プロレス・格闘技日記より総集編02

棚橋弘至刺される・・・新日本プロレスの人気急上昇中の若手レスラー・棚橋弘至が別れ話がもつれて刺されたねえ!刃渡り13cmの料理用ナイフが肺まで達してたっていうから相当深い傷やのに、自分で原チャリを運転して医者に行き、全治10日ってことで、医者もプロレスラーの強靱な肉体に驚いてたらしい。棚橋ええ体しとるからなあ。マスクもいいしで、刺した原仁美とかいう番組アシスタントの子もメロメロやったんやろうねえ。しかし、事故当時、この女性全裸で自宅の外に出てたっていうんやから、棚橋刺されるまで一体何をしてたんやっていう・・・。(苦笑) かつて力道山やブルーザー・ブロディが刺されて死んだっていう事件があるんやから、軽率すぎるねえ。しかも、別れ話のもつれってトホホやぞ。若気の至りってやつですか。プロレスラーもモテるんやぞってことで、とにかく無事でなによりやったけどね。現在新日本プロレスで行われているトライアスロン・サバイバー公式リーグ戦は不戦敗ってことになるんかな?パートナーの鈴木健想とブルー・ウルフ(朝青龍の兄)が気の毒やねえ。一番気の毒なんはお金を払ってチケットを買った棚橋のファンやな。特に女性ね。(爆) 
『PRIDE.23』@東京ドーム・・・観客は5万2228人っていうんだからよく入ってるよねえ。それだけ豪華なカードが並んだってこともあるけど、今回は何と言っても高田延彦が主役だ。PRIDEというのは高田VSヒクソン・グレイシーがあったからこそ、ここまでのイベントに成りえたわけで、そういう意味では総合格闘技ブームの立役者でもある。ただし、高田がヒクソンに二度続けて負けたおかげで、プロレス界は大打撃をこうむったけどね。それを後輩の桜庭和志が尻拭いしてきたっていう感は否めない。(苦笑) 結局高田はPRIDEのリングにおいてたいした実績をあげることもなく、この日引退することになった。あっ、でもマーク・コールマンにはどういうわけか勝ってるんよね。(笑) その高田の引退試合の相手というのがUWFインター時代「僕と真剣勝負をして下さい!」と公言した後輩の田村潔司。高田と田村の間にはUWFインターと新日本プロレスとの対抗戦をめぐってなど、深い溝がある。そんな感情のしこりがあるにもかかわらず、高田はあえて田村を引退試合の相手として指名したのだ。それがリング上で生き様をぶつけあうというテーマにふさわしいからだと言う。田村はかなり困惑したみたいやったけども、これを承諾。田村はPRIDEのリングでヴァンダレイ・シウバとボブ・サップという強豪と戦っているけども、いずれも豪快に沈んでいる。元リングス無差別級チャンピオンだったこともあるし、ちゃんと前田日明にも勝ってるんで、実力は申し分ないんやけどね。だから今回は高田が引退しようが何だろうが負けるわけにはいかんのよ。そんな二人の戦いは田村のカウンター気味の右フックが決まり、高田の完全なKO負け。写真で見た限り完全に目がイッちゃってるから、レフェリーもカウントを数えることなく試合を止めたよう。高田は引退を勝利で幕を下ろせなかったね。オレは田村が勝つとは思ってたけど、てっきり関節技で決まると思ってたから、この高田の壮絶なKO負けにはびっくりしたわ。個人的には高田には格闘家じゃなく、プロレスラーとしてもっと頑張ってほしかった。でもプロレス業界に魅力を感じてないらしいし、その言葉を聞いた時になんか淋しくなったわ。そういうところがどうも感情移入できない選手やってんなあ。言うことにイマイチ一貫性を感じなかったりしてね。でも、PRIDEの試合はともかく、プロレスの試合に関しては面白かったからなあ。残念ですわ。『我思フ、故ニ我在リ』のコーナーにも書いてるけど、うちの店にも何回か来てくれてねえ。そういう意味では親近感もあるし。とにかく、お疲れさまでした! で、この日のメインは実はこの試合でなく、高田の強い希望により、当初第1試合に予定されていた桜庭和志VSジル・アーセンが繰り上げメインだった。御存知のように桜庭はミルコ戦での負傷が完治していない。にもかかわらず、高田の引退に花をそえるべく今回強行出場することになった。ジル・アーセンはジェロム・レ・バンナの柔術の先生やったと思うんやけど、桜庭は防御一方のアーセンから見事に腕ひしぎ逆十字固めで勝利!実は桜庭、一週間前に膝の靭帯を切ってたらしい。(オイ!) ほんまに無茶するでえ。桜庭の復活は実に嬉しいね! 他にもホイス・グレイシーを下した吉田秀彦の本当の実力を見極めるのにうってつけの試合VSドン・フライ戦。この試合が一般人にとったら一番の話題らしく、スポーツ新聞の一面トップはこの試合。『めざましテレビ』でも紹介されてたし。オレはフライ勝つんちゃうかなあって思ってたんやけど、いやはや吉田やっぱり強いねえ!5分32秒腕ひしぎ逆十字固めでレフェリーストップ勝ちしてるわ。