プロレス・格闘技日記より総集編06

2003.07.16プロレスリング・ノア@大阪府立体育館生観戦・・・平日ということで仕事前に行ってきたんやけど、試合開始時間が午後6時やっていうのに、めざまし時計が鳴らなくて目が覚めたのが午後5時15分!さすがに慌てたね。急いでシャワーを浴びて身支度をすませチャリで会場に向かった。途中99円ショップでぶどうパンの袋詰めとレモンティーを購入。時間はギリギリ間に合うか間に合わないかって感じでちょうど6時ぐらいに入場。パンフ(1500円)を買い、即座席へ向かう。既に入場テーマ曲が聞こえてきた。この必殺仕事人のテーマ曲は永源遥だ。2F指定席の座席を探してると青柳館長とシングルで戦っていた。とりあえずこの試合が終わるまでは会場の一番上で観ることにした。 今回の座席は真正面で非常に観やすい位置!日曜日に観たばかりの全日本プロレスより明らかに客入りが良くて、空席もほとんど無かったんちゃうかな。興行成績競争ではノアに軍配が上がったようだ。元は全日本プロレスから分かれてきただけに、全日本の会場の雰囲気と似た感じはあるけども、よりあか抜けた感じ。カップルや女性の数も他の団体に比べて多いような気がした。女性の声援もけっこうとんでたしね。プロレス自体も全日本プロレス時代に培ったものを洗練させて進化させたようなイメージやね。どの試合も非常に面白かった!選手の粒が揃ってるよなあ。今の全日本プロレスは寄せ集めって感じやし、それに比べてノアは安定した質の試合を提供してくれてると思う。さすがプロレス最後の砦と言われるだけのことはある。 今日のお目当ては秋山凖VS新日本プロレスの永田裕志との特別試合。この二人は今とこれからのプロレス界を背負ってるだけあって超一流。二人とも花道から入場してくる時に感じられるオーラは凄かったねえ。永田は新日本だけにカラーも異彩。ノア贔屓のオレは当然秋山を応援。試合開始前から壮絶な睨合い。試合が始まると秋山の猛攻で永田がいきなりタジタジに。あわやリングアウト負けで秒殺か?ってな勢いやった。でもその後で永田のハイキックを喰らった秋山は意識が吹っ飛び、永田が逆に秋山の必殺技リストクラッチ・エクスプロイダーでそのまま勝ってしまった…。「え〜〜、そりゃ無いやろう〜!?」ってな具合で一気に気分が悪くなった。終わってみれば永田の完勝。試合後も秋山が大の字になってピクリとも動かない、あの姿がショッキングでねえ…。失神KO負けですよ。来月新日本プロレスに乗り込んでG1クライマックスのリーグ戦に参加するのにこんなんで優勝できるんか?って話やし…。今日の秋山には失望。 でもこの後のセミでのGHCタッグヘビー級選手権試合の小橋建太、本田多聞VS高山善廣、真壁伸也とメインの初代GHCジュニア・ヘビー級タッグ王座決定トーナメント決勝戦丸藤正道、KENTA VS獣神サンダー・ライガー(新日本プロレス)、村浜武洋(大阪プロレス)の二試合が凄くええ試合やったんで気持ちよく帰れたわ。っていうかこの後仕事へ向かったんやけどね…。 まあこの大会も日曜日の全日本プロレスと同様レポを書く予定なんで、みなさん読んでほしいと思います!宿題がたまっていくなあ…。(苦笑) なおこの日のプロレスリング・ノアの試合はTVでも放送されるし、ひょっとしたらオレの声援も聞けるかも? 相当叫んでおったから間違いなく入ってるやろうけど、果たして自分で自分の声が聞き分けられるだろうか?(笑)
『K-1 WORLD GP in FUKUOKA』・・・今回の目玉は久々にK-1復活の極真空手世界王者であるフランシスコ・フィリオVSマイク・ベルナルドの一戦。正直言って期待半分不安半分やった。フィリオってアンディ・フグやアーネスト・ホーストを倒した時の一撃っていうのは凄まじいインパクトがあったけど、それ以外の試合は正直言ってたいして印象に残った勝ち試合っていうのが無い。今回も結局打ち合いにならない消極的なフィリオになるかも?と思ってたら嫌な予感が的中。お互いに一発を警戒しすぎて両者がレッドカードを2回ももらうというつまらん試合やった。そのまま激しい攻防も無くドロー。場内からは大ブーイングが。アレって大会の最後の試合がスッキリしないと帰る時も気持ち良く無いねんなあ。ガックリ。フィリョはもっとローキック出したり連打したりせんことにはいつまで経っても消極的にとられるかもしれんなあ。もしフィリオが豪快な勝ち方をしてくれて、大阪ドームに出場するようなら速攻チケットを取ろうかかとも思ったけど、ちょいとまだ見送りですな。この日放送された他の試合がけっこう良かっただけに残念な結果やわ。 