流れ文字音楽魂総集編第14弾

◎TM NETWORK/ 『NETWORK Easy Listening』・・・待ちに待ってたTM NETWORKのニューアルバム。先行シングルの印象では最近の小室哲哉のサウンドって感じやったけど、アルバムを通して聴いてみてそれをまた確信していったね。前半こそTMやけど後半なんかTETSUYA KOMUROやで!(爆) 『SCREEN OF LIFE -EXTENDED MIX-』と『PRESENCE』の歌詞からも感じられるように全体として今までのTMには考えられなかった何か重い雰囲気があるんよね。全体的に哀愁漂ったトランスっぽいサウンドで『TIME TO COUNT DOWN -LABO MIX-』『nuworld』『COME CLOSER』はほとんどインストもの。『LOVE TRAIN -EXTENDED MIX-』や『TAKE IT TO THE LUCKY (金曜日のライオン)』は20周年の現在ではこうなったかあって感じでかなり様変わり。大人のサウンドになったなあっていう気がした。そしてポップスって言うよりクラブ・ミュージックっぽくなってたりもするねえ。ちょうどglobeが『outernet』を出した時のような感覚に似ている。果たしてかつてのTMファンがどれぐらい受け入れられるかは疑問。個人的には好きやけどね。4/21には横浜アリーナから『DOUBLE-DECADE TOUR "NETWORK"』が開始!オレはと言うと6/3の大阪国際会議場メインホールのLIVEに行ってきた!なんと前から7列目のほぼ真ん中!!なんかこのサウンドから察するに怪しい雰囲気のLIVEになりそうな予想をしていたけども全然そんなことはなく実にシンセ・サウンドが気持ちイイLIVEだった!改めてTMがシンセ・メインの音楽をやってるユニットなんやなあっていうことを再認識して実に嬉しかったね♪LIVEレポアップのため、またしても聴いてみた。今年一番のヘビー・ローテーション中アルバムやね。日本武道館2DAYS公演では浅倉大介やFENCE OF DEFENSEも出演し、FINALの2日目にはなんとB'zの松本孝弘もゲストで登場!!この豪華な共演を見逃したことは今年一番の後悔だったりする・・・。
◎daft punk(ダフト・パンク)/ 『DISCOVERY』・・・松本零士作画で作られたアニメ中編作品『インターステラ5555』を見たらどうしても聴きたくなってきた。このアニメはこの『DISCOVERY』のPV集みたいな感じでちゃんとストーリーになっとるんよね。セリフは無いけど見ているだけでよくわかるという、おもいっきり日本の懐かしいテイストのアニメ作品になっていてなかなか面白い作品やった。音楽の弾け具合も改めて感じたねえ。名盤でしょう!特に『ONE MORE TIME』はたくさんの人が耳にしてるやろうけど、名曲やね。  
◎N・E・R・D(エヌ・イー・アール・ディー)/ 『Fly OR Die』・・・何でこのHIP-HOPが苦手なオレがPRODUCED BY NEPTUNESみたいなこのアルバムを買ったのか?それは『ブルークラッシュ』に入っててiPodのCMソングにもなってた『ROCK STAR (JASON NEVINS REMIX EDIT)』がなかなかカッコ良かったから、このノリを期待して買ってみたんやけどね。でもわざわざ別に買わなくても良かったかな。(苦笑) 悪くは無いんやけど、かと言ってそれほどオレ好みでもなく・・・。ただコテコテブラックなノリじゃなくて、かなりロックテイストが入ってるって部分では聴きやすかったかな。Lenny Kravitz(レニー・クラヴィッツ)がギターで参加してる曲もあるしね。つい最近も来日してたイメージがあるけども、『SUMMER SONIC 04』ではどんなパフォーマンスをやってくれたのか、またTVでチェックしたいね。
◎V.A./ 『THE MUSIC FROM THE FASHIONWEEK NEW YORK LONDON MILAN PARIS ISSUE#02 SPRING/SUMMER 2003』・・・George V Recordsの2枚組輸入盤。タイトル通り、DOLCE & GABBANA、FENDI、JIL SANDER、MISSONI、EMILIO PUCCI、PHILOSOPHY DI ALBERTA FERRETTI、CERRUTI、DIESEL STYLE LAB、LA PERLA、PAUL SMITH、VIVIENNE WESTWOOD、DRIES VAN NOTEN、KENZO、EMANUEL UNGARO、SONIA RYKIEL、CACHAREL、MICHAEL KORSといったブランドのファッションショーで使われた曲のコンピレーション。