フライのグランドでの打撃を完全に防御したらしいから。これまた今後楽しみやねえ。案外ノゲイラとかシウバとやっても頑張れるんちゃう? そのシウバとノゲイラも共に勝ったようやね。ヴァンダレイ・シウバはこれまた元UWFインターで元リングスの金原ひろみつと対戦し、セコンドのタオル投入によるTKO勝ち。アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラは、今度K-1でボブ・サップと戦うオランダの巨人・セーム・シュルトと対戦し、三角絞めで快勝。次はいよいよ、ロシアン・トップチームのエメリヤーエンコ・ヒョードルとの防衛戦かな?なんせこの日ヒース・ヒーリングに圧勝したみたいやしね。ノゲイラVSヒョードルはかなり面白そう! その他の試合はと言うと、ムリーロ・ニンジャVSヒカルド・アローナはアローナの判定勝ち。山本喧一VSケビン・ランデルマンはランデルマンのレフェリーストップ勝ち。横井宏考VSジェレル・ベネチアンは横井が腕ひしぎ逆十字固めで勝利。このうちケビン・ランデルマンは明日ゴールデンタイムにフジテレビ系列で緊急特番が放送される『WRESTLE-1』にも先日出場したばかり。嬉しいことに関西テレビでも明日見れるのだ!これでザ・グレート・ムタVSボブ・サップも見れるわあ♪ しかし、『PRIDE.23』はまた3週間遅れちゃうん??? ほんまにつくづく関西ローカルは・・・ブツブツブツ・・・・。
2002.11.17『WRESTLE-1』@横浜アリーナ直前予想・・・なんか急ごしらえのイベントって気がして心配やわあ。全日本プロレス主催やから絶対にこけてほしくないんよ。でも全日本色よりも新日本色の方が強いような気がしてならない。だってムタ、小島、カシン、橋本、馳、解説の蝶野・・・根っからの全日本って太陽ケアだけやがな。やっぱり天龍と川田の顔がないと全日本って気がしないねえ。メインのザ・グレート・ムタVSボブ・サップだけ予想を書いておこうか。武藤はサップに試合中場外ダイブしてみせるよう要求してるのが笑える。勿論、それを受けてやるんやろうけど、万が一ほんまにサップが場外ダイブしたとしたら・・・スゴい絵になりそう。(笑) 中西学戦では見事なドロップキックやったからなあ、案外やりよるかもしれんでえ。今度のムタのコスチュームのコンセプトは「メカニックゾンビ」らしいけど、果たしてどんな演出をしてくれるのか見物やね。ムタが毒霧攻撃からのシャイニング・ウィザード連発で倒れたサップをムーンサルトプレスでカウント3!!なんてことにはならんような気がするし。(笑) ムタはこの前天龍に勝って三冠ヘビー級チャンピオンになったから、イメージ的にも負けてもらっちゃあ困るんやけど・・・でもムタが勝つようなイメージが湧いてこないねんなあ。サップのハイアングルのパワーボムあたりで決まりそうな気がする。なんぼプロレスは勝ち負けじゃなくて試合内容が大事やと言うてもやねえ、やっぱり三冠ベルトをないがしろにしたらいかんよ。それにしてもボブ・サップ最近テレビでも引っ張りだこやねえ。とんねるずとの対決でワサビてんこ盛りのにぎり寿司でロシアンルーレットをした時に、最後の最後で当た?ちゃって思わずボロボロ〜っと吐き出した時のあのサップの顔にはメチャメチャ笑った。久々に腹の底から笑わせてもらったわ♪
2002.11.17『WRESTLE-1』@横浜アリーナ・・・こんなに間際まで大会カードが決まらなくてヤバいんちゃうかな?とも思ったけど、フタを開けてみれば観衆1万2807人と大盛況だったらしい。しかも演出は噂通りかなりのものだったようで、日本で行われたプロレスとしては最もド派手やったんかもしれんねえ。なんせまだ映像を見てないから詳しいことは言えないけど、ネットの速報を読んでの感想になっちゃうけどね。この大会の特徴として、プロレスラーVS格闘家による未知のプロレス、あくまでもプロレスっていうのがテーマだったりするんで、映像無しではかなりつらいけども、関西テレビで放送してくれるのか果てしなく疑問ではあるのでとりあえずやっちゃいます。ちなみにフジテレビでは11/26の午後7時からというゴールデンタイムにW-1の舞台裏番組を放送することを緊急決定したらしい!どうやらボブ・サップ効果のようやけどね。この番組を作るのはスポーツ班じゃなくて、バラエティー班だとのこと。松村匠氏がプロデューサーってことで「ん?」とは思ったんやけど、こういうことやってんね。この人ってとんねるずの番組によく出てたヒゲの人やんねえ、たしか。「格闘技を媒体とした新しいエンターテインメントショーを見せたい」らしい。まあこちら関西でも放送してくれることを祈るわ。 さて、第1試合のSATA...yarnVSアブドーラ・ザ・ブッチャーやけども、非常に意外な顔合わせやね。