をつなぐ話。
中にはネオやトリニティーが出てくるものもあったけどね。
ハッキリ言って1回観ただけじゃあんまり良さがわからないかもしれない。
話によっては全然面白くないものもあった。
ただどの作品も先ず単純にその世界観に浸ってみようっていう心構えがええんちゃうかな?
それぞれ作画にもクセがあるし、それを芸術的に鑑賞するだけでも個人的には面白い。
あの『FINAL FANTASY』のようなリアルなCGものもあれば、日本の平面的アニメもあり。
『マトリックス』ってリピーターの多い映画やったわけで、この『アニマトリックス』も何度も観て楽しめる良さがあるとは思うね。
特にDVDでは各監督の話も聞けるんで、それで理解を深めることもできるし。
そのウォシャウスキー兄弟が選んだ監督達っていうのが、『妖獣都市』の川尻善昭、『青の6号』の前田真宏、『COWBOY BEBOP』の渡辺信一郎、『PARTY 7』の小池健、『MEMORIES』の森本晃司、『ファイナルファンタジー』のアンディー・ジョーンズ、『アレクサンダー戦記』のピーター・チョンの7人。
全員知ってたら間違いなくアニメオタクなんやろうなあ。(笑)  
菊池秀行原作の『妖獣都市』はなかなか面白かった。
原作通りエロいしねえ。
当時としてはけっこうなインパクトやったわ。
後は『COWBOY BEBOP』がなかなか大人の鑑賞にも堪えうるアニメで、音楽も菅野よう子が担当してるからクオリティー高いと思う。
とにかくアニメでもやっぱり監督のカラーっていうもんが出るんやなあっていうのを改めて強烈に感じた次第。
ちなみにこの『アニマトリックス』のサントラも既に速攻買った。
SUPREME BEINGS OF LEISURE、MEAT BEAT MANIFESTO、PHOTEK、DEATH IN VEGAS、JUNKY XL、OVERSEER、JUNO REACTORなどなど、なかなかオレ好みのアーティストが揃っておって良かったわ。
『MATRIX RELOADED』のサントラほどうるさくないし。(笑)

『ザ・リング』

主演は『マルホランド・ドライブ』のナオミ・ワッツ。
彼女は日本でのモデル経験も有り。
言うまでもなくあの貞子で一世風靡したホラー映画『リング』のハリウッド版リメイク作品。
果たしてどう味付けされてるのか気になるところ。
日本とアメリカとではホラーの感覚もちょっとちゃうからねえ。
予告編などで見た限りではわりと忠実にリメイクしてそうな感じやったが、実際見てみてもその感じはそんなに変わらなかった。
思ってた以上に忠実に作ってるような気はする。
画面のトーンは終始青暗い。
派手な音楽も特に無し。
ただ風景がやっぱり異国情緒漂ってるんで、日本のおどろおどろしさとはちょいと違う。
たぶんアメリカ人はああゆう雰囲気が無気味なんやろうね。
それでもうまく味付けはしてるなあと思ったな。
ただストーリーを知ってるだけにもう全然恐くはなかったね。
前半はまだ期待するもんがあったけど、後半がだんだんダレてきた。
それでもあのシーンはやっぱり見応えあり!!
あのシーンって言ったら、あのシーンね。(笑) 
ラストは日本版とは違うのが用意されてるって聞いてたけど、あんなんでいいのか?(謎) 
続編も作られるそうやけど、くれぐれも日本の『リング2』のような駄作は勘弁してほしいと思う。
結局日本版もハリウッド版もビビる所は一緒やな。
ちなみにあっちの貞子はサマラ・モーガンって言うんやけどね。
ハッキリ言って貞子の顔の方が恐いです。(笑) 
今ふと思ったけど、この『リング』以来、自分の子に貞子ってつける親はたぶんいなくなったんちゃうかなあ?(笑) 
最近は〜子ってつけることはだいぶなくなったみたいやけども、貞子なんてつけたら絶対いじめられるやろうねえ。
ってことで★7つ。 

