流れ文字音楽魂総集編第15弾

◎gerling(ガーリング)/ 『bad blood!!!』・・・今年の夏に出たアルバムやけど、サンプル盤が売られてたもんやから買ってみた。しかし正直言って買うほどのもんでもなかったなあって少し後悔。今回は全体としてディスコ・パンクっていった感じに仕上がっている。これがディスコ調のダンス・ミュージックに近かったらオレももっと気に入ったかもしれない。ところがあいにくパンクのエッセンスの方が強すぎるような気がする。前作のアルバム『WHEN YOUNG TERRORISTS CHANGE THE SUN』に入ってた『Dust Me Selecta』のような女性ヴォーカルのイカすフィルター・ハウスみたいな感じを期待してみたのに・・・。
◎V.A./ 『SPIDER-MAN 2 Music From And Inspired By』・・・映画『スパイダーマン2』の輸入盤サントラ。国内盤にはボーナストラックとしてT.M.Revolutionの『Web of Night』が収録されてたんで、どちらを買おうか迷ったけど、結局1000円近く安い輸入盤を買ってしまった。映画はまだ見てないけどとりあえず旬のうちに買っておくかって感じで。よくCMで流れてるANA JOHNSSON(アナ・ジョンソン)の『WE ARE』も耳に残ったことやしね。オレの好きなHOOBASTANK(フーバスタンク)の『DID YOU』がカッコイイ!ほとんどロック系のアーティストってことで、最近のロックが好きな人にはけっこう楽しめるアルバムやと思うわ。他にDASHBOARD CONFESSIONAL、TRAIN、JET、YELLOWCARD、MAROON 5、TAKING BACK SUNDAY、MIDTOWN、lostprophets、SMILE EMPTY SOUL、THE ATARIS、SWITCHFOOT、JIMMY GNECCO featuring BRIAN MAY、DANNY ELFMAN、MEW、ALAN KUOといった面々。 
◎ENIGMA(エニグマ)/ 『VOYAGEUR』・・・去年出た5thアルバム。ENIGMAはヒーリング・ミュージック・ブームが来る以前から好きでどのアルバムも持ってるんやけどね。このアルバムは発売当時試聴したんやけど、どうもイマイチ購買意欲をそそらへんかってんなあ。悪しきCCCDっていうこともあったし・・・。音の質感に問題あり。改めてちゃんと聴いてみたけど、悪くはないけどどうもイマイチ。やや単調。今までのような鮮烈な印象は無かった。アルバムの全曲はMichael Cretu(マイケル・クレトウ)の作品で、何曲かはプロデュースパートナーであるJens Gad(ジェンス・ガッド)との共作。ダヴなサウンドが増えたかな?歌モノは多いんやけど、全体としては若干アンビエントチックになったような気がする。
◎globe/ 『Lights 2』・・・来年のデビュー10周年目に向けて「globe decade」突入ということでついにglobeが重い腰を上げて年内ツアーをやる。タイトルは『globe decade -access best seasons 1995-2004-』。ベストヒットLIVEという形をとるようなのでここでまた一通り復習でもしておこうかな、と。このアルバムはトランス色も強すぎず、わりと普通の人でも聴きやすいんちゃうかな?TKによると『Lights』と1セットっていうことなんやけどね。オレとしては『Lights』の方が好き。この『Lights2』の中ではシャガールをイメージして作ったっていう『INSPIRED R&B』が一番好きやね。『Knockin' on the door of my heart』は2002年のK-1 JAPANのイメージソングになっておったね。(笑) 『ひとりごと』は『ポップジャム』のエンディング・テーマ曲になってたこともあったっけな。なお今回のLIVEは大阪フェスティバルホールの2日目と東京厚生年金会館の初日に行きます♪
◎ソープランド揉美山/ 『ケダモノだもの ソープランド揉美山2nd』・・・「岡山発パンチラメタル界の女帝 全国の風俗業界の発展と成功を祈りつつ、しがないロッカーの心を癒すべく活動する3P!!」とかわけのわからないことが書いてあるんで、かなりのゲテモノアルバムやろうと思いきや、意外とバカっぷりが気持ち良かった。(笑) 同じ3ピースバンドのGO!GO!7188のサウンドをもっとラウドロック寄りにして、もっと戸川純のような怪しさといかがわしさを前面に押しだし、もっとコミカルにしたような印象。『モーニング息子』なんて言うふざけたタイトルの曲から始まり、「She Loves Me」と「蝨」をかけた曲があったり、『チョコレイトは女意地』なんていう明治チョコレートのCMソングのフレーズを大胆に使った曲があったり、『元素記号』なんていうのもあったり・・・。『エロだんす』なんて最高やね!(爆) 音楽的にも意外とカッコイイかもしれない。(笑)
◎姫神/ 『風の伝説』・・・今年発売された悪しきCCCDのアルバム。(怒) 正直言って驚くような曲はなかったなあ。今までよりかはヒーリング・ミュージックって言うより普通に聴きやすい曲が増えたっていう印象。思ってたより歌モノが多くて。それが個人的にはあまり面白くなかった。『神々の詩(ブルガリアン・バージョン)』が気になって聴いてみたくなったんやけど、やっぱり原曲の方がええなあ。これも味があってイイのはイイけどね。姫神を聴くとなんか自分も日本人の心を取り戻すね。(笑)