アーネスト・ホーストVSシリル・アビディのファイトはケンカ試合って感じでかなり見ごたえがあったにも関わらず、アビディの飛び膝蹴りが金的にヒットしてしまう。結局ホーストは体力の回復ができず、そこで試合は終了。3-0でホーストの判定勝ちってことで、物足らない結果に。でも最近パッとしていなかったアビディのアグレッシヴなファイト復活っていうのが嬉しかったし、それをケンカで受けて立ってみせたホーストにも嬉しかったね。 一番面白かったのはアレクセイ・イグナショフVSヤン・"ザ・ジャイアント"・ノルキヤ。最初ノルキヤがいつもよりもスピーディーに攻めてきたことに驚いた。あの圧力でガンガンきたからさすがのイグナショフも危うしかって思わせたのはたいしたもの。しかし、強いねえ、イグナショフ!1RでKOしてもうたで。あのローキックの切れ味の凄さは目を見張るものがあった。ホーストとかミルコなんかとやらせたら面白いかもなあ。今年のGPでの活躍も期待できそうやわ。 後はレイ・セフォーVS富平辰文。富平が思いのほか善戦。最後はセコンドがタオルを投げてTKO負けになってしもうたけど、あそこまで粘ったんならもうちょっと敵に背中を見せずに頑張ってほしかったところではある。 大阪ドームのカード次第では観に行ってみようかと思うけど、あんまりイイ席で見れる経済的余裕は無さそうだ。それよりもちゃんと期待できるような試合をやってくれるかどうかっていうのがかなり心配でもあるし。どちらにせよドームでやるならかなり期待できるものにならないとチケットの売れ行きも厳しいかもしれないねえ。今はもっぱら来月のPRIDEミドル級グランプリが気になってしゃーないです。田村潔司VS吉田秀彦、桜庭和志VSヴァンダレイ・シウバは特に気になるねえ!後はこれまた来月の新日本プロレスのG1クライマックスの決勝が高山善廣(フリー)VS秋山凖(プロレスリング・ノア)になればおもろいなあと思ってる今日このごろ。(笑) 
2003.07.13全日本プロレス@大阪府立体育館生観戦・・・今日は一日中気分悪かった。だからプロレス観戦でそんな嫌な気分も吹きとばしたかった。しかし、なんだあの試合は!!もっと夢中にさせてくれよと思ったね。オレの大好きな天龍源一郎もいなくなったこともあり、どうもポッカリと穴が開いちゃったような全日本プロレス。武藤体制の全日本プロレスからはもはやほとんどジャイアント馬場の匂いがしなくなっていた。全7試合中、無我夢中にさせてくれたのはメインの次期三冠ベルト挑戦者決定戦である武藤敬司VS川田利明の試合のみ。この試合はさすがに団体内頂上対決ということで引き込んでくれたねえ!っていうか最初からこのカードぐらいしか期待できるものってなかったからなあ。オレもこの対決見たさでチケットを買ったわけやしね。手術後の右膝を低空ドロップキック、ドラゴン・スクリュー、足4の字固めの猛攻で破壊された川田が意地と執念で逆転のパワーボム2連発で武藤を下した!必死こいて川田を応援していたオレも報われたってもの。(笑) まあ詳しいことは観戦レポを書く予定なんで、そちらを読んで下さい!!今日の内容からして軽いモノになるだろうけど。この次は今週水曜日のプロレスリング・ノアの大阪府立体育会館大会が待っている〜〜♪
2003.07.06ZERO-ONE@両国国技館・・・メインは橋本真也、小川直也VS武藤敬司、川田利明のZERO-ONEVS全日本頂上対決があった。とはいえ橋本は右足負傷でリングに立つのもやっとの状態。当然全日本組が勝って当然のものやと思ってたし、試合も有利に運んでいたようだ。注目の小川直也と川田利明の初遭遇でも川田が小川を圧倒してたようやしね。ところが、川田が手術した右膝を橋本のチョップで破壊されてしまう。その時実は橋本も肩を脱臼。なのに左手だけで膝十字固めで川田を締め続けた。武藤は小川のSTOボンバーを喰らいフォローできず、結局セコンドの渕がタオルを投げてTKO負け・・・。満身創痍の橋本に負けるとは恥ずかしすぎ。しかも全日本プロレス最後の砦である川田が負けたらあかんでしょ!日曜日はこの川田と武藤との橋本の持つ三冠ヘビー級ベルト挑戦を賭けた試合がメイン。勿論川田を応援するけども、橋本が今日の試合で引退の危機を迎えるほどの負傷をしてしまったということで、無事にタイトルマッチが行われるのかも怪しいし、こんなボロボロの橋本に勝ったところで意味があるのかとも思うしで、非常に虚しい気持ちでいっぱいである。もしダメなら小川直也に出てもらうしか解決策は無いやろうね。