『海辺の家』

これはうちのスタッフの女の子が絶対観てほしいとオススメするんで観てみた。
普通こんな地味なタイトルの映画って、あんまり好んで観ようという気にはならんところ。
薦められなければ全く観ようとしてなかったやろうな。
主演は高校教師がゲイに目覚めて行く映画『イン&アウト』でコミカルに演じていたケビン・クラインなんやけど、この映画ではかなりシリアスな父親役。
そして彼の別れた妻役が『イングリッシュ・ペイシェント』のクリスティン・スコット=トーマス。
一番この映画で好演してたのが息子役の『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』のアナキンをやってたヘイデン・クリステンセン。
最初はなんとなく観てたけど、観てるうちにだんだん引き込まれていったわ。
最後なんかちょっと涙ちょちょぎれそうになったし。(笑) 
わりとささやかな映画なんやけどねえ。
けっこう心に残る映画かもしれない。
感動系が好きな人は見てみたらええんちゃうかな。
キャッチ・コピーの「愛することに"手遅れ"は、ない。」っていうのが胸にしみるわ。
★7つ。 

『シューティング・フィッシュ』

イギリス映画ですわ。
出演はダン・フッターマン、スチュワート・タウンセント、ケイト・ベッキンセイルら。
この映画のサントラは何年も前から聴いてたのに、まだ映画を見てなかったんでこのたびようやくチェック。
一言で言うと詐欺師コンビと一人の女性の映画。
わりと普通に楽しめる映画やね。
全部がストーリーに関係してるから、ああなるほどコレはこのためやったんやなあっていうのを確認しながら観て行くのが面白かったかな。
非常にわかりやすい映画ではある。
基本的に楽しいけども、いかんせん目新しさみたいなものが全くなく、ある種王道的な作りをしてるのがかえって物足らないという面もある。
特に借りたい作品が見つからないっていう時にでも借りたらちょうどいい感じの映画ちゃうかな。(笑) 
★7つ。

『たそがれ清兵衛』

日本アカデミー最優秀作品賞をはじめ、数々の賞を総ナメにした作品で一応チェックしておかないかんと思った次第。
『男はつらいよ』や『学校』シリーズの山田洋次監督の作品やし、安心して見れるっていうのはあった。
めちゃくちゃ面白いってことはなくても、それなりに楽しめるっていうね。
当たりハズレが無い。
ある意味どの作品を見てもトーンが一緒。(笑) 
ただ今回は時代劇ってところが興味深い。
畑仕事をしながら武士をやる清兵衛にサラリーマンの悲哀がダブって胸にグッとくるらしい。
主演は真田広之。
他に宮沢りえや、田中岷、大杉蓮、小林稔侍、吹越満など脇を固める役者さんもみんなしっかりしている。
ストーリーも起承転結ハッキリしていて、王道的な作りの映画やったなあ。
それなのに今までに無い、かなりリアルな時代劇やったと思う。
特別オススメってわけじゃないけど、見ておいても損は無いかな? 
★7つ。 

『パルコ フィクション』

なんかふざけたタイトルやけど(笑)、あの「パルコ」を題材に作られた5話のショート・ストーリーからなるオムニバス映画。
監督は『ウォーター・ボーイズ』や『ひみつの花園』の矢口史靖と、この作品を見るまで全く知らなかった鈴木卓爾の二人。

第1話は矢口作品の『パルコ誕生』。
イントロダクション的な話やったけど、それなりに楽しめた。

第2話も矢口作品で『入社試験』。
ハッキリ言ってわけわからんかった。
何ですかコレは?
たぶん勝手に解釈してくれってことなんやろうけど…。

第3話は鈴木作品の『はるこ』。
これまた奇妙な話で、奇妙な演出があったりするんやけど、何かわからんが不思議なほのぼのした空気の漂う作品。

第4話は矢口作品の『バーゲン』。
これまたけったいな話やった。
笑えるけどイライラするみたいな。
結局何なん?って感じ。

第5話は鈴木作品の『見上げてごらん』。
スカイスクレーパー症候群っていう上を見ると倒れてしまうという奇妙な病気の女の子と、その彼女をいつも助けに来てくれる警備員さんとのちょっぴりほんわかラブストーリー。
これが一番面白かったなあ。

この作品を借りたのは過去に見た矢口作品がかなり面白かったという期待感から見たわけやけど、矢口作品はもっと長い作品で見た方が面白いという結論に至った。
なんかイマイチ納得いかんのよね。
何度か見た方が良さそうな作品ではある。
出演者はあんまり有名な人が出てなくて、ほんまに低予算の映画なんやなあ、と。
真野きりな、近藤公園、田中要次、猫田直、唯野未歩子などといった役者さんを名前だけでピンとくる人はたいしたもんやと思うね。
顔見たらわかる人もいるやろうけど。
微妙やけど★7つ。 