だってSATA...yarnってあの佐竹雅昭やで。普通に考えたら若い佐竹がブッチャー相手に負けるわけないんやけど、そこはプロレス・・・SATAが空手殺法でペースを握ってたにもかかわらず、地獄突きと毒針エルボーでブッチャーが勝ったらしい・・・。オイ!アレってそんなに痛いもんなのか?なんか納得いかんけども、試合を見てみたい。 第2試合はケンドー・カシン、THE APEMAN NIGO VSラ・バルカ、スペル・バルカ。バルカって誰やねん?(笑) 全然誰かわからんけど、全身骸骨の衣装を着てマイケル・ジャクソンの『スリラー』で入場してきたらしい。そのバルカ組が奇襲攻撃でTHE APEMAN NIGOのマスクをはぎとるんやけど、正体はなんとUFCで活躍中の宇野薫!そりゃわざとらしくマスクをはぎに行くわって話やね。(爆) カシンが雪崩式腕ひしぎ逆十字で勝利。 第3試合は太陽ケア、カズ・ハヤシVSサム・グレカラス、ドス・カラスJr.。サム・グレカラスはあのK-1で活躍してたサム・グレコ。それが全くK-1技を使わず、プロレスに対応していたらしい。まあサップ同様WCWでプロレスやる予定やったんやからちゃんとできて当然なんやけどね。ドス・カラスJr.がジャーマン・スープレックス・ホールドでカズ・ハヤシをフォール。 第4試合は小島聡、馳浩VSマーク・コールマン、ケビン・ランデルマン。この外人チームは両方とも元UFC王者やからねえ。マジでやったら絶対に強いんよ。でもちゃんとプロレスをやったみたいやね。最後は小島の右腕ラリアットでランデルマンが負けたらしいんやけどね。これは意外な結果やったわ。てっきり馳が負け役ちゃうん?なんて思ってたから。(笑) 負けたけどランデルマンのプロレスでの評価はけっこう高そう。 第5試合はZERO-ONE提供試合ということで、橋本真也VSジョシー・デンプシー。なんか橋本が解説の蝶野正洋の前で気合い入ってたみたいで、大技連発の後、三角絞めで失神KOさせちゃったらしい。そのうちどこかのリングで橋本VS蝶野が見れるかもしれない展開になったのは嬉しいね。 第6試合はビル・ゴールドバーグVSリック・スタイナー。このカードを聞いて「ん?」って思ったのはオレだけじゃないハズ。だって両方ともバリバリのプロレスラーやがな。そりゃあ超一流同士の対決ではあるけども、絵として新鮮じゃないわ。それでもゴールドバーグのインパクトは強烈だったらしく、いかにもアメリカのサンディエゴの映画撮影から直行してきたかのように演出。試合直前に会場入りし、そのままゲートから入場してくるというよくアメプロでやってたパターンの入場シーンが見れたよう。前回の来日では見れなかったゴールドバーグの必殺技ジャック・ハマーで勝負が決まったらしい。 メインはザ・グレート・ムタVSボブ・サップ。いやあ、記事を読んだかぎりでは絵に描いたようなプロレスやってるやん。サップがラリアットの連打からパワーボムで決めに行ったところ、ムタの緑の毒霧を浴びて、シャイニング・ウィザード2連発からムーンサルトプレス!!このシーンが見れるだけでスッゲエ新鮮やがな!サップはカウント2で返すと、もう1回シャイニング・ウィザードに来たムタをつかまえて投げ捨て、ドロップキック!そこからなんとサップがトップロープに登ってダイビングヘッドバッド!!これで勝負が決まったらしい。う〜ん、まあプロレスやからなあ。ムタがうまく試合を作ってやったっぽいけども。三冠チャンピオンが負けたらいかんでしょ。サップはひょっとしたら来年の1.4新日本プロレスの東京ドーム大会で永田とIWGPのタイトルマッチをやる可能性かってあるんやからねえ。ベルトの重さを比較されるがな。とはいえ、試合が面白かったらそれで良しって部分がプロレスにはあるからなあ。こんなこともあって天龍源一郎はこの大会に出ないことで、全日本プロレスらしさを守ったってことになるわけやね。
『ボブ・サップのバトルエンターテイメント WRESTLE-1』・・・今、格闘技界を超えて、一番旬な男・猛獣ボブ・サップ。彼が出ると視聴率も3%はアップするという人気ぶり。そこを全面に押し出した作りにしとったねえ。なんたってタイトルに「ボブ・サップの・・・」って付けるぐらいやねんから。しかしまあ、映像で見てみて改めて『WRESTLE-1』っていうイベントがものすごく演出に金をかけたイベントやなあと思ったね。数億円って言うだけのことはあって、今まで見た日本のプロレスの大会を見ても一番ちゃうかな。元々こういう格闘技の演出面に関しては、プロレスが一番先を行っておったからねえ。それをK-1やPRIDEが良い部分を取り入れてデッかくなったっていう経緯がある。番組を製作したのはスポーツ班ではなくバラエティ班ということで、一般視聴者にウケるキーワードをどんどん前に出してたな。