◎ashelee simpson(アシュリー・シンプソン)/ 『Autobiography』・・・まだ19歳の彼女はあのジェシカ・シンプソンの妹。しかしながら音楽的には姉と全然違ってロック路線。試聴した感じではそこまで魅かれたわけじゃなかったけど、それでも話題になってるからってことで買ってみた。プロデューサーがJohn Shanks(ジョン・シャンクス)っていうのもあったしね。アシュリーは全楽曲の作曲参加してるそうだ。グッド・シャーロットのベンジーや、ゴールドフィンガーのジョン・フェルドマン、シュガー・レイのドラマー、スタン・フレイジャーが作曲にクレジットされた曲も収録。本人はかなりロックやっていうことを強調したいみたいやけど、その割りにはもっとポップなものを感じてしまう。オレ的には若干ツボがハズれてるねんなあ。聴きやすいとは思うけどね。
◎V.A./ 『THE SOUND OF MILANOFASHION2 THE FINEST MUSIC FROM THE FASHION SHOW』・・・1がオシャレでかなり良かったもんやからすかさずこの2も買った。渋谷のタワレコで買ったんやけどね。輸入盤やし他の店では見かけなかったからこの機会に買っておいた。CD1が「THE SHOW」ということで、Mondomo、Moo、Flam、Christophe Goze、John Creamer & Stephen K、Eliot、Megablast feat. Cesar、Nitin Sawhney、Guadalupe Pineda、Aretha Franklin、Technozoide feat. Patricia Marx、Kosheen、H2O Production、Ikonといった面々。CD2は「AFTER SHOW」っていうことでVono Box、Soulstance、Arom、Rouge Rouge、Pink Martini、Micatone、Mystic Diversions、Solar Sides、Nu Tropic、J-Theme、Nick Romano、Miguel Migs、Imada、Africanism By Bob Sinclarといった面々。1にも増してクールでオシャレな曲が揃ってるねえ!ファッションショーの音楽が好きな人は是非チェック!
◎EGO-WRAPPIN'/ 『merry merry』・・・今回のアルバムには驚かされたねえ!ジャズっぽい歌謡ロック路線で突っ走るのかと思いきや今回はなんともバラエティーに富んでいる。最もEGO-WRAPPIN'らしいと感じた曲は『カサヴェテス』って曲ぐらいで、『マンホールシンドローム』のようなクラブ・ミュージックみたいなサウンドの曲もあったりして意外なほど実験をしちゃってるというか、せっかく今まで引き付けてきたファンをあえて突き放すかのようなアルバムだ。『くちばしにチェリー』だとか『色彩のブルース』みたいな感じを求めて聴くとがっかりすること間違いなし。(爆) 音楽的に広い視野を持ってないと楽しめないかもしれないねえ。オレはこういうのも好きですが。(笑)
◎LIZ PHAIR(リズ・フェア)/ 『LIZ PHAIR』・・・THE MATRIX(ローレン・クリスティ、スコット・スポック、グレアム・エドワーズ)がプロデュースっていうのはある意味驚きやったけどねえ。LIZ PHAIRみたいな若干過激なイメージのあるタイプがAvril Lavigne(アヴリル・ラヴィーン)らの売れっ子を手がける彼らと仕事をするなんてっていう。(笑) おかげさまで随分聴きやすいガールズロック・アルバムだった。(爆) 『H.W.C.』っていう曲があるんやけど、実は「男性の射精」のことらしい。歌詞を見ると♪あなたの熱くて白い精液をちょうだい〜・・・なんて連呼しておるけど。(笑) この辺がいかにもLiz Phairってことになるかな。
◎TALI(タリ)/ 『Lyric On My Lip』・・・ドラムンベースの雄RONI SIZE(ロニ・サイズ)が全面バックアップしてるってことで信用して試聴もせずに買ってみたけども、これがかなりカッコイイ!MC TALIことNATALIA SCOTTはニュージーランド出身。女性のMCってのがカッコイイやないの。ブリストルの名門レーベルFULL CYCLEから発売されたこのアルバムはオリジナル全12曲のうち9曲をRONI SIZEが、後の3曲をDIE、CLIPZ、KRUSTというプロデューサーが提供、『Don't Let Me Wake Up』と『Don't Blame Me』でDYNAMITE MCと共演している。どの曲もクールでRONI SIZEテイストとも見事にマッチ!最初の『Blazin'』からかなりイイけど、オレは特に『Take A Look』が好きかな。かなりお気に入りのアルバムになりそうだ♪  
◎V.A./ 『ALDEBALAN・HOLOPHONICS アルデバラン』・・・1988年に発売された驚異の立体音響技術ホロフォニクスを使って録音されたアルバム。八幡書店から4500円という高値で出されたこのCDは当時一般書店で売られてたんよね。CD帯には「音像シミュレーションと複合感覚を誘導する新録音サウンド・エフェクツをはじめ、ヒューゴ・ズッカレリと深い関わりを持つミュージシャンのライブ録音を多数収録ホロフォニクスの無限の可能性を示すデジタル・マスターの謎が、いま初めて明らかにされる」とある。かなりたいそうな感じがするけども、実際それぐらい衝撃的な立体音響だった。マッチを擦る音やレーシングカーなどの音を初め、Gustavo Santaolalla、La Musa、Steven Halpernなどといった人達の音楽もホロフォニクスで収録。BBSでこのCDを譲って欲しいっていう方がわざわざこのサイトにやって来られたので、久しぶりに聴いてみた。いまだにこの立体音響技術には驚かされる。バイノーラル録音なんかよりもはるかに立体的。ひょっとしたらホラーのアトラクションなんかで使われてるのもホロフォニクスなんかなあ?このCDで気になるのはかなり音声出力レベルが小さいこと。かなりヴォリュームを上げないといけないのが難点ですな。録音内容も音の驚異はわかるけども、あまり内容そのものを楽しめるってもんでもないしね。