『うつしみ』

監督が園子温ってことで『自殺サークル』以来気になってるから見てみたんやけど、これまたちょいと変わった映画やった。
ドキュメンタリーとドラマとが織り混ざってて、これをどう解釈していいのやら?
芸術作品でも作りたかったんかねえ?
ドキュメンタリー部分ではアラーキーこと写真家の荒木経惟、ファッション界のホープ・荒川真一郎、舞踏界の重鎮・麿赤児の三人の表現者を取り上げている。
正直言ってその狙いがあんまりようわからんかった。
ドラマ部分は意外にも面白く、とにかく走るのが好きな女子高生の変な恋愛ストーリーが繰り広げられる。
その演出はものすごく劇団チック。
女子高生役(全くそうは見えないけど(笑))は劇団ナイロン100℃の澤田由起子っていう女優さん。
恋の相手はおでん屋で、さきほど『パルコフィクション』で監督をやっていた鈴木卓爾。
へえ〜、こんな芝居もやるんやねえ。
二人ともわけわからんエネルギッシュさ。
処女喪失の濡れ場も凄かったし(別に血まみれになるわけじゃないけど(笑))。
このドラマ部門のオーディションを受けた女性全員をアラーキーが撮りまくってて、これが「さすが!」って感じなんよ。
やっぱりプロの写真家が撮ると違うなあと。
全員全裸で横に並んだのを見て、よく脱ぐ気になったなあなんて思った人もちらほらおったけどね。(笑) 
おなかがボコッボコッとか出てたりね。
澤田由起子っていう人も全然乳無かったしなあ。
それがまた淫靡な感じがして良かったのかもしれんけどね。
う〜ん、よくわからん映画やったけど、不思議とインパクトはあった。
これまた微妙やけど★7つ。 

『飼育の部屋』

タイトルからわかる通り拉致監禁モノ。
別にポルノじゃないけどね。最初Vシネマかな?って思ったけど、ちゃんと劇場で上映したらしい。
そんな風に間違えるほど、よく知らない出演者ばっかり。
まあほとんど郵便局員役の小沢和義と拉致監禁される桜井真由美の二人のシーンばっかりなんやけどね。
こういう密室劇みたいなのってけっこう好きなのだ(別に拉致監禁願望があるわけではないのでご安心を(笑))。最近は拉致監禁っていう物騒な事件も多いし、絵空事じゃない部分がある。
ある意味『きみはペット』も似たような部分があるんちゃうん? 
てっきり『完全なる飼育』のような究極の純愛を求めて調教していく映画の二番煎じかと思ったら…やっぱりそうかな。(笑) 
違うって言えば違うけどね。
なんてったって桜井真由美という女性がけっこうカワイイのだ。
見たことないけど、『渋谷系女子プロレス-SHIBUJO-』に出てたらしい。
身長163cmのスリーサイズはB.83cm、W.59cm、H.88cmとスレンダーで胸はやや小さいけど綺麗だった。
正直に言うとパッケージを見て、この娘が濡れ場やるなら見てみようかっていうまるでAVでも選ぶが如く借りた作品だったりする。(爆) 
顔に似合わずHのシーンの腰使いがけっこうやらしくて良かったです。(オイ!) 
喘ぎ声も合格ライン。(オイ!) 
「何で(拉致監禁されるのが)わたしなの?」っていう部分に、この映画のテーマのカギがあるんやけどね。
小沢和義が演技にこだわっていて思ってたより良く出来た作品かもしれない。
ラストに関しては全く納得いかず、蛇足な気がしてならない。
★7つ。