なかなかわかりやすくて、ツボを押さえておったんちゃうかな。肝心の試合内容はと言うと、プロレス初心者の格闘家も多かったんで、いろいろアラも見えた。ボブ・サップに関しても例外じゃないね。試合は明らかにムタによって作られてたもんなあ。試合後、武藤がインタビューで「負けて言うのもなんだけど、サップにはもっとプロレスを覚えてもらわないと。」っていうのはオレも見てて思ったなあ。最後のサップのダイビング・ヘッドバットはムタは完全に見ておったし、よけれたハズなんよね。でもアレをあえて受けてあそこで終わらすのが、あの試合を作品としてみた場合ベストやったってことなんちゃうかなあ。次回1/19の東京ドームではハルク・ホーガン参戦も確実みたいやしサップVSホーガンなんてことになったらスゴいね。サップVSゴールドバーグも見たいねえ!このままシリーズ化されればそのうち見られるやろうね。しかし、気に入らなかったのが放送席の元週刊プロレス編集長ターザン山本。このオッサン大っ嫌いやねん!!天龍のSWS移籍の際の週プロの報道の仕方に腹立ってしゃーなかった。それ以来どうしようもなく嫌い。浅草キッドとよくセットになってるからなあ、このオッサン・・・。それとリポートしてた男性アナ、芝居ヘタすぎ。わざとらしすぎるっちゅうねん!もうちょっと説得力のあるようにやってくれんと冷めるんじゃ!!なんていう部分があったけども、全体としては理屈抜きに面白いし、これからにも期待がもてるイベントやったね。アレならWWEにケンカを売れるんじゃないだろうか?
2002.10.27全日本プロレス@日本武道館大会・・・オレの敬愛する三冠ヘビー級チャンピオン天龍源一郎が、悪の化身ザ・グレート・ムタに敗れてタイトルを奪われてしまった。ムタ・・・つまり武藤は先日右膝を大けがし、リングに立っているのが不思議なんて言われるほどの体にもかかわらず、シリーズを休まず、この日の三冠戦を迎えた。だからこんなボロボロの体のムタに天龍が負けるわけはないだろうと思っていたし、負けてはいかんかったのだ!ああ悔しい!なんか流れ的にも納得いかんわ。試合内容観てないからあんまり深くどうこう言えないけども、ムーンサルト・プレスなんかでやられてくれるなよって感じ。由緒ある三冠ベルトが一番不似合いなレスラーがチャンピオンになってしまった。(笑) 天龍VSムタの初対決は何年か前に大阪府立体育会館で行われたWARの興業にて生観戦したことあるけどね。勿論天龍はWAR、ムタが新日本の時の話。ムタの反則全開の攻撃に対して、天龍が思いも寄らぬ反撃を試みたりしてとても面白い試合だった。特にムタが毒霧を吐く瞬間に天龍がムタの口を両掌でガードした時は、さすが天龍って感心したもんや。この時は天龍がパワーボムで勝ったけどね。果たしてムタが今後どんなチャンピオンになっていくことやら。案外短命に終わりそうな気がするな。次は来月横浜アリーナで行われる未知のプロレスイベント『W-1』やね。ムタの相手はたぶんボブ・サップやろうけど、こんな体でサップ戦は無茶やろう。三冠チャンピオンになった以上負けるわけにはいかんけどね。まあ想像のつかない展開になりそうで面白くはなりそう!それにプロレスは武藤が言うようにファンタジーの世界でもあるからなあ。天龍の相手はビル・ゴールドバーグになるんかな?天龍は頑なに出場拒否を宣言してるけど。とにかく『W-1』に関してはほとんど情報がもれてこないだけに、11/17までにちゃんとできるんかごっつ心配やわ。前のUFOのドーム興業みたいにこけて欲しくないし。石井館長が絡んでるから大丈夫やとは思うけどね。
2002.10.14新日本プロレス@東京ドーム・・・ネットでの速報を読んだだけの感想やけどね。観衆5万人ってなってるけど、ほんまにこんなに入ったんかなあ?そんなに目玉無かったからねえ、今回は。 メインエベントはIWGPヘビー級選手権試合の永田裕志VS藤田和之。両方ともミルコ・クロコップのダシにされた選手とあって、次期挑戦権を賭けた試合でもあったんやけど、なんと永田が勝っちゃったよ。チャンピオンやけど、たぶんまた藤田にボコボコにされると思ってたからねえ。ハイキックからのバックドロップ4連発らしい。早く観てみたいなあ、コレ。 セミ・ファイナルでは高山の欠場により、ボブ・サップが来襲!野人・中西学との野獣対決が実現した。なんとアルゼンチン・バックブリーカー合戦まで出たみたい。中西もよう担ぎ上げよったなあ。最後はラリアットに来た中西を170kgの巨体でカウンターのドロップキックを見舞ったってんだから超驚き!しかも「ウヒャッ」って叫んでかららしい。(爆) そのまま、中西は場外で半失神リングアウト負け。この化け物は底なしやなあ。何が恐いってあの顔で28歳やってのが恐いわ。