1枚目にはQUEEN OF JAPAN、POLYSTER、MIRWAIS feat. Craig Wedren、HANAYO、ADD N TO {X}、YELLO、MEKON、TIMO MAAS feat. Kelis、PAUL FRYER、ALEXANDRE GEINDREといった面々。2枚目にはTARWATER、SAINT ETIENNE、SWAYZAK、BIS、CHIKEN LIPS、ROYKSOPP、AKUFEN、ZONGAMIN、ROYKSOPP、VISION、URSULA 1000といった面々。単純にファッションショーの音楽が聴きたいと思って試聴もせずに買ってみたんやけどね。まあ知ってるアーティストもチョイチョイいるし大丈夫やろうと思って。まあ期待してた以上に良かったってことは無かったかなあ。トータルで見るとまずまずって感じ。良かったのは良かったし好きやけどね。  
◎V.A./ 『Paris Lounge 4』・・・オレが楽しみにしてる2枚組輸入盤ラウンジ・コンピレーション。しかし今回はちょっと期待ハズレやったかも。今回が一番印象が薄い。まあまだ何回も聴いてないからこれからどう感じ方が変わるかわからへんけどね。CD1の『Paris by Day 12.00 P.M』の方はDAFT PUNK、JULIEN BAER、DJ CAM、MDC PROJECT Feat. MARIE ROSE、TOP ROCKING Feat. TY、DYSH & OSCAR Present DUOLOGIC、LADY & BIRD、KEREN ANN、SIMON SAYS、MARATHONIANS、OCTET Feat. BENJAMIN DIAMOND & SUZANNE THOMA、BANG BANG、TELEPOPMUSIK、THE LOVERS、MINIGROOVE ORCHESTRA、GENERAL ELECTRICS Feat. LATEEF THE TRUTH SPEAKER、METROPOLITAN JAZZ AFFAIR、COCOSUMA Feat. JEN H KAといった面々。CD2の『Paris by Day 12.00 A.M』はROLAND BRIVAL、MORANDO、MEEKS & BONDURANT、KLANGUAGE、QUIZZ Feat. EMILIE、ALEXKID Feat. LISSETTE ALEA、SPIRIT CATCHER、FRANCK ROGER、LULLABIES Feat. KARINE、HENRY GOES DIATY、DJ GREGORY、PHIL WEEKS、OSCAR、SHADE OF SOUL Feat. MARILYN DAVID、NEXT EVIDENCE、JUSTICE Vs. GAMBIT、PATCHWORKS、I:CUBEといった面々。  
◎LENNY KRAVITZ(レニー・クラヴィッツ)/ 『BAPTISM』・・・今年『ROCK ODDYSEY』に出演していたLENNY KRAVITZ。このアルバムはいかにもレニクラらしいロックしててイイ感じなんよね。昔の気持ちに戻って衝動的に作ったようなことが書いてあったけど、まさにそんな感じ。このアルバムを「rebirth(再生)」と定義してるのも頷ける。3曲でサックスのDAVID SANBORN(デヴィッド・サンボーン)が参加してたり、JAY-Zをフィーチャーした『STORM』なんかも収録している。日本盤を買ったけどもボーナス・トラックの『UNCHARTED TERRAIN』がアコースティックすぎて個人的にはつまらなかったから輸入盤まで待てば良かったかな。悪しきCCCDやったしねえ。(苦笑) とはいえ、なかなかゴキゲンな曲が入ってるのでレニクラのアルバムの中でも今回はけっこうお気に入り。アコースティックなのはいらんなあ・・・。何はともあれレニクラ曰く「Pure Lenny Kravitz」ってことは体感できた。
◎V.A./ 『SOUND OF GARDEN 3 Compiled & Directed by Hiroaki Niwa』・・・このシリーズの第2弾は以前紹介したけども、あまりにもマニアックすぎて買ってからイマイチ失敗した感があった。でも今回のはなかなかイイねえ!「80'Sフレイヴァーのクラブ・ミュージックからニュー・エレクトロ・ポップ、ディスコ・パンクまで世界同時多発的に沸き上がるポップ・カルチャー・シーンのニュー・アクトを詰め込んだフル・ヴォリュームの全20曲!!」と帯に書いてあるようにややマニアックな空気は持ちつつもどことなくオシャレでダンサブルな音楽が選曲されている。収録されているアーティストはMY ROBOT FRIEND、EDWIN LALIQ、EXTRA EXTRA!、DYNASTY、DUMAS、SIRIUS MO、Riviera、Skweez、CNUT、Certainly, Sir、BASTIAN、MISS KITTIN & THE HACKER、ARP、NIKO、EIGHTY 5、LOMAX、DJ Patex & Knarf Rellom、howdi、LOS CHICROSといった面々で、オレがほとんど知らない人達ばかり・・・。それでもLOMAXの『Modern Life』やEIGHTY 5の『Brick (Prison nurse rmx)』、NIKOの『You're My Favourite Music』なんかはかなりゴキゲンですわ♪ なんだかんだでこのアルバムからの選曲は多いんよね。聴けば聴くほど良さがわかるみたいな。