『X-MEN 2』

この『X-MEN 2』は1作目よりも面白くないようなことを事前に耳にしたりしておったもんで、過剰な期待はしていなかった。
前作は文句無しの面白さで、明らかに続編へとつなぐ形で終わっている。
パンフによると監督のブライアン・シンガーは『X-MEN 2』について、はっきりと「『X-MEN 2』は続編ではない」と言ってるそうなんやけど、どう観ても続編なんですけど?(笑) 
ハッキリ言って前作を観てなかったらそんなに面白くないと思うもん。
知らない人のためにちょっとだけこの『X-MEN』の説明をしておこうか。
原作はアメコミということで、マーヴル・コミックスで1963年に最初に発表された。
それ以来一時人気低迷期はあったもののずっと続いている人気マンガだそうな。
コミックスではアメコミ特有の派手なコスチュームなんやけど(例えば『スパイダーマン』や『デアデビル』のような)、映画ではもっと映画ならではのスタイルにアレンジされていてそれが絶妙にハマっている。
原作者のスタン・リーも映画用のアレンジには納得しているそうだ。
内容はと言うと人類の突然変異であり特殊能力を持つミュータントに対して、多くの人間が驚異を感じ迫害する中、ミュータントと人間は「共存」あるいは「団結」しうるのか?っていうのが根っこのテーマやね。
ミュータントがマイノリティとして描かれることで、差別される人間や他人と違うことに悩んでる人達は自分と置き換えて感情移入できるってわけだ。
配役は前作と変わっていなくて安心した。
ストーム役のハル・ベリーなんかここ最近でずいぶん出世しちゃったからねえ。(笑) 
『チョコレート』で黒人として初めてアカデミー最優秀主演女優賞をとったり、007の『ダイ・アナザー・デイ』でボンド・ガールに選ばれた人ね。
今回もやっぱり美しいわ。
白い長髪がカッコイイんよ。 

主役格のウルヴァリン役は『ソードフィッシュ』や『ニューヨークの恋人』のヒュー・ジャックマン。
今回もノリノリで頑張ってはりますなあ。
特に前作では明らかにならなかったウルヴァリンの過去についても触れられているのが今回の大きな見どころ。
ちなみにウルヴァリンのコンセプトが狼男×忍者ってのは知らなかったなあ。言われてみればって感じ。(笑)

プロフェッサーX役は『新スター・トレック』のピカード艦長でお馴染パトリック・スチュワート。
この人見てたらなんか親近感が湧くねんなあ。(笑) 
笑ったのが最初『X-MEN』のことを全く知らなくて『Xファイル』だと思ってたらしい。(爆) 

マグニートー役は『ロード・オブ・ザ・リング』のガンダルフっていう爺さん役でもお馴染イアン・マッケラン。
この人ってゲイやってんなあ。
知らなかったわ。
だからマイノリティであるミュータントにもかなり入り込めたようだ。
前作では悪の大ボス的存在やったけど、今回はちょっと趣が違った。 

サイクロップス役のスコット・サマーズは今回そんなに出てきてなかったような気がする。
この人『アリーmyラブ』の第5シーズンでアリーの恋人グレイ・フォイ役で出てたそうやけど、アリーはあんまり見たことないからわからない・・・。 

ジーン・グレイ役のファムケ・ヤンセンは007の『ゴールデンアイ』に出てたゼニア・オナトップって言う暗殺者で出てたってことで思い出したわ。
オナトップってなんかオナペットみたいやなあって思った記憶が。(オイ!) 

ローグ役のアンナ・パキンは『ピアノ・レッスン』で映画デビューし、11歳というアカデミー賞史上2番目の若さでアカデミー助演女優賞を受賞した。
あの子もすっかり色っぽくなっちゃって、けっこう胸の谷間が気になって仕方なかった。(オイ!) 
CMでも一際目立つあの全身青い色をしたミュータントのミスティークが今回なかなかイイ味を出していた。
演じるのはレベッカ・ローミン=ステイモス。
ず〜っとあのメイクなんやから素顔がどんなだかサッパリわからない。(笑) 
『ローラーボール』に出てたそうやからたぶん顔は見たことあるんやろうけどなあ。 

後は気になったのがデスストライクっていうミュータントの本名がユリコ・オオヤマというそうで、日本人女性っていう設定なんよね。
でも演じるのはケリー・フーっていう中国、ハワイ、イギリス人の祖先を持つアメリカ人なんだそうな。
まだ観てないけど『スコーピオン・キング』でプロレスラーのザ・ロックを相手にアクションを演じたり、『ブラック・ダイヤモンド』でジェット・リーとアクションを競ったっていうから気になるところ。
綺麗やしアクションもできるしでイイねえ、この人。 

その他はアイスマン役のショーン・アシュモア、パイロ役のアーロン・スタンフォード、ナイト・クロウラー役のアラン・カミングもそれぞれ見せ場があって活躍していたと思う。 

そして今回の一番の敵役はストライカーっていうオッサンで、演じるのはブライアン・コックス。
彼は人間です。(笑) 