『K-1 WORLD MAX 2003 〜世界一決定トーナメント〜』・・・久々に素晴らしかった。ミドル級の世界一を決定するトーナメントということで、8人の選手も気合いが入った名勝負をしてくれたわ。今年は必ず優勝すると言っていた魔裟斗は1回戦"鉄の拳"と呼ばれるマイク・ザンビディスにかなり苦戦しながらも2-1で判定勝ち。かなりパンチももらってたんで先行きに不安が残った。 去年はムエタイ界のヒクソンと呼ばれたガオランが出場してたけども、今年はタイのラジャダムナンのチャンピオンであるサゲッダーオ・ギャットプートンが出場。 個人的に魔裟斗よりも応援していた武田幸三はドゥエイン・ラドウィックと肉を斬らせて骨を斬るようなスリリングなファイトを見せてくれたが、その結果豪快なKO負けを喫してしまった。非常に悔しかったが、武田らしい散り方やったね。 1回戦で最もエキサイティングな試合だったのが去年の覇者アルバート・クラウスVSシュートボクシング王者アンディ・サワー。盟友同士の闘いはサワーが粘ったものの、クラウスの見事なパンチの連打が上回った。なんとかマットに倒れずにスタンディング・ダウン一つで粘ったサワーはゴングに救われコーナーにフラフラと戻る。結局次のラウンドにサワーは立つことはなかった。 準決勝は魔裟斗VSサゲッダーオ・ギャットプートン。魔裟斗がアグレッシヴで実にイイ。冷静なムエタイ王者からダウンを奪ったのにもビックリやけど、その後右アッパーで豪快なKO勝ちをしてみせた魔裟斗にはかなりの衝撃やったね。見事に決勝進出を果たす! もう一つの準決勝はドゥエイン・ラドウィックVSアルバート・クラウス。両者とも完勝して勝ち上がってるだけにかなり期待の試合。ラドウィックは総合格闘技にも進出して魔裟斗戦後の試合では無敗を保ってきたっていうんやからたいしたもの。ひょっとして優勝もあるかもなんて思ってたら、クラウス恐るべし。やはりパンチでは1枚も2枚も上。ラドウィックは倒されても倒されても立ってきたが、3R左フックをもらいついにKO負け。 ここまでの勢いを見ると、やっぱりクラウスの2連覇かなあ?って匂いがしてたんやけどねえ。決勝では魔裟斗の気持ちがちゃんと前に出てたのが良かったな。他の日本人K-1選手にもこうゆう魔裟斗や武田幸三のような姿勢を見習って欲しいと思ったよ。激しく打ち合ったがローキックをうまく使って打ち負けないようにしてたね。そして最後は見事な左フックが決まり、クラウスも持ちこたえることができずダウン!クラウスはなんとかギリギリ立ち上がったもののファイティングポーズがとれない。魔裟斗KO勝利!日本人初のK-1チャンピオン誕生の瞬間だ!表彰台でこらえきれずに涙が溢れる魔裟斗の表情は胸をうったなあ。オレってあんまり魔裟斗のこと好きやなかってんけどねえ。俳優なんかしてて大丈夫か?って思ってたけど、こうやって結果を出したんなら誰も文句は言えない。たいしたもんやわ。 
『K-1 JAPAN BEAST 2003』・・・今回の大会もイマイチやったなあ。最近どうもK-1期待できなくていかん。一番最初に放送したのは武蔵VSモンターニャ・シウバ。こいつが225cmで200kgという化け物やったから試合前はそれなりに期待を抱かせてくれた。相手が武蔵とはいえね。武蔵はまたもや試合前にハイキックを狙っていくようなビッグマウスをこいとったけどね。どうせ出せずに終わるやろうと思ってたら案の定やった。(苦笑) しかも最悪の結末。途中まではそれなりに見ごたえのある試合やったのに、シウバが暴走。武蔵を押し倒すとなんと馬乗りになってのマウント・パンチ!PRIDEやないっちゅうねん!!裁定は当然シウバの反則負け。ハッキリ言って上がるリングを間違えとるでしょう。それにしてもブラジル人にはシウバっていう名前が多いんやねえ。(笑) またシウバかい?って感じで。日本人で言うと鈴木さんとか佐藤さんみたいなもんなんだろうか? さて、プロレスファンとしては注目せざるを得なかった新日本プロレスの中西学VSボブ・サップにケンカを売ったTOA。この試合も最悪やった。だいたい中西がK-1に出る意味がわからん。藤田和之とのヴァーリトゥードの戦いを経て、何を勘違いしたのか猪木の口車に乗って変な方向に走り始めている。他の格闘技に飛び込んでみて、そこで吸収したものをプロレスに持ち帰りたいってことみたいやけど、そこで「プロレスが最強」やとか言うんなら、プロレスに傷がつくような結果を残すようなことをするのは明らかにおかしいやろうって!「勝ち負けじゃなくて、前に出ていく姿勢を見て欲しい」とか中途半端なことを言ってるのがハッキリ言ってメッチャ腹立たしい。中西は自分が言ってることに矛盾があるとは思わないのだろうか?だいたい打撃だけの中西なんて何の魅力も無い。実際K-1での中西の打撃のフォームはかなり不格好なものだった。そりゃそうやろう、付け焼き刃なんやから。