◎V.A./ 『BLUE CRUSH the original motion picture soundtrack ブルークラッシュ オリジナル・サウンドトラック』・・・このサーフィン映画の音楽がなかなか良くて、見終わってから無性に欲しくなってしまったというサントラ。ついに買っちゃったよ。中にはオレのかなり好きな曲ZERO 7の『DESTINY』なんかも入っておるね。他にLENNY KRAVITZ、N.E.R.D.、BEENIE MAN、BLESTENATION、CHICKEN、BETH ORTON、NIKKA COSTA、PLAYGROUP、DAMIAN MARLEY、DOVESといった面々の曲を収録していて、夏場に聴くのにオススメのサントラやね!ってことでこのアルバムからもハードにセレクトしてしょっちゅうかけている。特に以前iPodのCMソングにも使われてた『ROCK STAR (JASON NEVINS REMIX EDIT)』はだんだんカッコイイなあって思うようになった。後はレゲエなんかが夏を感じさせてくれるかな。
◎DELERIUM(デレリウム)/ 『KARMA』・・・このアルバムはかなり以前レンタルしてものすごく気に入ってたんやけど、MDに落としてたものの、もう一度CDで聴き直したいと思ってたのにいつの間にか見かけなくなっていた。それで何年かしてこのCDを見つけたので聴いてみたんやけどね。やっぱりイイねえ、このアルバム。モロにENIGMA(エニグマ)の影響を受けてるとは思うけど、それでもこのDELERIUMならではの雰囲気がかなり気持ちイイ。カナダのバンクーバーを活動拠点とするBill Leeb(ビル・リーブ)とRhys Fulber(ライス・ファルバー)からなるユニット。Kristy Thirsk、Camille Henderson、Sarah McLachlan、Jacqui Huntといった人達をヴォーカルに迎えてエニグマばりのヒーリング・ミュージックを展開。グレゴリアン聖歌を取り入れてるから余計にエニグマとダブるねんなあ。(笑)  
◎V.A./ 『Motivation SONGS FOR MAKE UP Compiled by TOWA TEI』・・・コスメなハウス・ミュージックのコンピレーションということで、テイ・トウワがオシャレな選曲をしていてあなかなかイイ感じ!The Quantic Soul Orchestra、Bootsy Collins feat. ONE、U'nique feat. Angie Brown、Ginger Ale、Sodex、Mambana、Minigroove Orchestra、Hakan Lidbo featuring EMMA、Kadregah feat. Leisa T.Johnson、Planets、Jetlag、Tweek Freekz feat. Lynnette Curtisといった面々。なかなか末長く聴けそうなコンピレーション・アルバムやと思う。 
◎V.A./ 『URBAN RENEWAL PROGRAM』・・・PREFUSE-73、AESOP ROCK、CAURAL、MOSDEF AND DIVERSE、MR.LIF、SOULS OF MISCHIEF、RJD2、WHILE、EL-P、DJ FOOD、VIA TANIA、MIHO HATORI、TORTOISE、THEMSELFSといった面々。思ってたより面白かったなあ。
◎V.A./ 『Sound Concierge #402 "Four Kicks Adventure" Selected and Non-stop Mixed by Fantastic Plastic Machine』・・・これまたなかなかオシャレなMIXアルバムで。Fantastic Plastic Machine、Hi-Fi Serious、Dino Lenny vs The Housemartins、DJ Sid Y Fabio、Foremost Poets、Morane、Akufen、I:Cube、The Ones、Joe Montana、Sebastien Leger、Gant Garrard、Redlite、Safri Duo、Love & Peace Orchestra、Supacupa、Arrested Development、Phenomania、Sounds Of Lifeといった面々。聴きすかったねえ。やっぱりFPMって聞くだけで安心できる部分がある。