ミュータントってそれぞれの特殊能力が様々で、まるでサイボーグ009でも見てるような感じで実に楽しい!!
まあなんせみなさん演技もしっかりしてるし、SFXも素晴らしいし、ストーリーもなかなかしっかりしてるしで、思ってたよりかは面白かったなあ。
前作と比べてもそれほど大差ない面白さではあったんちゃうかと思うけどねえ。
ただメッチャ面白かったかと聞かれたらそこまでではないけども。
ややスケールの大きさを感じることができなかったのが難点かな。
次回作にも向けて伏線はいろいろはられてると思うから、間違いなくまた3作目を作るこっちゃろうね。
個人的にはまた楽しみやわ。
★8つ。

『アンツ・イン・ザ・パンツ!』

ドイツ産性春ファンタジー。(笑) 
ある日突然自分のオチ○チ○が喋りだすという、思春期の少年の悶々パワー全開の映画。
いわゆる童貞喪失モノですな。
主演は"ドイツのタッキー"ことトビアス・シェンケ。
なんとなくそう言いたい気持ちはわかるが、タッキーの方が全然カッコイイ。(笑) 
タッキーと言うよりは『親子ジグザグ』に出ていた(古っ!)伊崎克則といった感じ。
なんかおどおどしてるところが見ていてけっこうイライラするんよね。
彼の親友役がレッド・ブルというデブのアクセル・シュタイン。
こいつがなかなかイイ味を出している。
エンディングではこの二人がラップで歌ってるんやけど、こいつらってアイドル・グループなのか?って思ってしまったが、どうなんやろう?
でもデブやしなあ。(笑) 
ルイゼ・ヘルム演じるリザっていう女の子が最初男の子みたいやってオカマ役かと思ったら違って女の子やったね。
劇中でも悩んでるようにペチャパイ。
それと対照的なのがミナ・タンデル演じるレオニー。
色気ムンムンでこの手の映画には欠かせないキャラですな。
この二人が並んだらねえ、やっぱりやりたい盛りならナイスバディーの方に行っちゃうでしょ。
「胸なんて無くてもいい」なんていうのが慰めにもなってないもんねえ。(笑) 
まあどうなるかは映画を見て下さいな、と。 

この映画はけっこうヒットしたらしく、既に2作目もできているのだとか。
う〜ん、この手の映画は随分見てきた気がするけど、特別に面白くはなかったかな。
一番笑ったのはアレの特大張り型がライトサーベルのように光って戦い合うシーン。
あのバカバカしさには笑った。
しかしほんまにあんなにデッカイの使ってたらガバガバやろうなあ。
まあ外人は確かにデカイけども、フニャチン多いし。そんなことを考えながら(そんなんばっかりか!!)自分の思春期はこんなに切羽詰まってなかったなあなんて思い〜の。(笑) 
まあ若い人達が見たら?って感じ。
★7つ。

『モンスターズ・インク』

久々のアニメ映画ですわ。
この映画は感動するっていう噂やったんでチェックしておかんといかんと思っていながらすっかり忘れておったわ。
『シュレック』を見たときにも思ったけど、この手のCGアニメの質もかなり向上してるねえ!
その綺麗さに感心する。
2Dアニメとはまた違った質感が出てて面白い。
中でも人間の女の子のブーがとってもカワイイ!!
子供って勝手にフラフラするから目を離したら大変やってのが、この映画にもよく出ておった。(笑) 
これでイライラしてたら実際の子育てなんか物凄く忍耐が必要なんやろうなあと少し恐くなったね。(笑) 
でもモンスターの2匹が彼女に情が移っていく様子がよく描けてるなあって思う。
最後は『トイ・ストーリー』でもお馴染のアニメキャラ達のNG集があったけどね。
アニメキャラのNG集というのは実は日本のアニメでもとっくにやっていること。
オレが好きな高橋留美子の短編マンガで『ザ・超女』っていう作品があるんやけど、これなんかオレが十代半ばの時のオリジナル・ビデオ・アニメやったにもかかわらず、こういう試みをやっていた。
それまではジャッキー・チェンの映画ぐらいでしか見てなかったから新鮮やったね。
やっぱりこういった良質のディズニー映画は子供に見てもらいたいよなあ。
こういうのを親子で一緒に見て楽しめる家族ができればええなあって思う。
別に泣いたりするほどのことは無いし、メッチャ感動したわけでもないけど、イイ作品やと思ったね。
★7つ。