オレはプロレスファンでもあり、K-1ファンでもあるからねえ、中途半端なのが一番かなわん。解説の谷川貞治がフォローにならんフォローしてたけど、あんな無様なKO負けをした中西を全国ネットで放送したら、プロレスにとってかなりのイメージダウンだ。今後も新日本とK-1の対抗戦はあるようやけど、K-1ルールでのレスラーの試合なんてクソである。それもU系上がりの打撃が得意な選手ならまだしも、レスリング出身の中西のような選手がK-1ルールなんてつまらなさすぎ。そういう意味ではボブ・サップは規格外の強さなんやろうけどね。今回この試合、やる前から嫌な予感してたけど、全くその通りの内容と結果で腹が立った。 他の試合は子安慎吾が頑張ってたね。アゼム・マクスタイを相手に3-0で判定勝ち。 藤本祐介の相手のバタービーンは、こんな脂肪まみれのボクサーがおってええんやろうかって体をしとったけど(笑)、意外に強かった。ただ結果は呆気にとられるもので、まともにパンチが当たったわけでもなかったから、何で藤本が立てないほどのダメージを受けてるのかわからないなんともしっくりこない一戦だった。 ピーター・アーツVS中迫剛ではアーツが日本人相手やから最初から自信があったせいかもしれんけど(笑)、かなり勢いが良かった。久しぶりにアーツのKO勝ちを見たような気がするわ。 さてさてボブ・サップがK-1に出るようになって、どうもプロレス的なパフォーマンスの部分が増えてきた感のあるK-1。違和感を覚えてるのはたぶんオレだけじゃないだろう。そこまでせんと話題をふりまくことができへんのかねえ? こういうのを嫌ってるかのような発言をしてる角田信朗にしろ、オープニングでサップと一緒にパフォーマンスをしてるし・・・。今後どこへ向かうんだろうか?(苦笑) なお7/5には『K-1 WORLD MAX 2003』が、7/13には『K-1 WORLD GP in FUKUOKA』がある。個人的には武田幸三とフランシスコ・フィリョに注目!福岡のカードってかなりおいしそうやねんなあ。大阪ドームより粒揃いやったりして。
プロレス生観戦予定・・・PRIDEは当分観に行く機会は無さそうやけど、来月久々にプロレスを観に行くことが決定!しかも2公演!一つ目は7/13の全日本プロレスの大阪府立体育会館。メインは武藤敬司VS川田利明の頂上対決。この試合に勝った方が、橋本真也の持つ三冠ベルトに挑戦することになっている。昔からの全日ファンであるオレは勿論川田を応援します!しかし、天龍がもう全日本にいないのはなんともかんとも寂しすぎるね。おかげでオレの心は随分全日本から離れてしまった。だからここはなんとしても川田に頑張ってもらいたい!それに橋本VS川田という初顔合わせが観てみたい!そして川田に全日の至宝である三冠ベルトを奪還してもらうと。そううまくいくんやろうか?(笑) ちなみに橋本真也、小川直也VS武藤敬司、川田利明というカードも近々やるんでこちらもかなり楽しみやね。 そしてもう一つは7/16のプロレスリング・ノアの大阪府立体育会館。こちらのメインは秋山凖VS前・IWGPヘビー級チャンピオンの永田裕志(新日本プロレス)。驚いたことに、今年秋山は新日本プロレスのG1クライマックスという真夏の過酷なリーグ戦に参戦!その前哨戦でもあり、次期GHCのベルト挑戦者決定戦の意味合いもあるしで、かなり興味深い一戦。そういうのをのけてもオレって対抗戦が好きやからねえ。特に馬場イズムVS猪木イズムという見方を無理矢理にでもしてしまうのが好きだったりする。(笑) だから当然オレは秋山を全面的に支持するけどね。ハッキリ言って秋山には新日本のどの選手にも負けてほしくない!G1は8月に神戸で1回やるから、それもカード次第では観に行こうと思ってるところ。なお来月はどちらも2Fスタンド指定席4000円。けっこうチケット発売から日数が経ってたし、今回ビッグな興行が続いてるってことで、安い席で2回観ることにしたのだ。こりゃ、観戦レポがまた大変ですな。(笑)