◎HILARY DUFF(ヒラリー・ダフ)/ 『HILARY DUFF』・・・2ndアルバムのタイトルに自分の名前をアルバム名に持ってきたところが自信の現れなんやろうね。実際前作『Metamorphosis』よりも力が入ってきてるように感じられた。よりロックになってきたっていうね。今回もまたイイ感じの出来のアルバムやと思う。今月にはZepp大阪でLIVEもあるし興味はあるんやけどなあ。生で見たらやっぱりカワイイんやろうか?(笑) 中には変顔をしたプリクラシールみたいなのが入ってたけど。(爆) 女優としての人気はいかほどのものなのか正直言ってピンとこないんやけど、歌手としては意外とこの先も面白い存在なのかもしれない。ボーナス・トラックでTHE WHO(ザ・フー)の『MY GENERATION』をカバーしてるところも「おっ?」と思わせてくれた。John Shanks(ジョン・シャンクス)と作った『UNDERNEATH THIS SMILE』が特にお気に入り。  
○藤井隆/ 『オール バイ マイセルフ』・・・小室哲哉が久しぶりに他人に曲を提供してるっていうことでチェックしてみた。『タメイキ』っていう曲なんやけどね。作詞・作曲は小室哲哉で編曲が本間昭光。まあまあかな、この曲は。『ミュージックステーション』に出演した時はわたしの青い空っていう妖しい歌を無表情なのにどことなくユーモラスなダンスで実に奇妙な雰囲気を醸し出していた。(笑) アレは真剣なんやろうか?(爆) 小室以外の作曲は本間昭光、掘込高樹、林田健司、Fayray、横山輝一、作詞にはYOUも参加している。全体的にはオレの好みではないかなあ。藤井隆もそんなに歌がうまいわけじゃないからねえ。どうもどの曲ものっぺりした感じがするねんなあ。しかしツアーでは上海とロサンゼルスでもやるらしいし、ほんまに「何で!?」っていう。(笑) 誰が見に来るんやろうか?  
◎V.A./ 『DANCEHALL WICKED』・・・「DANCEHALL」ってあるからダンスミュージックのコンピレーションだろうと思って手に取ってみたもののどのジャンルかわからずにいた。そしたら「ダンスホール・レゲエ」っていうものやった。(笑) レゲエと言えばBOB MARLEY(ボブ・マーリー)って感じでゆったりしてるものを想像してしまうんやけど、このダンスホール・レゲエっていうのはなんとなくHIPHOPにも近いような気がしたなあ。高速ラップにも通じるような。思ってたよりカッコイイ。Wayne Wonder、Elephant Man、Bounty Killer、T.O.K.、Tanya Stephens、Buju Banton、Capleton、Sean Paul、vybz Kartel、Kid Kurrupt、Spragga Benz、Lexxus、Degree、Mr. Vegas、Wayne Wonder feat. Surprise、Sizzla、Vybz Kartel & Wayne Marshallといった面々。たまにはこういうのもイイかもね。  
◎BUMP OF CHICKEN/ 『ユグドラシル』・・・BUMP OF CHIKENって今かなり売れてるけど、オレの中にはいっこうに入ってくることが無くてねえ。それで何でこんなに売れてるんやろうか?って思ってちょっとチェックしてみた。思ってたよりちゃんとしたロックバンドやねんなあ。なんとなく乾いたヴォーカルでシンプルなロックに独特の世界観の詞が乗っかってるのが魅力ってところだろうか。ヴォーカルのテンションの高さをあまり感じないところはスピッツの草野マサムネなんかとも共通してるように思った。で、個人的には正直言ってやっぱりそんなに好みじゃない。音楽から伝わってくる姿勢みたいなのには好感は持てるんやけどね。シークレット・トラックに『O-TO-GA-ME はーと』っていう曲が入ってるんやけど、これが黒のプラケース部分を外してみると裏ジャケに歌詞を印刷しているのがわかるっていう凝りよう。これには面白いと思ったけど、基本的にシークレット・トラック反対派なので必要以上に長い曲間は作らないでほしいってほんまに思う・・・。  
◎V.A./ 『Enjoy! Hot Nordic!!』・・・CHERRY RED(チェリー・レッド)の『THE RECORD』をHMVで買ったらこのHMV特製非売品サンプラーが付いていた。「LITTLE SNOWMAN」っていうレーベルからのリリースタイトルに先着順で付いてるらしい。CHERRY REDの『You Got That Something』の他にAnna Sahlene、Tweeterfriendly Music、Hell On Wheels、PRIME STH、GRAND TONE MUSIC、Ephemera、Tennis、JANEZ DETDといった面々の曲が収録されている。コレが特典としてついてきたのは非常にラッキーやった。けっこうどの曲もイケてるし十分コンピレーションCDとして聴けるで。(笑) こういう企画はどんどんやってくれるとありがたいねえ!  