『ヘドウィグ・アンド・ザ・アングリーインチ』

オフ・ブロードウェイで2年半もの大ロングランを記録したロック・ミュージカルの映画版。
デヴィッド・ボウイがグラミーの授賞式をすっぽかして観劇したのは有名な話。
監督・脚本・主役はジョン・キャメロン・ミッチェル。
彼が演じるのが旧東ドイツで生まれ性転換手術に失敗したロック・ヴォーカリスト、ヘドウィグ。
アングリーインチは何のことかと思ったら、その手術に失敗して残ってしまった1インチのペニスのことやった。
それを彼がと言うか彼女が率いるバンド名にしてるねんな。
そのヘドウィグはかつて愛情と音楽の知識を注ぎ込み育て上げたトミー・ノーシスという少年に曲を持ち逃げされ、今やビルボードNo.1スターとなった彼を追い掛け回しながらLIVEをするという生活を送っていた。
ヘドウィグを見るとそのファッションからどうしてもグラムロックのスターだったデヴィッド・ボウイを思いだしてしまう。
それにヘドウィグってセンスはさすがにイイけど、見た目はやっぱり女性にはとてもじゃないが見えないからねえ。
一応劇中では綺麗な感じのような設定にはなってるけども、キスシーンを見ても正直言ってキモいと思ってしまった。
女同士ならまだ美しいと思えたりするもんやけどね。
やっぱり男同士はキツイっすよ。(苦笑) 
テキストにも書いてるけど、オレも男から告白されたことあるしねえ・・・。
余計にキツイっす。
それでもまあヘドウィグのやるせなさと言うか、孤独感と言うか、不完全であるが故に愛を求めるっていうのかな?
その生き方を歌にぶつけて生きていく姿っていうのは何ともかんとも胸を打つ。
曲はどこかで聴いたような感じの曲ばっかりやねんけどね。
それでも詞の効果もあってか、やけに説得力があるねんなあ。
音楽映画だけあってやっぱりこの音楽そのものが担う役割ってものは大きい。
そんな心に残る曲を作ってるのが、アングリーインチでギターを弾いているスティーブン・トラスク。
彼のハモリの高音が素晴らしくてビックリした。(笑) 
グラムロックであり、パンクロックであり、ハードロックであり、フォークロックであり、カントリーロックであり、シンプルでストレートに入ってくる曲やなあって思った。 

ヘドウィグは彷徨える孤独な人だった。
愛のカケラは自分自身の中で一つにしなければならなかったんじゃないかな?ってオレは思うね。
誰かを求めて一つになるんじゃなくてね。
男と女って存在だけなら起源通りに片割れを求めあってれば良かったのかもしれない。
でもヘドウィグにはコレが当てはまらなかった。
この映画を観て愛ってカケラをくっつけることじゃなくて、自分の中で一つの形を作り上げて、それを重ね合わせることの方が近いんじゃないだろうか?なんて思ってしまったんよね。
人ってそんなにも愛を求めて生きていく生き物なのかなあ?なんて考えちゃったわ。 

オレはこの映画を見てメッチャ面白いとは思わなかった。
しかし、やけに残っちゃって仕方ないのだ。
たぶん見る毎にいろんな思いが湧いてくる映画やろうね。
そう、また観てみたいって思えるような映画。
とにかくこの映画は見て欲しい!
人それぞれ感じるものがあるハズだから。
理解できない人や感情移入できない人もいるやろうけど、こういう一つの生き方を見るのもお勉強かななんて思うけどね。
サントラも良かったから、映画を気に入った人は是非とも聴いてみる価値有り!
★7つ。 