(爆) オレより年下やねんもんなあ、あの顔で。ボブ・サップ旋風はまだまだ続きそうやね。 第九試合は蝶野正洋VSジョーニー・ローラー(元WWFのチャイナ)の男女対決。ストロング・スタイルを標榜してる新日本プロレスがこういうカードを組むってのはいかがなものか。しかも猪木が連れてきたからねえ・・・何を考えてるんだか。でもローラーはけっこうマジでレスリングの基礎トレーニングをしてるらしく、そこそこちゃんとした試合になったようやね。蝶野がケンカキックを顔面に3発ブチ込んでケリがついたらしい。意外と強いんかもなあ。 後は特筆すべき試合はないか。個人的には元リングスでUFCでは世界のTKとして有名な高阪剛のプロレスのリング初登場がメッチャ興味深かったんやけど、どうやら安田忠夫にあっさり勝っちゃったみたいやね。わずか135秒アキレス腱固めによるギブアップ勝ち。 今回の大会は新日本VS外敵というテーマの大会やったから、おそらく格闘技色が濃かったと思うわ。
2002.10.14新日本プロレス@東京ドームの映像を見て・・・中西学VSボブ・サップと蝶野正洋VSジョーニー・ローラーを放送してた。いやはやサップはやっぱりスゴいわ。プロレスも十分できるやん・・・っていうか元WCWの練習生なんやから当然か。PRIDE、K-1のリングに続いてプロレスのリングでも大旋風を巻き起こしそうやな。今後の予定では全日本プロレスの一大イベント『W-1』でザ・グレート・ムタか天龍源一郎の相手として出てきそうな感じやし、PRIDEの東京ドームにも本人は出るようなこと言うてるし、K-1ではヘタしたら優勝しそうな勢いやし。一体どこまで行くんやろうなあ。 蝶野と爆乳戦士・ジョーニー・ローラーの男女対決は、やっぱり蝶野がつきあってやってたのがまるわかりやったわ。しかし、ローラーの顔ってケンカキックの的としてはうってつけなぐらい顔デカいよねえ。(笑) 最後はインタビュアーの中丸アナが急所パンチでヤツ当たりされて悶絶しとったけど、おまえもやられるのわかってて追いかけて行ったやろう!(爆) 新日のドームといえば、必ずマスコット・ガールの乙葉が出てくるんやけど、最初に登場してきた時は「素人丸だしでなんじゃそのコメントは!?もっと勉強してから来んかい!!」なんて思ってたのに、ある意味彼女のキャラのインパクトは凄くて、最近ではクセになってしまった。(爆)(爆) 
『PRIDE .22』・・・新日本プロレスを退団し、フリーとして歩み始めた小原道由には吉田秀彦がセコンドについた。相手はUFCの猛者のケビン・ランデルマン。ランデルマンが第一試合に登場ってのもスゴイけどね。新日本ではガチンコをさせたらかなり強いって評判やったんやけど、PRIDEのリングではいまだに全くその真価を発揮できていない小原は見ていてとても歯痒い。この日もランデルマンの打撃に為す術もなく、得意の寝技でも逆に上のポジションをとられ防戦一方となり、判定で完敗。小原には失望させられた。 現・高田道場の山本憲尚はライオンズ・デンのガイ・メッツァーと対戦。ダイジェストやったとはいえ、なんだあの山本の試合は!体もエラいタプタプになっとるし、動きが鈍い鈍い。まるで山本の師匠の前田日明の晩年みたいな体形やがな。あの鉄壁の守りで有名なメッツァーに何度も攻められ、これまた判定で完敗。 第三試合はここのところ勝ち星に恵まれないアレクサンダー大塚VSアンデウソン・シウバ。シウバはヴァンダレイ・シウバと同門のシュート・ボクセ・アカデミーということで、アグレッシブな選手。アレクの最近のファイトを見ていると、昔マルコ・ファスに勝ったことが嘘のようやわ。これまたほとんどイイところなしに、シウバに判定で完敗。 第四試合はアレク同様最近勝ち星に恵まれていない小路晃VSパウロ・フィリョ。一瞬の隙をつかれてフィリョの腕ひしぎ逆十字固めが決まってしまい、たまらずタップ。ここまで日本人選手全敗! 第五試合はヒース・ヒーリングVSコーチキン・ユーリー。ユーリーは極真をやってるロシアの選手でリングスでは常連やってんけども、今回PRIDE初参戦。でもさすがノゲイラと名勝負をしたヒーリングだけのことはあって、グランドでの頭部への膝蹴り連打でレフェリーストップ勝利。やっぱりヒーリングは見てて飽きない選手やね。 第六試合はブラジリアン・トップチームのマリオ・スペーヒーVSロシアン・トップチームのアンドレイ・コピィロフ。コピィロフはリングスでは数々の名勝負を作ったコマンド・サンボの使い手。ノゲイラの師匠であるスペーヒーとの攻防は期待されてんけど・・・。解説でも言ってたように、コピィロフってウルトラマンみたいなところがあって、最初の3分ぐらいはメチャメチャ強いんやけど、その後はスタミナが切れてもうてヘロヘロになってまうんよね。(苦笑) スペーヒーのキックでコピィロフが口を切り、ドクターストップ。