◎Mansfield/ 『GOLDEN HOUR』・・・Mansfieldと言えば極上コンピ『SPINOUT』をMIXした池田正典。Remixer陣には小西康陽、Reggae Disco Rockers、FRANK POPP ENSEMBLE、Big Boss Manが参加したマンスフィールドのノンストップ・ベスト盤。本当ならノンストップじゃないベスト盤が良かったんやけどなあ。何しろBECK(ベック)の『NEW POLLUTION』をカバーしたのが印象的。まあ聴きやすいハッピーなアルバムでよろしいんじゃないでしょうか。
◎PFM/『pieces from manticore 〜the best of premiata forneria marconi〜』・・・このプログレ好きのオレが何故か今までちゃんと聴いていなかったイタリアのプログレ・バンド。けっこうメジャーやのにねえ。PFMがpremiata forneria marconiの略ってのも初めて知った。タイトルもちゃんとPFMにかけてつけたんやろうね。(笑) ベスト盤ってことでなかなか秀逸な曲が並んでて聴き応えがあったなあ。ただプログレってのはアルバム毎にしっかりとした世界観ってものがあるから、あんまりベスト盤でつまみ食いするような聴き方はよろしくないんやけどね。ちゃんとアルバム単位で聴いてみたいと思う曲がたくさん入ってたので、またそのうち機会があればチェックすることにしよう。
◎冬木透/ 『ウルトラセブン ミュージックファイル』・・・このサイトの『オタックNo.1』っていうコンテンツを『我思フ、故ニ我在リ』のコーナーに統合するため、『幻の第12話『遊星より愛をこめて』を求めて』っていうテキストをもう一度読み直す時にBGMとして久しぶりに聴いてみた『ウルトラセブン』のサントラ。懐かしい曲の数々でどの曲も劇中で聞き覚えのあるものばかり。ジ・エコーズとみすず児童合唱団が歌う主題歌『ウルトラセブンの歌』は言わずもがな名曲やし、何よりもジ・エコーズの♪ワン、トゥー、スリー、フォー・・・っていうあの『ULTRA SEVEN』のインパクトと言ったら子供の時でもピカイチやったもんなあ。この曲が流れるといつもウルトラ警備隊がポインターに乗ってるところを思い出すわ。(笑) まさにコレクターズ・アイテムの1枚。   
◎Orbital(オービタル)/ 『Blue Album』・・・テクノ四天王の一角Orbitalの7枚目にしてラストアルバム。この7作目にして初めてレコード会社からの注文やスケジュールなどから解放され、丸一年かかって自分達の思うように時間を使い自分達の為に純粋に製作されたというこのアルバムはモロにテクノって感じだった。新しいと言うよりかはどちらかと言うと懐かしいようなね。個人的には若干期待ハズレやったなあ。かなりおとなしすぎて地味なアルバムやったわ。音はOrbitalらしくかなり美しいんやけどね。今年の7/18の横浜アリーナで開催された『WIRE04』で解散ってことで一体どんなパフォーマンスだったのか気になるところ。  
◎Akiko Grace(アキコ・グレース)/ 『TOKYO 東京』・・・バークリーを首席で卒業したという彼女の『和』ジャズが実に素晴らしい!!予想以上に良くて驚いた。演奏してるAkiko Super Tokyo TrioはピアノのAkiko Grace、ベースの藤原清登、ドラムスの岩瀬立飛というメンバー。他にヴァイオリンの中西俊博、尺八の藤原道山、ストリングスの金原千恵子を迎えて独特のジャズを繰り広げている。『春咲小紅』や『島歌』『おぼろ月夜』などもあればオリジナルも秀逸で尺八と共演するなど聴きどころもたっぷり。特に『Kagome Kagome』のピアノのコードが美しいんよね〜。これは最高ですわ。何回も聴き込んでみたくなるアルバムやねえ。  
◎宇都宮隆/ 『wantok』・・・去年のアルバムなんやけどそう言えばチェックしてなかったなあってことで聴いてみた。作曲には米倉利徳、Face 2 fAKE、石井妥師、冬野竜彦、このアルバムのプロデューサーの吉田建。思ってたよりかは面白かったかな。曲もバラエティーに富んでるし。TMとは違ったウツの魅力がここにある。・・・でもやっぱりTMのウツの方が好きやけど。(笑)  