『PRIDE26.REBORN』・・・これがなかなか面白い試合やって、メインのエメリヤーエンコ・ヒョードルVS藤田和之では、当初予想だにしないシーンも見られた。なんと藤田のパンチであのPRIDEヘビー級チャンピオンであるヒョードルがぐらついたのだ!なんとか腰で持ちこたえたヒョードルはダウンには至らず。ここまで見た限りでは「もしかして藤田が勝つのでは!?」というような展開だった。しかしヒョードルはその後も冷静やったね。左右のフックをアゴに決めると、胴締めチョーク・スリーパーで藤田からタップを奪い見事な勝利。 もう一つの注目すべき試合はミルコ・クロコップVSヒース・ヒーリングという危険な遭遇。これまたビックリしたねえ。ミルコは今回からPRIDEルールで本格参戦っていうことで、テキサスの荒馬と呼ばれるヒーリングには対応できるんかなあ?って思ってたのに。ハッキリ言ってミルコ強すぎ!とにかく打撃でしか勝負しようとしないし、タックルに関しては全てきりまくる上手さを身につけている。上から押さえつければ膝蹴りをブチ込む。完全に戦法勝ちやね。PRIDEのリングにはミルコ以上のキックの技術を身につけている選手はいない。それを見越して常に自分の土俵で戦うことに徹したミルコは全くもって隙が無い。自分のキックの間合いでヒーリングを捕らえ、左ミドルキックでヒーリングのアバラを粉砕。その後猛然とパンチで襲いかかり、レフェリーが試合を止めて、ミルコのKO勝ち!果たしてこの自分の戦いを心得たミルコに、ヒョードルやノゲイラ、あるいはPRIDEでのサップがどういう戦法でやるのか、非常に興味深い。この勢いだけを見ると、ミルコがPRIDEチャンピオンになる日も遠く無さそうだ。 他の試合は、マーク・コールマンVSドン・フライのUFCでの因縁の対決は不発で、つまらんかった。クイントン・"ランペイジ"・ジャクソンVSイリューヒン・ミーシャといった注目の試合も個人的に期待していたミーシャがまさかのKO負けでガックリ。しかし、今回二人の日本人が頑張った!一人はこの日高田道場からデビューした浜中和宏。先輩の桜庭和志に勝ったニーノ・"エルビス"・シェンブリをアグレッシヴなファイトで追いつめ3-0で判定勝利!もう一人はPRIDEのリングで勢いづいていたアンデウソン・シウバに鮮やかな三角締めで勝利した高瀬大樹。試合後「桜庭さんや吉田さんみたいなヒーローになってみせます!」と言ったのがなんとも頼もしい。 さてその桜庭や吉田秀彦、ヴァンダレイ・シウバ、さきほどのジャクソン、グレイシー一族が参加するミドル級最強決定トーナメントが行われることが決定している。これは大注目やね!さいたまスーパーアリーナと東京ドームということで、両方関東圏なのが不満やけど。決勝で桜庭VS吉田っていうのが一番理想的!その可能性はあんまり無いやろうなあ…。でも期待したいねえ〜! 
『K-1 WORLD GP in スイス』・・・どうもパッとしたもんが無くて書く気がしない。前日にベースのKさんから「明日の夜中にK-1やるねえ。」っていうのを聞いてなかったら危うくチェックするのを忘れるところやったわ。(笑) 日曜日の夜中というと困ることがある。関西では新日本プロレスを中継する『ワールド・プロレスリング』が毎週日曜日深夜に朝日放送で放映されている。さらにこの春から『プロレスリング・ノア中継』がモロに『ワールド・プロレスリング』の放送時間とぶつかるように枠が移動してきた!なめとるわあ、よみうりテレビ!!ようやくこの春に関西テレビで放映中の格闘情報番組『SRS』が日曜深夜から水曜深夜に移動してくれて助かったと思ってたところやのに・・・。もうプロレスファンにしてみれば最悪の事態ですわ。ほんまに腹立つわあ。だから最近2画面にしてチェックしてたりするんやけどね。両方で高山善廣が出てたり蝶野正洋が出てたりと変なことになってまっせ。(苦笑) ローカル局はプロレスに理解の無い人間が多くて腹が立ってくることがほんまに多い。 とりあえずその怒りはこの辺で置いておいて、今回のK-1やけど、一番の目玉がマイク・ベルナルドVSステファン・"ブリッツ"・レコっていうのがインパクトの弱いところ。最初からあんまり興味が無くてそんなに集中して見てなかった。あんまりパッとせんかったしねえ。最近勢いに乗ってるレコが判定勝ちした。 トーナメントの方は優勝候補のレミー・ボンヤスキーが出場できなかったっていうのもあって、決勝はビヨン・ブレギーVSジェレル・ベネチアンっていう結果に。判定でジェレル・ベネチアンの勝利。いまだK-1で無敗っていうのは知らなかったなあ。PRIDEでは今ZERO-ONEで活躍中の横井宏孝に腕ひしぎ逆十字固めで負けたりしてるのにねえ。 今回はアンディ・フグのメモリアル大会でもあったわけやけど、ほとんど印象に残らない大会やったねえ・・・。