◎PUSHIM(プシン)/ 『QUEENDOM』・・・うちの女性スタッフが買ってきたのを聴かせてもらった。最近けっこうCMで流れてるから耳にはしていたけど個人的にはどうもとっつきにくいイメージがあった。こうゆうソウルフルな声ってあんまり好きじゃないからね。日本のレゲエ界に新風を吹き込んでる彼女やけども、やっぱりクラブ・ミュージック的なサウンドのレゲエってのが新しく感じさせてくれてるんやろうな。それ故にサウンド的には聴きやすかった。驚いたのは何か聞き覚えのある曲やなあっ思ったらRebecca(レベッカ)の『真夏の雨』をカバーしておった。アルバムの曲やったと思うけど、昔好きやったってことなんかねえ?(笑)  
◎RYUKYU UNDERGROUND(琉球アンダーグラウンド)/ 『RYUKYU REMIXED』・・・1st、2ndからの曲をRemix。Kid Loco、Saru、Da Lata、Jason Bentley、Junkie XL、Lelonek、Chaos Luda、Bill Laswell、Rohan、Brown Sounds、Richard Kirk Scientific、Sharaab、Karsh Kale、Dub Farm、Depth Chargeといった人達が参加。これがなかなか良かったんよねえ〜。1stしか聴いてないけどそれよりもこのRemixアルバムの方が気持ちイイし刺激的なような気がしたわ。クオリティーの高いRemixアルバムやと思う。  
◎VALENSIA/VALENTINE(ヴァレンシア/ヴァレンタイン)/ 『V』・・・オランダのロックの貴公子二人が合体したユニット。そしてあまりにもQUEEN(クイーン)な楽曲をたくさん披露している。このアルバムをかけてたらQUEENファンのドラマーのKさんは、「これはQUEENに似てるってだけでは許されへんぐらい。(苦笑) QUEENよりもQUEENらしい曲を作ってる」って言ってたけども、なるほどそうかもしれない。(笑) 後はTHE BEATLES(ザ・ビートルズ)の影響も強いかな。まあこれやったらVALENSIAのアルバムを聴いてるのとあまり変わらへんで。(笑) 別に嫌いじゃないからイイけども。  
◎V.A./ 『music to make love by』・・・アメリカのUltra Recordsからの2枚組輸入盤。cd 1の方がThe Herbaliser、Koop、Brazilian Girls、Llorca、Wax Poetic feat Norah Jones、A Guy Called Gerald、Bent、Luomo、Colder、Nova Nova、Ennio Morricone、Ian Pooleyといった面々。cd 2の方がMo' Horizons、Dolphin Boy、Joe Dukie & DJ Fitchie、Vikter Duplaix、Photek feat Robert Owens、Pete Moss、Orange Factory、Alan Smithee、Herbert feat Dani Siciliano、Balanco、Chungking、Oi Va Voiといった面々。ジャケットは男の太ももの上でスカートを捲り上げ乗っかったピンクのTバック紐パンの女性のケツを手で抱え込んでるというなんともエロティックなもの。タイトルからもわかるように官能的なクラブ・ミュージックが満載。とは言ってもそんなにやらしいものではなくて、クールでオシャレで官能的なサウンドやわね。なかなかイイ!  
◎03/ 『Monster』・・・1stアルバムの『03』はかなりハマって、2003年JIN的名盤第10位にまで認定したっていうのに、この2ndアルバムのダサさは一体何だ!?なんかゴリゴリになってかなり聴きづらくなった。古市絢子の歌い方もちょっと口説く感じるし・・・。それにしても『Monster』や『20世紀少年』っていうタイトルは明らかに浦沢直樹のマンガを意識して作ってるんやと思うんやけどねえ?(笑) ボーナストラックとしてBOB MARLEY(ボブ・マーリー)の『I Shot the Sheriff』のカバー、『逃げるな feat. Marty Friedman (ex MEGADETH)』、『君死にたまふことなかれ (Acoustic Version)』を収録。そしてDVDの方には2003.2.26の新宿ロフトで行われた『LIVE 009』から5曲収録されている。こうやって見ると古市絢子ってコワそうな姉ちゃんやねえ。(爆)  
◎akiko/ 『mood indigo』・・・須永辰緒プロデュースっていうことでコテコテジャズってことも無さそうやし、クラブミュージックっぽいのもあるみたいやったからチェックしてみた。個人的には前作よりも今回のアルバムの方が好きかな。今っぽくて。特に『Far Beyond』っていう曲がクールなクラブミュージックで好きやね。  
◎erico/ 『erico』・・・今年の3月にデビューした彼女を最初に見たのは『CDTV』かなんかで曲が使われたからじゃなかったっけなあ?ボーナスディスクのDVDで見るかぎりルックスはイマイチなんやけど(笑)、楽曲がなかなかイイんよね。しかも約半数を本人が作曲してるんやからたいしたもの。主にEVANESSENCE(エヴァネッセンス)なんかを彷彿させるラウドロックかな。でも何だろう?トータルしてカッコイイと言うよりかはダサさがチラつくのは・・・。英詞に曲に関しては発音が若干気になるしなあ・・・。でもデビューアルバムとしてはイイ出来ではないだろうか。  