◎THE MUSIC(ザ・ミュージック)/ 『THE MUSIC』・・・今年の『SUMMER SONIC 04』に出るから見たいんやけどなあ。残念ながらオレが行ける日には出ないんよね。このTHE MUSICは『THE PEOPLE』や『THE TRUTH IS NO WORDS』を聴いてカッコイイなあって思ってたんやけど、そのわりには今頃になってアルバムをチェックしたという・・・。(汗) このアルバムはかなりイイね!ロックなんやけど実に踊れるグルーヴしてるのが気持ちイイ!プロデューサーはJim Abbis(ジム・アビス)で、BJORK(ビョーク)、SNEAKER PIMPS(スニーカー・ピンプス)、DJ SHADOW(DJシャドウ)、U.N.K.L.Eにおけるプロダクションワークで知られる存在。ヴォーカルのROBERT HARVEY(ロバート・ハーヴェイ)の声がかなり印象的。まだまだ若くて粗削りな部分も感じるけど曲に物凄い勢いがある。オススメですわ。  
◎倖田來未/ 『feel my mind』・・・最初借りてきた時ボーナストラックの『キューティーハニー』と『夢 with You R.Yamaki's Groove Mix』が入ってなかったから、またわざわざ入ってるやつを借りてきた。シングルの『LOVE & HONEY』とどう違うのかは知らないけども、この倖田來未の歌が見事にハマっておるよねえ〜。『夢 with You』は久保田利伸のカバーやね。このアルバムを聴いてみたいと思ったのは『Gentle Words』っていう曲が入ってたから。シングルでCMソングにもなってたけど、実にイイメロディーの曲やと思う。こうやって倖田來未をアルバム通して聴いたのは初めてやけど、歌はなかなかうまい!声質や歌い方は安室奈美恵とダブる部分もあるから、たぶん影響を受けてるんやろうなあ?最近はめっきりセクシー路線で、この前のMTVのイベントの時の衣装も乳がやけに気になったもんですわ。(笑) こうなると一度DVDも見てみたいよね。(爆)  
◎V.A./ 『ultimate garage and breaks planet step』・・・2 STEP系アレンジの聴きやすい曲が多かったんやけど、詳しいことは解説書が抜かれてたんでわからない。(怒) Another Level、Anthill Mob、BEN、Christina Aguilera、Dana Bowers、De-Ryus、Donell Jones、Double 99、Four Colourz、Jimmy Cozier、Lisa Stansfield、Pink、Tina Moore、TLC、Toni Braxton、True Steppers、Wideboysといった面々。  
◎blur(ブラー)/ 『THINK TANK』・・・去年出たアルバムやけど、なかなか面白かった。グレアムがクビになってデーモン、アレックス、デイヴと4番目のメンバーとでも言うべき共同プロデューサー兼ミキサーのベン・ヒリエによって作られたアルバム。前作『13』なんかよりよっぽどイイ。『CRAZY BEAT』はモロにFATBOY SLIMのノーマン・クック色が炸裂していてインパクト大!この曲と『GENE BY GENE』はノーマン・クック。『SWEET SONG』はウィリアム・オービット。後はデーモン・アルバーンのソロ活動によって、マリやキューバの影響を受けたことが色濃く出ているように思う。昔のblurの音楽を考えると随分進化したように思うねえ。ただしCCCDっていうのがいかんわ・・・。おかげで買わずにレンタルまで1年待ったんやから・・・。  
◎V.A./ 『"BLUE" A TRIBUTE TO YUTAKA OZAKI』・・・尾崎豊のトリビュート・アルバムなんやけど参加アーティストがメチャメチャ凄いことで話題になっていた。プロデューサーの須藤晃氏は長い間尾崎豊と組んでいて、今ここにきていろんなアーティストに尾崎の楽曲を歌ってもらうことで解放してやりたいっていう衝動にかられたようだ。その結果、須藤氏の思い入れのあるアーティストがたくさん賛同してくれたらしい。だから必ずしも尾崎に対して思い入れのあるアーティストが集まったっていうわけではないみたいやね。逆に言うとだからこそここまで凄いメンバーを集めることができたのかもしれない。Mr.Childrenの『僕が僕であるために』、宇多田ヒカルが17歳の時に歌ったものに手を加えた『I LOVE YOU』、活動休止中にも関わらずわざわざ参加してくれたCoccoの『ダンスホール』、尾崎同様にドラッグによる挫折を経験している(苦笑)槙原敬之の『Foerget-me-not』、尾崎をリスペクトしているという175Rの『十七歳の地図』、かつて女尾崎と言われた説得力ありまくりのヴォーカリスト・橘いずみの『路上のルール』、尾崎豊と親交があり吉川晃司と3人でよく飲んだという岡村靖幸の『太陽の破片』、斉藤和義の『闇の告白』、大森洋平の『LOVE WAY』、山口晶の『街路樹』、竹内めぐみの『OH MY LITTLE GIRL』、尾崎の息子のユニット・Crouching Boysの『15の夜』といった超豪華な内容。