『K-1 WORLD GP 2003 in LASVEGAS』直前予想・・・とは言ってもあんまり期待のカードが無い・・・。2試合だけ予想するとしよう。第8試合のマーク・ハントVS"PRIDEの番人"ゲーリー・グッドリッジ。ハントの打たれ強さをグッドリッジが剛腕で粉砕するかってところが一番の見どころ。でもやっぱりハントが勝つやろうね。どうせ判定にもつれこむんちゃうかなあ?イマイチそそられない・・・。 そしてなぜかラスベガスで引退試合をやる角田信朗VS武蔵。これって大阪でやった方が会場も盛り上がるやろうになあ。ここで武蔵が非情な部分を見せてくれるかどうかやね。角田の試合が面白いのは"愛と感動の空手家"って言われたように魂の入った試合を見せてくれたからやねんなあ。そういう部分が武蔵には無い。その辺で何かドラマが生まれてくれたらええねんけどね。日本人の「大和魂」というもんを見せて欲しい!!一応武蔵の判定勝ちを予想しておこう。ほんまはKO勝ちせないかんけどね。もう武蔵には期待できへん。
『K-1 WORLD GP in LASVEGAS』・・・今回はあんまり詳しく書きません。と言うよりもあんまり書く気になろうと思わなかった。ザーッと書いちゃうとUSA予選ではなんとあのマイケル・マクドナルドが1回戦で無名のカーター・ウィリアムスに敗れるという大波乱。日本からは"ブンブン丸"こと藤本祐介が登場したけども2回戦でカーター・ウィリアムスにKO負け。K-1以前のキック界では敵無しだったモーリス・スミスも今じゃ41歳ということで、時代の流れも感じつつリック・ルーファスに判定負け。決勝はカーター・ウィリアムスがリック・ルーファスから2度のダウンを奪いTKO勝ちということで、10月11日の大阪ドームでの開幕戦に出場が決定。 トーナメント以外では、マーク・ハントVSゲーリー・グッドリッジがトーナメント決勝前に行われた。なんかグッドリッジがすっかりK-1ファイターみたいな体つきにシェイプしてたんでびっくりしたわ。ある意味ガッカリしたしねえ。だってもっとPRIDEの番人たる剛腕ぶりが見たかったし、以前はそういうパワーを打ちだす肉体のの説得力があったのに、なんか怪物じゃなくなっちゃって物足らなかった。ファイトもイマイチやったしね。もっともっとガンガン打ち合う姿が見たかったわ。ハッキリ言ってグッドリッジにはK-1ファイターにはなってほしくない。結果はハントの判定勝ち。 さて、トーナメント終了後にステファン・"ブリッツ"・レコVSグレート草津戦と角田信朗VS武蔵戦が行われたわけやけど、実はこの時トーナメント終了とともにすっかりお客が帰ったそうで、客席はまばらやったそうな。試合の中身よりギャンブルってことなのか・・・。だからこの2試合では「大和魂」というものを見せなければならなかってんな。アメリカ人に日本人の戦う精神っていうものを理解してもらえるのかどうか?っていうね。まあレコに草津が勝てるわけは無いと思ってたけど、序盤は互角にやり合ってたし面白くなるかな?なんて思ってたら、やっぱりアッと言う間にパンパンとやられちゃったね。KO負け。 そしてなぜかラスベガスで引退試合をするっていう角田信朗と直弟子の武蔵との師弟対決がメイン。この人達は大阪で直に見ておるねんなあ。角田さんはうちの店にも何度か来てて、スタッフにも評判が良く礼儀正しくてユーモアのある人。また天王寺付近のラーメン屋でも目撃談あり。(笑) 極真空手の世界チャンピオンにもなった緑健児さんとガッチリ握手しながら「お互いこの業界で一番を目指しましょうよ。」なんてことを酒の席ながら言ってたのが強烈に印象に残ってるなあ。あのまんまの熱い人なんやろうね。そういう気持ちが試合にも前に出る選手で、この日も「愛と涙と感動の浪速男」って呼ばれておったね。実際、この引退試合でもそんな試合になった。角田はオレと身長が1cmしか変わらない174cm、体重92.2kg。一方、武蔵は185cmで103.5kg。体格差は明らか。リーチからしても武蔵にはかなり余裕があった。武蔵の蹴りを何度も喰らったが立ち上がる角田。そして最後になんとしても倒れなかった角田の姿にみんなが感動した。この試合に魅せられた観客もスタンディング・オベーションで角田の健闘を讚えた。レフェリーもボブ・サップも涙、涙。そして試合を終えた本人が一番涙、涙。オレも感動しちゃったよ。こういう生き様を見せつけられる試合ってのが格闘ファンとしてはたまらんもんなんよ。引退試合ってのも今まで見てきて良かったなあって思える瞬間ですわ。最後に角田はリングの上から英語で見事に挨拶を終えると、家族と抱擁を交わし帰って行った。ちなみに角田は外大出身ということで、英語はうまいんよね。それにしても武蔵はKOで勝たないといかんかったよなあ、やっぱり。格闘技界では師匠を倒すことが恩返しとなる。一応勝ったとはいえまだなんかツメの甘さを感じて仕方がない。武蔵もK-1初参戦の頃は熱い男やったのになあ。なんとしてもこの角田の意志を継いで、心の強さを見せることができる選手になってもらいたい。角田選手、本当にお疲れ様でした。これからはK-1競技統括プロデューサーとして頑張って下さい!