『ポワゾン』

以前からうちの女性スタッフに薦められていた。
『マスク・オブ・ゾロ』や『エビータ』のアントニオ・バンデラスと『トゥームレイダー』や『17歳のカルテ』のアンジェリーナ・ジョリーが繰り広げるラブ・サスペンス映画。
コレって18禁なんかな?
でもそんな過激なことはないけどね。
アントニオ・バンデラスとアンジェリーナ・ジョリーの濡れ場のことなんやろうけど、この程度であーだこーだ言ってたら近ごろの高校生からも笑われるやろうね。
たしかにボカシ入ってるし、足をバンデラスの腰に絡ませてるアンジェリーナ・ジョリーはエロいけども。(笑)
みんなアンジェリーナ・ジョリーのこと綺麗やって言うけど、個人的にはあまり好みじゃない。
イイ体はしてるけど、あまりそそられなかったなあ。
ストーリーはなかなか面白い。
それなりに先は読めたけども、それでもみなさん芸達者でなかなか楽しめた。
と、同時にアントニオ・バンデラスはなんてバカなんだろうと思った。
一応究極の愛を描いてるつもりなんだろうけど、オレはこんなもん納得せんよ。
「恋は盲目」とは言うけども、ココまで行くとアホである。
バンデラスの友人のセリフに「愛は与え尽くすもの。欲望は奪い尽くすもの。」っていうのがあった。
コレを聞いて有島武郎の『愛は惜しみなく奪ふ』って小説のタイトルを思いだした。
愛と欲望の違いと変化。
与え尽くし、奪い尽くす・・・心情的にはよくわかるけどね。
ここまで惚れることができりゃあ本望なんやろうなあ。
こんな溺れ方はイヤやけど、誰かを命がけで愛せるって羨ましい限り。
でも度を越すと怖い。(笑) 
一度くらい自分を見失うぐらい惚れてしまう素晴らしい女性にめぐりあいたいもんですなあ。(えっ?) 

最後にもう1回言うけど、オレはこんなん納得しないから。(謎) 
★7つ。

『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』

けっこう評価高かったようなんでちょっと期待しておったんやけどね。
監督はウェス・アンダーソン。
出演者は豪華でジーン・ハックマン、アンジェリカ・ヒューストン、グウィネス・パルトロウ、ベン・スティラー、ダニー・グローバー、ビル・マーレイなど。天才ファミリーであるテネンバウム家がバラバラになった絆を取り戻そうと家族再生を試みるコメディ映画。
でもそんな腹を抱えて笑えるようなタイプじゃなかったね。
ベン・スティラーが出てるからといって、あんまりこんな風に思うのはよくないわな。
まあ喜劇的な面だけじゃなくて悲劇的な面もあるから。
それがどっちにも大きく針を振らせないバランスの取り方で描いてるんで、そこが演出上全然感情移入できなかった。
そこがいいのかどうかは見てる人によって違うとは思うけども、少なくともオレは特別面白いとは思わなかったなあ。
なんとなく面白かったっていうのが適当かと。
演じてる人達とそのキャラクターそのものはそれぞれ際立ってるから楽しめると思うけどね。
後は建築物や小物関係がなかなかスタイリッシュで雰囲気を盛り上げてるね。
ただ個人的にはややつかみどころがないストーリーということで、★6つってところですわ。 

『イビサボーイズ GO!DJ!』

イギリス映画。
一言で言うとおバカ青春ラブ・コメディってことになるんやけどね。
よくある童貞喪失ものと違うところは、ケビンとペリーという二人組の高校生の役をオッサンとオバサンが演じているところだ。
どういうことかと言うと、ケビン役のハリー・エンフィールドは'41年生まれのコメディアン、ペリー役のキャシー・バークはカンヌ映画祭でも助演女優賞を受賞しているれっきとした女優さん。
この映画、実はハリーがホストをやってるTVの爆笑キャラクターなんだそうな。
オレそんなこと全然知らなかったもんやから、「なんだこの異様に老けた高校生は!?」って思った。(笑) 
それになんかメッチャキモいねん。
そりゃおまえらなんか童貞やろって感じ。(笑) 
まあこの二人がほんまにバカでねえ。
そのおバカ具合も度を越すと腹が立ってくるってもんです。
オースティン・パワーズやズーランダーのおバカみたいには愛すべきキャラクターじゃなかったねえ、オレにとっては。
この二人がさよならチェリーボーイを目指して、イビサ島でDJやってモテまくろうというストーリー。
イビサといえばクラブカルチャーバリバリの島。
当然音楽はバレアリック・ハウスやトランスをいっぱい使っててクール!
それが目当てで借りたようなところもあったからね。
ここに出てくるスーパースターDJ"アイボール・ポール"を演じているのは『ヒューマン・ネイチュア』のリス・エヴァンス。
彼がまたなかなかイイ味を出しておるねえ。
ストーリーはわりと普通に楽しめたし、「こりゃひどい!」って思う部分はあるものの、最後のオチとしては良かったかな、と。
★7つ。

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