しかも素晴らしいのが完全に尾崎の曲をそれぞれのアーティストのスタイルで見事に表現されているところだ。どの曲も本当によくできていると思う。個人的には大森洋平の『LOVE WAY』が特に良かったかな。橘いずみの健在ぶりも嬉しかったねえ。Crouching Boysの『15の夜』はサティをラウンジ・ミュージックにしたようなクラブ・ミュージックサウンドに料理していてこれが思ってた以上に良かった!尾崎豊って好感は持ってたけど、熱心には聴いてはおらんかったんよね。それでもヴォーカリストとしての説得力っていうのは物凄いものを持ってたと思う。今でも尾崎が唯一音楽番組に出演した『夜のヒットスタジオ』で歌った『太陽の破片』のインパクトを凌ぐヴォーカルってのを見たことがない。実にクオリティーの高いトリビュート・アルバムやと思うし、トリビュート・ブームやとはいえやっぱりこれぐらいのものを作らないといかんなあって思うよね。  
◎m-flo and various artists/ 『m-flo inside』・・・コレはイイっすよ!先にニューアルバムの『ASTROMANTIC』を聴いたけど、オレはこっちのアルバムの方が好きかな。クオリティーが高い!日本語やけど洋楽レベルみたいな。introで笑うセールスマンの喪黒福三のナレーションから始まったのには笑ったけど。(笑) m-flo loves melody. & 山本領平の『miss you (Free TEMPO mix)』はオリジナルよりこっちの方が好きかも?他にもCrystal Kay、MIC BANDITZ、日之内絵美、SOUL'd OUT、Heartsdales、SUITECHIC、Fantastic Plastic Machine、BONNIE PINK/DJ HASEBEらとコラボレートしててどの曲もイカしてます!陽気な気分にしてくれるゴキゲンなアルバムですわ。  
◎m-flo/ 『ASTROMANTIC』・・・m-floのニュー・アルバムはゴキゲンなコラボレーション揃い。2003年JIN的名盤J-POPシングル第9位のm-flo loves melody. & 山本領平の『miss you』を初め、AI&日之内絵美&Rum(Heartdales)、Bloodest Saxphone、Dragon Ash、Crystal Kay、CHEMISTRY、BoA、DOUBLE & TOKU、坂本龍一、野宮真貴 & CRAZY KEN BAND、BOY-KEN & BLACK BOTTOM BRASS BANDといった面白い人達と共演している。聴きやすいし、オシャレやとも思うし、ラップのノリもなかなか冴えてるしで実に出来のイイアルバムやとは思うねえ。  
◎keri noble(ケリ・ノーブル)/ 『fearless』・・・試聴コーナーにNora Jones(ノラ・ジョーンズ)のスタッフが作ったとか書いてたからあんまりオレの好みとちゃうんやろうなあ?と思いながら一応チェックしてみたところ、最近お疲れのせいか随分癒し効果を感じてしまった。(爆) 歌い方や声はわりとソウルフルやねんけど、何と言ってもピアノのメロディーがなかなか良い!Nora Jonesのようなかったるさを感じずにすんだ。(笑) ボーナストラックもイイ曲やったから日本盤がイイかなって思ったけど、悪しきCCCDやったからやめて安くてCCCDじゃない輸入盤の方を買ったわ。  
◎STACIE ORICO(ステイシー・オリコ)/ 『STACIE ORRICO』・・・このアルバム去年の洋楽ベストセラーであるにもかかわらずあんまり聴いてなかったなあと思って引っ張り出してきたら、最近なぜか気持ち良くなってきた。イイ曲そろってるやんか!コテコテR&Bってこともなくポップスとして聴けるわ。もうすぐ発売のアルバム『live in Japan』にも興味が出てきたゾ! 
◎Mondo Grosso/ 『Live the Next Wave 1』・・・完全限定生産2枚組ってことで「限定」の弱さにつられて買ってしまった。(笑) 勿論アルバム『Next Wave』がかなり良かったからではあるけどね。でも最初はこのLIVEアルバムの良さはあんまりわからなかったなあ。DVDの方がええんちゃうん?って思ったし。でも何回か聴いてるうちにハマってきたわ。『DANCEFLOOR COMBAT』に代表されるようなグルーヴ感が。MOBY(モービー)の『PORCELAIN』をいじくってるのも気持ちイイ♪そしてやっぱりBoAとのコラボレーション曲『EVERYTHING NEEDS LOVE』が一番気持ちイイね!  