新日本プロレスの東京ドーム大会『ULTIMATE CRUSH』直前予想・・・先ず新日本プロレスの全11試合。第1試合次期IWGPヘビー級王座挑戦者決定戦・天山広吉VS棚橋弘至。棚橋は例の女性に刺された人気急上昇中の若手レスラー。U-30で優勝したとはいえどう考えたって天山には勝てないやろうね。もし勝つようなことがあればよっぽど会社が彼を売ろうとしてるってことなんやろうけども。まあ天山がTTDからのムーサルト・プレスで勝利。 第2試合は飯塚高史VSケン・シャムロック。全日本プロレス、新UWF、パンクラス、UFC、WWF、PRIDEと戦場を移してきた猛者のシャムロックもついに飯塚と第2試合なんていうポジションになっちゃったか。どう考えてもシャムロックが勝つやろうね。ヒール・ホールドあたりで決着かな。意表をついてドラゴン・スープレックスでもやってくれたらええのになあ。(笑) 第3試合はIWGPジュニアタッグ選手権試合・獣神サンダー・ライガー、金本浩二VSタイガーマスク、ヒート。IWGPと言っても池袋ウエストゲートパークのことじゃないよ。(爆) タイガーが先日金本を破りIWGPジュニアのチャンピオンに輝いたこともあるし、王者組は意地でも負けられない。だからここはバランスをとってライガーがヒートから垂直落下式DDTあたりでとりそうな気がするね。 ここから続けて5試合総合格闘技ルールで行われる。第4試合は猪木がブラジルから発掘してきたLYOTOVS元ラグビーの選手であるパンクラスの謙吾。LYOTOはこれがプロデビュー戦やし、全くどれぐらいの強さか見当がつかない。普通なら一日の長で謙吾の勝利と言いたいところやけど、ここはあえて未知の力に期待してLYOTOの勝利を予想しよう。猪木から魔性のスリーパーは伝授されておるんかな? 第5試合は横綱・朝青龍の長兄で兄弟中最強というドルゴルスレン・スミヤバザルVSアメリカのUFCでも活躍する世界のTKこと高阪剛。これまたスミヤバザルがどんな戦いをするのか全く見当がつかない。でもほんまにかなり強いらしいしね。でもオレはあえて高阪に期待も込めつつ勝利を予想。TKシザーズで足関節を決めてほしい。 第6試合は期待の新星・中邑真輔VSK-1からの刺客・ヤン・"ザ・ジャイアント"・ノルキヤ。大晦日に安田忠夫を破ったノルキヤが中邑をも叩き潰すかどうかってことやけど、リーチや打撃対策のことを考えても中邑が今の段階で勝てるとは思えないなあ。KO負けしそうやね。 第7試合は「オマエハモウ、シンデイル」が決めゼリフの元UFC王者・ジョシュ・バーネ?トVSジミー・アンブリッツ。バーネットがいよいよ総合ルールで真の実力を見せてくれるのかと思うと非常に楽しみ。アンブリッツはパワー・ファイターみたいで何かあんまり技術無さそうな感じがするけどどうなんだろうか?まあバーネットが腕ひしぎ十字固めで勝つと予想しておこう。 第8試合は野人・中西学VS野獣・藤田和之。中西はバーリトゥード初挑戦。アマレスではオリンピックにも出た実力者。プロレスでは藤田に一度も負けてはいないけど、今回ばかりは無茶でしょう。練習期間も十分あったとは思えないし、総合ルールなら藤田の勝ち。だいたい藤田は次のPRIDEでチャンピオンのエメリヤーエンコ・ヒョードルと対戦することが決まってるんやからね。嫌な言い方をしたらボブ・サップに負けた中西VSミルコ・クロコップに負けた藤田ってことになるんやけど・・・。(苦笑) 残り3試合はプロレスルール。第9試合は元・修斗でPRIDE戦士だったエンセン井上VS平成のテロリスト・村上和成。両方ともプッツン男ということで、ちゃんと試合が成立するんやろうかというのが一番の不安。しかもプロレスルールやしなあ。曖昧な結果で終わりそうな気もするで。ちゃんとやりあうんやったらかなり面白そうなカードやけどね。あんまり完全決着を期待せずにノー・コンテストを予想しておくか。(苦笑) 第10試合はオレが遠征してでも見たい試合、GHCヘビー級選手権試合・プロレスリング・ノアの小橋建太VS新日本プロレスの黒いカリスマ・蝶野正洋。団体の枠を越えた対抗戦。何と言っても小橋の新日本プロレス初登場というのが凄い出来事!なんだかんだ言ってもジャイアント馬場直系やからねえ。ここでも仮想・馬場VS猪木っていう風景は垣間見れるやろうからね。しかし、ここにきて大問題が発生。なんと蝶野が先日の試合で全治2〜3週間の内側じん帯を損傷!とても試合をできそうな状況じゃないみたいなのだ。それでもこの大会の目玉カードなだけに出ないわけにはいかない。そこでギブスをつけてでも出るらしいけど、果たしてそんなんで完全燃焼ができると言うのだろうか???ほんまに「何をやっておるんだ、蝶野!!」って言いたいね。せっかくMVPの可能性を感じる超黄金カードやったのになあ・・・。ってことで、小橋が負けるなんてことは先ずありえない。完全決着なら剛腕ラリアットで決着か!?レフェリー・ストップとかやめてほしいけどねえ・・・。 第11試合はIWGP & NWFヘビー級選手権試合・永田裕志VS高山善廣。Wタイトルマッチということで、否が応にも盛り上がる。しかもこのカードは去年の年間最高試合に選ばれている。今回は二人ともかなりベルトの価値を上げてきたからこれは凄い試合になること間違いなし!!個人的には高山に勝ってもらいたいけど、ここは新日本のリングやしねえ。やっぱり永田が勝つんちゃうかなあ?だって今永田が負ける姿ってのが想像できへんのよ。だてに10回も防衛してないと思うし。ってことで永田がバックドロップ・ホールドで勝利。 以上が新日本プロレスの予想。実はこの日、後楽園ホールでも大一番があるのだ。テレビ東京での地上波放送も決定したZERO-ONEの興業で橋本真也、小川直也のOH砲が全日本プロレスの武藤敬司、小島聡という強力タッグを迎え撃つという対抗戦。ついにあの小川が全日本プロレスと絡むことになったのだ!OH砲は今勢いがあるから、橋本が小島あたりからとりそうな気がするけどね。この先につながる戦いをしてもらいたいもの。 