それでも蹴られて倒れながらもコッソリと足をいれて関節をとろうとしていたコピィロフはやっぱり曲者。大慌てで逃げるスペーヒーが印象的やった。(笑) 第七試合はイゴール・ボブチャンチンVSクイントン"ランペイジ"ジャクソン。この試合は面白かったねえ。一番面白かったかも。オレはボブチャンチンが例によってロシアン・フックでブっ倒して、マウントポジションからのパンチでボコボコにして勝つんやろうと思ってたんやけど、ジャクソンが予想以上のパワーファイターだった。かつて桜庭をパワーボムでたたきつけたりしてたけど、ボブチャンチンまでボディースラムで頭からたたき落としてしまった。ボブチャンチンのろっ骨をへし折り見事なKO勝ち。この前はK-1のシリル・アビディにもKO勝ちしてたし、波に乗ってるよなあ。 さてこの日のメインエベントは大山峻護VSグレイシー最凶の男ハイアン・グレイシー。なんせこの日の放送は吉田VSホイス戦のリベンジマッチということと柔道VS柔術ということをことさら強調した作りになっていた。それがなんか誇大広告でも見てるような感じでイヤやったけどね。試合前からお互いケンカになると言ってたけど、実際そんな雰囲気やったね。ところが、大山がさあボコボコに殴ってやるぞって熱くなった所を意外にもハイアンが冷静によく見ていて右腕をとると、腕ひしぎ逆十字固めをガッチリと決めてしまい、大山の肘が反対方向に曲がってしまっていた!右肘が完全にハズれてしまったらしい。オレはハイアンみたいな悪ガキタイプの選手って嫌いなんで、なんとしても大山にボコボコにしてほしかったんやけどねえ。失望。日本人全滅でこれまた失望。そういえばハイアンってなぜかいっつも小柳ゆきの『be alive』で入場してたんやけど、さすがに今回はやめたみたいやね。(笑) それにしてもこのPRIDEの大会はつまらんかったなあ。やる前のカードからして期待薄やったけどね。次回の東京ドームはビッグカード目白押しやろうし、高田の引退試合もあるから期待できそうやな。東京ドームといえば今日の新日本プロレスの大会も気になるけどね。注目はやっぱり野人・中西学VS野獣・ボブ・サップやろうなあ。ここでもサップ旋風が巻き起こるのだろうか?
『NIPPON SPORTS MOOK 65 天龍同盟十五年闘争』・・・昭和59年4月に雑誌『ゴング』の週刊化に伴って全日本プロレス担当記者になったという、小佐野景浩氏の著書である。彼は天龍番として名高かった。1987年、当時全日本プロレスは長州力を筆頭とするジャパンプロレス軍団や豪華外国人勢で充実しており、ゴールデンタイムでの放送も快調だった。しかし、長州達が古巣新日本プロレスにUターンしたことから、リング上での闘いに締まりが無くなってしまった。この状況を打破すべく、全日本プロレスのファイトを活性化させるために立ち上がったのが、天龍源一郎だった。オレが最も敬愛するプロレスラーだ。彼はここで長い間パートナーだった全日本のエース、ジャンボ鶴田に反旗を翻したのである。ここから熱いドラマが始まったんよね。天龍同盟とは、天龍の志に共鳴した阿修羅原、サムソン冬木(後の冬木弘道)、川田利明、小川良成の5人。彼らのレボリューションそれぞれのドラマが、この本には熱く綴られていた。オレなんか思い入れが強いから泣けてきそうになったね。(笑) 男の友情・人情の世界。浪花節だよ人生は、みたいな。(爆) 天龍に関しては『プロレスは人生の縮図である!!』のコーナーでも書くつもりやけど、なんせ思い入れが強すぎてまとめられなかったりする。(笑) 十五年の歳月がたった今をそれぞれ見比べてみて面白い。天龍は全日本離脱→SWS→WAR→そしてまた全日本と長い旅から帰ってきて、今は52歳にして三冠ヘビー級チャンピオンだ。 阿修羅原は平成6年に引退し、現在は故郷の長崎で高校の体育講師をやっている。 冬木弘道は、コーナーの中でも書いたけど今年大腸ガンで突然の引退。今は日本にエンターテインメント・レスリングを切り開くためWEW代表というプロデューサーとして第2の人生を歩んでいる。 川田利明は三沢らが大量離脱した後も全日本に残り、新日本との対抗戦にも打って出て、その看板を堂々と守ってきた。武藤を破り、三冠チャンピオンになるも、ケガのためいまだ長期休養中。ベルトは返上したものの、全日本の顔である。 最後に小川良成だが、彼は下積み時代が長く、ジュニアヘビーの体格でかなり苦労してきた。しかし、つい先日、高山善廣に破れるまではGHCヘビー級チャンピオンだった!天龍と小川は今こそ闘いたいと言っている。全日本とノアということで、かなりの障害はあるものの、二人は必ずや実現してみせてくれることだろう。 もし天龍が引退試合をする時はどこの会場でやることになったとしても、絶対に見届けたいと思っている!!