◎BJORK(ビョーク)/ 『medulla』・・・いやはやこれまた問題作ですな!(笑) こんなんうちの店じゃかけられない。(爆) 前作の『Vespertine』もかなり内省的やったけども、今回のはまたまた前衛的というか不思議な独特のビョーク・ワールドを創りあげてるわ。なんか現代音楽でも聴いてるような感じ。なんせ今回のアルバムはほとんど楽器の音やビートを使わずに声だけで作ってるという。ラゼール(元ザ・ルーツ)、マイク・パットン(元フェイス・ノーモア)、タニア・タガック(イヌイット人の喉声シンガー)、ドカカ(日本人のヒューマン・ビートボックス・アーティスト)、ロバート・ワイアット、英国とアイスランドの合唱団といった人達の声を使って完成された。まあビョークほどの説得力のある声と表現力を持ったアーティストならこういう冒険をしてもクオリティーが高いなあって思うよね。ただ単にマニアックなことをしてるっていうんじゃなくて、いつもどことなくユーモラスな部分を感じるというか。そこがマニアックなことをしてもポップなことをしてもアーティスティックに感じさせてくれる魅力の秘密なのかもしれない。オレは今回のアルバムに関してはメッチャ好きっていうわけでもないけど、決して嫌いじゃないっていうニュアンスかな。アテネ五輪の開会式でもこのアルバムからの曲をやったみたいやけど、見そこねてしまった・・・。  
◎STACIE ORRICO(ステイシー・オリコ)/ 『LIVE IN JAPAN』・・・最近アルバム『STACIE ORRICO』をオレが再評価しだしたこともあって、この日本で行われたLIVEのアルバムも気になっていた。9月にDVDが出るみたいやしそれを買えばいいかなとも思いながら、いざこのアルバムを試聴してみたら欲しくなってしまった。と言うのも本人の歌が予想以上に完璧やったことと、バンド演奏が素晴らしかったから。実際何度も聴いてるけど名盤の予感やね!このアルバムはかなりええよ〜♪ ボーナストラックも良かったしね。ヘビーローテーション中でオススメ!  
◎SPANK HAPPY/ 『COMPUTER HOUSE OF MODE』・・・デビュー・アルバム。ジャケット帯には「末期資本主義エレガント・ハウスのロイヤル・カップル。」なんて書いてあって、キャッチ・コピーは<香水を振りかけて。汗をかかずに踊りましょう。>ってことで、そんな感じのちょっとオシャレっぽいエレポップって感じかな。軽い。曲のタイトルも『ジャンニ・ヴェルサーチ暗殺』とか『麻酔』とか『ホー・チ・ミン市のミラーボール』なんていうようなユニークなものが多い。個人的には普通に聴けたって感じで特別にイイとかインパクトがあったというわけでもなかったなあ。  
◎V.A./ 『BAD BOYS THE SOUNDTRACK バッドボーイズ2バッド サウンドトラック』・・・映画はまだ見てないけど、とりあえず参加してるメンツが面白いからチェック。P. DIDDYが中心となって、LENNY KRAVITZ, PHARRELL WILLIAMS, LOON、JAY-Z、NELLY, P. DIDDY, MURPHY LEE、FAT JOE & P. DIDDY FEAT. DRE、BEYONCE、NOTORIOUS B.I.G. & 50 CENT、FREEWAY、SNOOP DOGG WITH LOON、MARIO WINANS FEAT. FOXY BROWN、JUSTIN TIMBERLAKE、LOON、MARY J. BLIGE、DA BAND、M.O.P. FEAT. SHERITHA LYNCHといった面々が参加。HIP HOP嫌いのオレでも聴きやすいアルバムやったしええんとちゃうかな。対訳を読んだからより楽しめたっていうのもあるかもしれない。  
◎panjabi mc(パンジャビMC)/ 『THE ALBUM』・・・バングラビートってやつやね。『MUNDIAN TO BACH ME』は印象に残るねえ!Jay-Z Remixやボーナス・トラックのTWISTA Remixもあるけど、オレとしては高速ラップのTWISTA Remixが好きかなあ。思ってたよりかは面白かったって感じ。やっぱりアジアンテイストが入ってるのがええんやろうね。  
◎TMG(TAKU MATSUMOTO GROUP)/ 『TMG 氈x・・・B'z松本孝弘のソロ・プロジェクト。コラボレーション・メンバーはTak Matsumoto、Eric Martin(Vo.)、Jack Blades(B & Vo.)、Brian Tichy(Dr.)、Cindy Blackman(Dr.)。正直言ってこの御時世にこんなハードロックっていうのは古いような気がして仕方がなかった。なんかそれこそMr.BIGだとかGUNS 'N' ROSESだとかが流行ってた時代までタイムスリップするような感じ。若い子達はたぶんオルタナティヴなものとかミクスチャー、ラウド、パンキッシュといった感じのロックしか耳にしなくなってるかもしれへんからそういう意味では新鮮かもね?今年の『SUMMER SONIC 04』の大阪では急遽稲葉浩志のソロとそれぞれ別々に参加したというから今思えばやっぱり見に行きたかったよなあ。  