2003.05.02新日本プロレス『ULTIMATE CRUSH』@東京ドーム・・・ようやく主要な試合はTVで確認出来たからね。やっぱり先ず書かないといけないのがGHCヘビー級選手権試合小橋建太VS蝶野正洋でしょう!プロレスリング・ノアと新日本プロレスの看板もかかったこの対抗試合は馬場の遺伝子VS猪木の遺伝子の対決でもあるわけで。蝶野は靱帯を損傷したにも関わらず好ファイトを見せた。以前、高山善廣が解説してたように、蝶野という選手はいざという時になるとよそ行きのファイトになる。悪く言えばここぞと言う時以外は手加減しているってことになるけど。(苦笑) だから"黒いカリスマ"なんて言われてるわりには普段は意外と思わぬ選手に負けることも多い。その度に「わざとらしい」なんて思ったもんである。でもやっぱり武藤敬司、橋本真也と共に「闘魂三銃士」として名を馳せた男。かなりのテクニシャン。技は地味だけど、インサイドワークとか抜群。昨年は決勝であの高山善廣をヤクザキックで破りG1で優勝している。昨年の5.2東京ドームではノアの総大将三沢光晴と30分戦って時間切れ引き分け。そのこともあって今年は時間無制限で小橋と対決することになった。いやあ、小橋はやっぱり熱い!あの表情が激しすぎ!さすが全日本プロレス時代に新日本の闘魂三銃士の向うを張って、三沢光晴、川田利明、田上明と共に四天王と呼ばれた男。ちなみにあの内舘牧子が小橋の大ファン。(笑) この試合の一番のテーマは「プロレスの試合がバーリトゥード(総合格闘技)の試合と比べてどう映るのか!?」ってこと。最近リアル・ファイト人気に押されているプロレスが「これがプロレスだ!!」って胸を張って言えるカード。そういうインパクトの戦いでもあったわけだ。プロレスラーっていうのはリング上の表現者でもある。この二人の試合を観てて「なんなんだろう?この熱さは!?」って改めてプロレスに魅せられてしまった。相手の技をあえて受けてみせるプロレス。普通の格闘技なら避ければいいだけの話なんやけどね。それなのにプロレスってヤツはどうしてこんなに熱いんだ!!この日蝶野が出したバック・ドロップ4連発は今までに新日本のリングで見せた角度とは明らかに違っていた。全く受け身のとれない落とし方。よそ行きのファイトだ!ここからシャイニング・ヤクザキック、STF、羽根折り固めへとつなげていく。しかしこれをしのいだ小橋の急角度のハーフネルソン・スープレックスが火を噴いた!この技は右手だけを羽交い締めにしてロックし、左手でバックルをつかんでそのまま後方にブリッジ状態で投げ飛ばし、脳天から急角度で落とすという、受け身のとれない危険な技。ここで両者意地の頭突き合戦から小橋の剛腕ラリアット。続いてコーナーポスト最上段に首を打ち付けるパワーボムで流れを変え、それからハーフネルソン・スープレックスをなんと4連発!もうグロッキー状態の蝶野を見てリングの外にいた天山広吉がタオルを手に持ってエプロンサイドまで上がってきてたもんなあ。常に蝶野の身近にいた天山は蝶野が首に爆弾を抱えて苦しんでいることを一番知ってるからやろうね。その姿が目に入った蝶野は手をふりながらそれを拒否。間髪入れず小橋が剛腕ラリアットへ行くところを意地でコブラ・ツイストで返していく。しかしこれを返した小橋が無情の6発目のハーフネルソン・スープレックス。さらにもう余力の無い蝶野を引き起こし会場内悲鳴と歓声が飛ぶ中とどめのショートレンジ剛腕ラリアット2連発。"鉄人"小橋の丸太のようなぶっとい腕にぶっ倒される蝶野。この剛腕ラリアットの破壊力はラリアットの元祖であるスタン・ハンセン以上だという。さすがの蝶野もこれだけ喰らったらたまらない?勝利のゴングを聞いた小橋が高々と両手を上げる。担架まで用意された大ダメージを受けた蝶野はこれも最後の意地で自分で立ち上がった。熱戦を終えた二人はノーサイドで抱き合う。この時蝶野は珍しく目に熱いものを浮かべていた。それだけ現場責任者としてもプロレスラーとしてもプレッシャーがあったんやろうね。オレもなんか涙が出ちゃいそうになったわ。試合後小橋が言った。「蝶野選手が何をやっても心が折れないことがわかったので、KOするしかないと思った」と。ええ試合やった!この前の三沢光晴VS小橋建太のGHCヘビー級選手権試合も素晴らしかったけど、今回の試合もほんまに素晴らしかった。この試合も今年のMVP候補となることやろうね。また一つプロレス史に残る名勝負が生まれた。この観終わった後の充実感こそ、格闘技ファンとして最高の幸せだったりする。とまあ、この試合を語ってるだけでメッチャ長くなってしまった。(笑)

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