『K-1 WORLD MAX 2002世界王者対抗戦』・・・須藤元気VSテコンドーの王者・金珍優。須藤元気は異色の総合格闘家で、いろんな大会に出てるんやけどね。オレとしてはパンクラスのイメージが強いかな。動きもトリッキーで、風貌もなんか『鉄拳』のカポエラの達人エディに似たイメージがあったんやけどなあ。(笑) 単身アメリカで修業しとって面白い選手やなあって思ってたら、入場シーンも面白かった。(笑) 今回も格闘アーティストらしく、なんか意味不明のパフォーマンスやったねえ。で、須藤も出演してる映画『凶気の桜』の宣伝もかねてやろうけど、窪塚洋介とRIKIYA(?)を帯同しての入場。試合は面白かった。やっぱりK-1のヘビー級とは違う面白さがあるわ。スピーディーでテクニック的にも面白い。特に須藤の発想って変わっててほんまオモロイよねえ!2回転してのバックハンドブローで見事なKO勝ち! 次の試合では、オレのお気に入りの選手、小比類巻貴之VSピーター・クルック。クルックはイギリスのチャンピオンで警察官らしい。左フックが得意技で「ザ・コブラ」って言われてるらしいんやけど、ザ・コブラと言ったらやっぱりジョージ高野を思い出してしまうところがプロレスファンですな。(笑) 石井館長から進退を賭けて試合にのぞんでほしいと言われた小比類巻やってんけど、途中までローキックでかなり追い込んでいた。きわめつけはためておいて狙っていたと思われるハイキック!これでダウンを奪ってるんやから、後は一気に行けば良かったハズなんやが・・・。5Rで左フックを喰らってしまい、まさかの逆転KO負け・・・。ガックリ・・・。みんな見てて歯痒かったと思うわ。なんでそこまで追いつめておいてガンガン行かんのや!ってね。今回の小比類巻にはほんまに失望させられた。そりゃ石井館長もバカヤローって言うわ。どうすんねん、これから。 そういえば、仮面ライダーアギトやってた賀集利樹君、リングアナやっとったなあ。(笑) でもまだまだ君には早かったようやね。もうちょっと声の出し方を勉強しましょう! セミ・ファイナルは前田憲作の引退試合。『ろくでなしブルース』で主役やってたってみんな知ってるかな?(笑) かつて90年代に立嶋篤史とともに日本のキック界を盛り上げた立役者だ。番組では「早すぎた英雄」って呼ばれてたね。16年間で45試合目で2年ぶりのリング。体を見る限りかなりトレーニングしてたことがわかるよねえ。対するは東欧からの刺客と呼ばれたチェコのムエタイ戦士・ミロスラブ・サフラ。よく知らないけど、前田の方がよっぽどムエタイ戦士に見えたねえ。ジャンピング・ハイキックやバックハンド・エルボーは見れなかったけど、34歳最後の戦いは前田の意地だけは見れたように思うわ。心が前に出てるよねえ!そこに一時代を築いた男の戦いが見れたような気がする。最終ラウンドは特にローキックでガンガン行ってたし、小比類巻に「見習えよ!」って言ってやりたかったわ。(苦笑) 結果は前田の判定勝ち!有終の美を飾ったということで、お疲れさまでした。 メインに行く前に大阪プロレスの村浜武洋×メルチョー・メノーの試合をダイジェストで放送しとった。村浜が判定で勝ってたけど、なんせ小っこいからねえ。プロレス観に行った時、あまりの小ささにびっくりしたもんなあ。リーチが無い分、相手に接近して手数で有効打を出さないかんから大変やろうに、たいした選手やで。 メインは魔裟斗のアルバート・クラウスへのリベンジマッチ。前回泣きをみた魔裟斗に負けは絶対に許されない。っていうかK-1ミドル級の今後のためにも、絶対に勝たないといけないっていうプレッシャーを周りからもかけられてたと思うねんな。あのムエタイのヒクソンと呼ばれたガオランを倒して初代K-1 WORLD MAX王者になった男だけあって、アルバート・クラウスは強くてうまいよねえ。でも魔裟斗もよう頑張ったんちゃうかな?最終ラウンドまでは観ててもそんなに面白いとは思わなかったけど。結果的にドローということで、試合後早速再戦をアピールしとったよねえ。でも同じ相手との試合ばっかりじゃ、新鮮味が無くなっちゃうからなあ。やっぱり今回リベンジできなかったのは大きいな。 このメインのリングアナウンサーを務めたのはK-1VS猪木軍の時にも活躍してた、渡辺いっけい。最近こういう格闘技イベントにおいて、いろんな有名人がリングアナをやったりしてるけど、彼が一番それっぽくできてるような気がしますなあ。コールした後の流し目がなんか笑えるけど。(爆)