◎KOKIA/ 『歌がチカラ』・・・アテネ五輪の公式応援ソングである『夢がチカラ』を筆頭にポジティヴな曲がいっぱいのアルバム。歌詞はシンプルでいて真っ直ぐ。相変わらず癒される声しとるよねえ〜。でも個人的には前作の『Remember me』の方が全然好きやなあ。楽曲の好みってことになるけど。『題名のない音楽会』で彼女が歌ってたのを聴いて実はクラシックの発声もちゃんとできるんやなあって驚いた。ものすごいファルセットで息の長さを見せつけてくれたんやけど、あのスウィートな声の裏にはちゃんとした土台があるんやってことを改めて知って感心した。  
◎BONNIE PINK/ 『Even So』・・・今年8/19になんばHatchで行われた『LIFE SIZE ROCK 04』にBONNIE PINKが出てて、LIVE無料招待に応募したら当たったもんやから行ってきたんやけどね。これがなかなか良かってんなあ。久しぶりにトーレ・ヨハンソンと共に作ったアルバムで、なかなか洋楽チックなイイアルバムやと思う。サウンド的には以前のJEWEL(ジュエル)とかNELLEY FURTADO(ネリー・ファータド)なんかにも近いような気がするね。『5 more minutes』や『The Answer 〜ひとつになる時〜』なんかが特に好きやね。  
◎sleep walker(スリープ・ウォーカー)/ 『sleep walker』・・・中村雅人<SAX>、吉澤はじめ<PIANO>、杉本智和<BASS>、藤井伸昭<DRUMS>からなりJAZZとCLUB MUSICの融合をコンセプトとするジャズ・バンドってことで気になったからチェック。海外クラブ・シーンでは早くから話題となり、ロンドン・JAZZ CAFEではマッコイ・タイナー・トリオと一週間公演を行ったそうだ。確かにこのJAZZならクラブ・ミュージックファンでも納得させることができそうやね。シブくてカッコイイし表現力豊かやしスゴテクやしで緩急自在で圧倒される。沖野修也曰く「ちゃんと血が通ってるなあ」っていうのも大変頷ける。店でかけてたらジャズ好きドラマーのKさんも「めっちゃええわあ〜!最近の日本人は凄いなあ!!」と大絶賛。とにかく聴き応えタップリで何度も聴き込んでみるのにふさわしいアルバムやね。  
◎GO!GO!7188/ 『鬣 たてがみ』・・・急遽e+でLIVE招待に当選したなんばHatchでの『LIFE SIZE ROCK 04』っていう夏フェスの3日目に行ってきた。この日のトリが彼女達。3ピースバンドやのにうまいこと曲を作って薄さを感じないんよね。パンクとGSとサーフロックとをミックスさせたようなスタイルに椎名林檎を彷彿させるヴォーカルとジャパニーズ・テイストが独特の雰囲気を醸し出していた。ってことでちょっと気に入ったから今回アルバムをチェックしてみたんよね。今回のLIVEでもやった『浮舟』や『ポラロイド』なんかは特に印象的やね。それと『大人のくすり』っていうのがメッチャ気になるんですが?っていうのも歌詞の中の「白い錠剤」が精液、「でかすぎるカプセル」がペニスを連想させるから。(爆) この曲がどうも意味深で、男に「フェラ」を強要されてる歌のように聞こえてしまうのはオレだけか?(爆爆) 全然関係ないけど、ドラマーの兄ちゃんが全日本プロレスの小島聡に見えて仕方がなかってんなあ〜。(爆爆爆)  
◎The Prodigy(ザ・プロディジー)/ 『always outnumbered, never outgunned』・・・前作のあのモンスター・アルバムにして名盤『THE FAT OF THE LAND』からもう7年がが経ったっていうことに驚き!そしてもっと驚いたのがこんなに時間が経ってるのに予想以上に変化が見られなかったことに驚いた。(爆) 良くも悪くもってところかな。新鮮さはあんまり無いんやけど相変わらずなプロディジー・サウンドがなかなか面白い。基本的にこういうのって好きやからねえ。高速弾丸ラッパーのTWISTAとの曲やハリウッド女優のジュリエット・ルイスがゲスト参加してる曲、オアシスとのコラボレートなどメッチャ元気ですなあ。マイケル・ジャクソンの『スリラー』のビートを使ってる曲なんかもあったしねえ。(笑)  
△ASA-CHANG & 巡礼/ 『花』・・・メンバーは浦山秀彦、U-ZHAAN、ASA-CHANG。四家卯大ストリングスやピアニカ前田も参加してるし、Voice Sampleにyoshimi p-we (ボアダムズ)、こだま和文、フルカワミキ (スーパーカー)、プンクボイといった人達が協力してるようだ。2ndアルバムらしい。J-POP/トライバル/ポスト・ロックなんていうふうにカテゴライズされてたから期待してチェックしたのに、何かつまらん現代音楽みたいな感じでガッカリ・・・。しかも24分26秒と短いしねえ・・・。  
◎Sunaga t Experience/ 『COБAKA クローカ』・・・ミックスCD『オルガンバー・スイート』『very best of PUNCH THE MONKEY』などでお馴染のDJ須永辰緒のソロ・プロジェクトによる1st.ALBUM。なぜかいとうせいこうの書き下ろし短編小説『犬の光』が封入してあった。(笑) 他の参加アーティストはVince Andrews、Sheila Landis、Kirsty Hawkshaw、猫沢エミ、KASHI (FLICK)ら。プリテンダーズの『kid』なんかもカバーしている。  