◎ZERO7(ゼロ7)/ 『WHEN IT FALLS』・・・デビューアルバムの『simple things』が思いのほか良かったこともあって注目するようになったサム・ハーデイカー&ヘンリー・ビンズの二人組プロデューサー・ユニットやねんけどね。ダウンテンポのクラブミュージックってあんまり好きじゃないんやけど、ZERO7に関してはなぜか魅かれるねんなあ。たぶん音のテイストや空気感が好きなんやとは思う。それにヴォーカル曲が多くて聴きやすいメロウなメロディーが沁みるねんなあ。聴いてて退屈にもならないしね。今年のFUJI ROCK FESTIVALに出演も決定してるしどんなパフォーマンスをするのかも見てみたいところやけどね。ただレーベルゲートCDってのがいかんわ・・・。  
◎Hiromi Uehara(上原ひろみ)/ 『another mind』・・・若き女性天才ピアニスト上原ひろみのデビューアルバム。ず〜っと前から聴いてみたいと思っていながら結局は新作の『Brain』の方を先にチェックしてしまったという。(笑) このデビューアルバムもまた素晴らしいね。どうも女性っぽさより男っぽさを感じるのはオレだけやろうか?(笑) それだけカッコイイしパワフルやしとんがってるような気もするねんなあ。それでいて奥が深くて斬新さも感じるから凄いんよね。感覚が若いなあって思う。Nord Leadを使ったりしてるしね。やっぱりオレはフュージョンっぽい曲よりプログレっぽい曲の方が好きかな。  
◎松永貴志/ 『TODAY』・・・全米デビューが決定した若き天才ジャズピアニスト松永貴志の新作がコレ!ベースはウゴナ・オケグォ、ドラムスはエリック・バーランド。NTTドコモ関西のTV-CF曲『METAL DRAGON』、『報道ステーション』テーマ曲『OPEN MIND』を収録、CD-EXTRAでは『にゃーにゃーダンス』『ニューヨークの宿題』のスタジオライヴ映像収録。いやはや若いのにとんでもない曲を作るし演奏するもんだ。そんな内容とはまたギャップのあるタイトルの数々はいかにも松永の明るいキャラクターらしい。プログレっぽい『METAL DRAGON』なんかカッコ良くてイイよね。上原ひろみにしてもそうなんやけど、コテコテな感じのしない斬新な風を感じるのが刺激的で好感が持てるんよね。とても芦屋出身のお坊ちゃんとは思えない。(爆)  
◎Orbital(オービタル)/ 『Work 1989-2002』・・・テクノ四天王の一角であるOrbitalの本当の良さを知ったのはこのベスト盤からのような気がするねんなあ。それまでも勿論一通りチェックはしておったんやけど、改めてOrbitalのサウンドの美しさに魅了されたのがこのベスト盤。それも何回か繰り返して聴いてるうちにじわじわとハマってきたって感じだった。そんなOrbitalの新作アルバム『Blue Album』が7/3に発売される。要チェックやね。
◎柴咲コウ/ 『蜜』・・・ドラマ『オレンジデイズ』や映画『世界の中心で、愛をさけぶ』でも話題の柴咲コウの1stアルバム。これがなかなかイイ楽曲が揃ってるねえ!歌唱力もあるし良質のポップスとしてオススメできるアルバムですわ。クラブ・ミュージックしてる『Fantasista』が特にお気に入り。シングルの『いくつかの空』も胸に染みるし、ボーナス・トラックとしてRUIの『月のしずく』も収録されている。この曲は2003年J-POPシングルJIN的名盤第2位の曲やしね。『思い出だけではつらすぎる』は中島みゆきが作曲。後はJin Nakamuraっていう人が6曲作曲してるけど、オレが作ったって言うたらみんな驚くやろうなあ?(爆) 勿論オレじゃないけどね。(笑)  
◎GABALL/ 『REPRASENT _ 01』・・・小室哲哉、DJ.DRAGON、原田大三郎によるトランス・ユニット。CD帯には「テクノの検証=未来トランス源流」とある。W杯の時にKEIKOがカバーした『I WILL SURVIVE』や去年出したヴォーカルものの『幸せの表現』なんかの歌ものとは違って完全なインスト曲が並んでいる。飯島愛原作の星野真里主演ドラマ『プラトニック・セックス』の中でBGMとしてもたくさん使用されていたのが印象深い。演奏してるのを見たのは『HEY!HEY!HEY!』でぐらいしかないんやけどね。音は小室哲哉らしいトランスでglobeよりかちょっと硬質でヒーリング・ミュージック的なシンセ・サウンドの印象があるかな。DRAGONの役割も大きいとは思うけど。やっぱりVJの原田さんの映像とのシンクロで効果がアップするってのもあるやろうなあ。わりとエコロジカルなイメージを彷彿させるものがある。なかなか気持ちイイから何度も聴けるアルバムですわ。GABALLの活動ってイマイチ見えにくいから是非ともツアーをやってほしいね!  