『K-1 WORLD GP 2002 開幕戦 in さいたま』・・・先ずココにミルコが出れなくなったことが非常に残念だった。今年あれだけ大活躍していただけに、ここにきて椎間板ヘルニアによる欠場ってのは残念すぎ! 第1試合はマーク・ハントVSマイク・ベルナルド。思ってたよりかあんまり面白くなかった。なんかおもいっきり打ちあうのを期待してたし、当然KO決着ちゃうかって思わせる二人やのに、あんまりガンガンやらなくてヤキモキしたわ。延長の末、ハントの判定勝利。ベルナルドはもうあかんのかなあ・・・。 第2試合はレイ・セフォーVSマーティン・ホルム。これまた面白くなかった。ホルムがけっこう強いのはわかったけどね。どうも観ててあんまり入っていけなかったわ。セフォーが自分のペースであんまりできんかったからね。それでもセフォーの判定勝ち。 第3試合はピーター・アーツVSグラウベ・フェイトーザ。この試合なんかやる前から期待薄やもんなあ。どっちが勝っても、東京ドーム出るの?って感じで。極真贔屓のオレとしては今まで毎回グラウベには期待してたんやけど、さすがにもうそれも無くなった。何かわからんけど、極真で感じるオーラをK-1のリングでは感じないんよね。石井館長が言ってたように、もっと空手の技でガンガン行ったらええのになあ。一度豪快に縦蹴りでKOシーンを作ってみせてくれよ!アーツの判定勝ち。 第4試合はアレクセイ・イグナショフVSステファン・レコ。これはけっこう面白かったかな。イグナショフが膝蹴りで勝つやろうと思ってたオレの予想がハズれてしまった。レコがなかなか的確な動きでポイントを稼ぎ、延長の末見事判定勝ち。でもイグナショフが見たかったわあ。 これから後はK-1 VS PRIDE。第5試合、マイケル・マクドナルドVSセーム・シュルト。あの体格差じゃあ、マクドナルドもどうしようもないわなあ。シュルトはホースト戦でも勝ち同然の引き分けをしてたから、勝つとは思ってたけどね。マクドナルドがよく粘ったなあって思った。シュルトの判定勝ち。KOで勝てっちゅうねん!しかしまあ、この辺りから例によって藤原紀香のあからさまなK-1選手への応援が・・・放送席でそういうことを言われるとやたら気になるんやけど。(苦笑) 第6試合はジェロム・レ・バンナVSゲーリー・グッドリッジ。まあ判定になるわけがないわな。(笑) ベルナルドの時の試合を見るかぎり、グッドリッジにはまるで技術がない。だからバンナが勝つだろうとは思ってたけども、予想外の早さで決まったな。バンナの見事なKO勝ち。グッドリッジが起き上がるかと思ったところ、また崩れ落ちたシーンはインパクト大!グッドリッジのやられっぷりも良かったということで。しかしまあ、紀香さん仕事忘れてエキサイトしすぎですなあ。(笑) 注目の第7試合、アーネスト・ホーストVSボブ・サップ。みなさんド肝抜かれたんじゃないでしょうか?またK-1史に残るとんでもファイトを見てしまった!!あの圧倒的なパワーで押しまくってくるサップを卓越した技術で防御し、さらに強烈なローキックを何度も打ち込んでいくホースト。サップの表情がゆがみ、下半身も折り曲がってきそうだ。もうすぐ、あの巨体が倒れる!って誰もが思ったんじゃないだろうか?さすがミスター・パーフェクト!そう叫ぶ準備をしていたかも。しかし、サップは態勢を立て直すと再び猛然とパンチ。ホーストをコーナーに押し込むと強烈な連打!グラつくホースト!ダウン。ホーストは深くまぶたを切り流血。さらに2回目のダウンを喫し、1ラウンド終了間際にもコーナーでボコボコにされゴングが鳴った後崩れ落ちた。凄まじいシーンやったね。誰もがこの続きを早く見たかったことやろう。でも、オレはこの時点で試合続行は無いなと思ったわ。あの状態で出来るんやったら、藤田VSミルコかってできたもんね。サップのTKO勝利!サップが勝つことは予想してたけど、こんな凄い試合になるとは、想像できなかったわ。K-1の歴史がひっくり返ってしもうた瞬間。やはり規格外の選手にはどうにもならんのかっていう・・・。ひょっとして優勝してしもたりして。この次サップは、この日試合後に一悶着やっていた新日本プロレスの中西学と10/14に東京ドームで日本におけるプロレスデビューすることになっている。あの化け物には野人・中西さえ子供扱いされそうな気がするなあ。ボブ・サップ株またまた急上昇!!

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