◎BEYONCE(ビヨンセ)/ 『LIVE AT WEMBLEY』・・・DVD+CDっていう2枚組。どこのCDストアの店頭でもDVDを流してたからやっぱり気になってしまった。BEYONCEに関してはビジュアルで見たいってのがあるからねえ。(笑) いきなり逆さまに吊り下げられて出てきたのには笑ったけど。(爆) 何と言っても綺麗でスタイルもいいから華があるわ。CDには新曲と『BABY BOY』や『NAUGHTY GIRL』なんかのリミックス曲が数曲収録されている。中でも『KRAZY IN LUV (MAURICE'S NU SOUL REMIX)』が注目かな。衣装替えしましたって感じで。まあでもCDの方はオマケ的な感じにしか思わなかったなあ。  
◎Vo Vo Tau(ボボタウ)/ 『Vo Vo Tau 01hz』・・・先日e+で当選した『MOOOVE!! supported by smart』っていう心斎橋クアトロで行われたイベント・ライヴで生で見た。会場のノリはイマイチやったけど、彼らの曲の良さは再確認できたね!このアルバムを聴き直してみて会場で聴いてまた好きになった曲もあれば、LIVEでやらなかったけどイイなあって思う曲もあったりで最初に聴いた時とはまた違った楽しみ方ができたねえ。『裸〜NUDE〜』は最近店でも歌う人が増えてきたけど、改めてイイ曲やなあって思うわ。詳しいことはLIVEレポを読んでください!  
◎ASLN/ 『ASLN』・・・サウンド・クリエイター益子樹率いる女性ヴォーカルバンド。全く予備知識も無かったけど、ジャパニーズ・クラブミュージックのコーナーに置いてあったからジャケットの雰囲気で借りてみた。なかなか独特の雰囲気を持ってて面白い。ミニマルな要素も多くてちょっと不思議な感じの音空間を演出してくれる。そこにフワッとした女性ヴォーカルが乗って心地良い。音の隙間やスタイルみたいなのはTicaなんかとも共通するように思ったなあ。歌詞は英語やね。名前は浸透してなくてもこの日本にもまだまだ面白いアーティストがたくさんいるんやなあって思わせてくれたね。  
◎RUSS GABRIEL(ラス・ゲイブリエル)/ 『INTO THE UNKNOWN』・・・ライブ・ミュージシャンとの有機的な融合をみせるジャズ〜ブラジリアン〜クロスオーヴァーなサウンドに挑むってことだけあってクラブ・ミュージックでもなかなかシブい感じがする。このアルバムを店でかけてたらキーボーディストのMさんも「これ誰?」って気になったみたいで、オレみたいなクラブ・ミュージック好きじゃなくてもイイ感じのアルバムみたいやね。なかなかアダルトな雰囲気の音楽でちょっとクールでムーディーな演出をしたい時のBGMにも最適。  
◎DOT ALLISON(ドット・アリソン)/ 『WE ARE SCIENCE』・・・元ワン・ダヴの歌姫二年半ぶりの2ndアルバム。トゥローン・スウォーズメンのキース・テニスウッドとデイヴ・フリッドマンを共同プロデュースに迎えた。どうもダヴとつくと不安がよぎるんやけども、このアルバムに関しては非常に聴きやすかったし、適度に怪しい雰囲気がオレ好み。(笑) SNEAKER PIMPS(スニーカー・ピンプス)をもうちょっとだけ明るくしたような感じかな。それに意外とテクノっぽい部分もあったしね。なかなかイイ空気感のアルバムやと思うし、DOT ALLISONの声とサウンドが見事に融合しとるよね。面白いと思うわ。  
◎Avril Lavigne(アヴリル・ラヴィーン)/ 『Under My Skin』・・・日本でもバカ売れしたデビュー・アルバム『Let Go』があまりにも良かったもんやから、ヘタしたら2ndでトーンダウンをするんちゃうかっていう不安があった。しかし、そんな心配は全く無用やったね。このアルバムも1枚目に負けず劣らずかなりイイ!只今ヘビーローテーション中。『ミュージック・ステーション』で先行シングルだった『DON'T TELL ME』を歌ってたけど、その時はあんまりうまいとは思わなかったなあ。でもロック魂は感じられてイイなあって思ったけどね。『めざましテレビ』では生出演してアコースティックに『MY HAPPY ENDING』を歌ってたね。これはこれでイイ感じやった。『SUMMER SONIC 04』にも出演してたけどどんな感じやったんやろうねえ?若い娘が集中してエラいことになってへんかったんかなあ?(笑) オレも行きたかったのは行きたかったけど、仕事明けに1日中野外ライヴってのは倒れかねへんやろうしね・・・。(苦笑)  
◎V.A./ 『THE SOUND OF MILANO FASHION』・・・ファッションショーの音楽が聴きたくて買った2枚組輸入盤。CD 1 - THE SHOWにはMINTY'S STYLE、BENT、OTTO、ALEX DE GOMERA、APRIL STEVENS、VARIETY LAB、SKINNY、LUCIANO、ESKILO、ULTRA NATE、MINUS 8、PINK MARTINI、STAN GETZ、MYSTIC DIVERSIONSといった面々。CD 2 - AFTER SHOWにはZIMPALA、ZUCO 103、MARC MOULIN、DNA、RIVERA ROTATION、EKOVA、MANIJAMA、ALEX GOPHER & DEMON presents WUZ、FRANKIE KNUCKLES feat. Nicky Richards、DE NUIT、ANDY WILLIAMS、SUBA、SWEETREAT、MASTERS AT WORK feat. Luis Salinasといった面々。やっぱりクールでオシャレな曲がてんこ盛りってことで何度でも聴いてみたくなるアルバム。「THE FINEST MUSIC FROM THE FASHION SHOW」に偽りなし!オススメやね!  
◎hoobastank(フーバスタンク)/ 『THE REASON』・・・今年発売のニューアルバムやけど、曲調といいヴォーカルの声といいやっぱりincubus(インキュバス)とかなりダブるねえ。ただオレ的にはincubusのアルバムの方が好きやなあ。『スパイダーマン2』のサントラに入ってた『DID YOU』に匹敵するぐらいカッコイイ曲がこのアルバムには入ってなかったなあ。勿論イイのはイイんやけどね。  
◎JAVINE(ジャヴィーン)/ 『SURRENDER』・・・試聴してみたら思いのほか良くてR&B系にもかかわらず買ってしまった。かなりポップでR&Bっていう程濃くないから聴きやすいんよね。UK流R&Bってことらしい。2002年にUKの人気TVショウ『Popstars: The Rivals』っていう番組で才能をアピールしたのがレコード会社争奪戦のきっかけやったみたいやけどね。しかもルックスがモデル並でトム・ジョーンズなどのミュージック・ヴィデオにも出演していたらしい。ちゃんと自分で曲も書くということで'81年生まれとかなり若いのになかなかの実力者のようだ。そんなにルックスがいいならPVを見てみたいなあ。そういう意味ではルックスの良さといい、曲の雰囲気といいBeyonce(ビヨンセ)なんかともイメージがカブったけどね。去年バカ売れしたアルバム『Dangerously In Love』よりもオレはこのJAVINEのデビューアルバムの方が好きやなあ。問題は悪しきCCCDやってことやな・・・。  
◎V.A./ 『ultimate ibiza』・・・トランスやハウスなどのダンスミュージックをMIXした2枚組輸入盤コンピレーション・アルバム。アテネオリンピックの水泳会場であのヴァンダレイ・シウバの入場テーマ曲Darudeの『Sandstorm』がよく流れてたので聴いてみたくなった。なんか夏にはこういう音楽が涼しくてええよね。この酷暑には絶品。(笑) ジャケットも透き通った海をバックにビキニを着たブロンドの女性やし。Disc 1はAlex P's Night Life Mixということで、kernkraft 400、Storm、Darude、Planet Perfecto、York、Frankie Goes To Hollywood、Delerium featuring Sarah McLachlan、Hi-Gate、Sabotage、Trevor & Simon、The Shrink、The Warrior、Matt Darey's Mash Up featuring Marcella Woods、Atlantis Vs Avatar featuring Miriam Stockley、Alex D'Elia Vs Ebop Allstars、Lost Witness、Orion、Tillman & Riesといった面々でどちらかと言うとトランス寄り。Disc 2はBrandon Block's Beach Life MixということでBob Sinclar、Afro Medusa、differentGear vs The Police、A.T.F.C. Presents Onephatdeeva、Jazzy M、Black Legend、Johnny Corporate、robbie Rivera presents Rhythm Bangers、Illicit feat Gramma Funk、Olav Basoski、DJ Phenix、Mystic 3、Crystal Clear、Tom Novy、Amber、Josh Wink & Lil Louis、Sister Bliss、Angelic、Mellow Trax、Kristine Blondといった面々でこっちの方がかなりノリノリのダンスミュージックっていう感じではある。まあオレはDisc 1の方が好きかなあ。  
◎The Corrs(ザ・コアーズ)/ 『borrowed heaven』・・・今年の5月に発売された4thアルバム。アイルランド出身のコアー家4兄妹によって1990年に結成されたバンドやけど、今までのアルバムは全てハズレなし。今回のアルバムはOLLE LOMO(オレ・ロモ)という一人のプロデューサーを起用。ケルト・サウンドも巧みに取り入れながら、今っぽさも感じるバンド・アンサンブルで極上のポップスを展開!試聴して買う気になってしまった。南アフリカ最高のコーラスグループであるレディースミス・ブラック・マンバーゾとも共演。U2のボノが書き下ろした映画『イン・アメリカ 三つの小さな願いごと』の主題歌『TIME ENOUGH TEARS』も再レコーディングして収録。先着5000名様にスペシャルDVDが当たったんやけど、買うのが遅すぎてもらい損ねてしまった・・・。とにかく今回のアルバムはかなり良くて実に気持ちイイ!The Corrsのアルバムの中では一番好きかもしれない。  

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