◎LOS LADRONES(ロス・ラドロネス)/ 『MONTANA RUSA』・・・ロンドンのブラジリアン・ジャズ・ユニットのデビュー・アルバム。ブラジリアン・ボッサ&ハウスビートという趣でクラブ・ミュージックとしてリラックスしながら聴きやすい。キーボード奏者クリストファー・ベマンドを中心に結成された。女性ヴォーカルのスキャットやフルート、ホーンなど生音をフィーチャーしてることもあってアダルトでオシャレなムードを醸し出している。  
◎Joi/ 『Con Carino』・・・2ndアルバム。この人よく知らなかったんやけど、日本のクラブ・ミュージックみたいやったからチェックしてみた。オレの好きなJoe Claussell(ジョー・クラウゼル)がリミックスしてる曲もあるしね。「スパニッシュテイスト溢れるスピリチュアル・ハウスと、エーゲ海の夕陽のような切ないチルアウトがちりばめられた美しく濃厚な1枚」ってのに魅かれた。しかもファルセット・ヴォイスってことでヒーリング・ミュージック的なクラブ・ミュージックかも?って思ってたらほんまにそんな感じ。癒し系クラブ・ミュージックやった。  
◎V.A./ 『Carte Blanche Volume Two』・・・ベイエリアHOUSEシーンの中心レーベルNAKED MUSICコンピレーション・シリーズ第3弾。Vol.1同様デイタイムをイメージしてジャジー、ブレイクビーツ、ミドルテンポのトラックを中心にAQUANOTE(Gabriel Rene)とレーベル・プロデューサーBruno Ybarraがセレクト。Sven Van Hees、Univeral Principles、Oscar、Sidewinder、Les Gammas、Ybu v. Rae & Christian、Problem Kids、Cpen、Sunday Branch、Fred Everything、Wai Wan、Aquanoteといった面々。ゆったりとしててクールで聴きやすい。  
△SPEEDWAY/ 『GOLDEN☆BEST』・・・デジタル・リマスタリングされたベスト盤。木根尚登、宇都宮隆、小室哲哉がTM NETWORK結成以前にやってたロックバンド。『SMILE AGAIN(ANYTIME YOU'RE MY LOVE)』『ACT 810』『CLOSE YOUR EYES』『MICHAEL』『OH!MISTAKE』の5曲は小室哲哉が作曲で、他は全て木根尚登の作曲。『ACT 810』はTOTOっぽいインストの曲でなかなかカッコイイ。全体としては古くさいロックで、宇都宮隆の歌い方もTMとは随分違ってかなり古くさいダサいロックの歌い方をしている。(笑) 『ROCKIN' ON THE 月光仮面』なんてのもあるし。(爆) コアなTMファンが原点を探る目的で聴くっていうパターンがほとんどやと思うけど、普通の人が純粋に聴いてみようとはあんまり思わへんやろうね。  
△V.A./ 『80年代お墨付きアイドル決定盤!! You are my idol 80's』・・・80年代と言えばアイドル全盛期。かわいければ歌がヘタでも許されるのか!っていう時代で、オレなんかはたいていのアイドルって大嫌いやったねえ。ほんまにこんな素人レベルでレコードを出せるっていうのが許せなかったもんやわ。なのにこんなコンピレーションをチェックしたのは伊藤かずえの『星屑のイノセンス』が収録されてたから。小室哲哉の作曲でなかなかイイ曲やってんなあ。なんかたけしの『スーパージョッキー』で歌ってたのを見たような気が。(笑) 他にもユミの『もしもタヌキが世界にいたら』は坂本龍一作曲やし。わらべの『めだかの兄妹』『もしも明日が・・・』みたいな大ヒット曲も入っている。オールナイターズの『セーラー服を脱いじゃってから』っていう『セーラー服を脱がさないで』のオケにそのまま秋元康が続編的な歌詞をつけていたのには苦笑した。だいたいこのCDいきなり吉沢秋絵が♪季節はずれでした〜って歌ってるんやけどはずれてるのはおまえの歌やろうが!ってツッコミを入れたくなる。(爆) 他には田中律子や麻生祐未なんていう意外な人の曲や島崎路子、北岡夢子、おかわりシスターズ、松尾久美子、真璃子、おあずけシスターズ、中村由真、おニャン子クラブ、山崎美貴、ソフトクリームといった面々。  
△MATMOS(マトモス)/ 『a chance to cut is a chance to cure』・・・なんじゃこりゃ?これだから実験音楽みたいなんはハズレが多いんよね。「オウテカ、μ-ziqらも賞賛した、ビョーク、キッド606、大友良英らのリミックスを手がけ・・・」なんてことを書いてたもんやからとりあえずチェックしてみたんやけど、エクスペリメンタル・エレクトロ・デュオって聞いてヤバいかなとは思ってた。ドゥルー・ダニエルとM.C.シュミットの二人から成るサンフランシスコ出身のユニット。変わってるのが整形手術と医療テクノロジーの現場で採取した音源をサンプリングしたエレクトロ・ミュージックを展開してるところ。帯には「ほとんどポップ・ミュージックと呼んでいいものに変貌させてしまった。」なんて書いてるけど、全然ポップじゃないし。(苦笑) こんなん物好きでないと聴いてられないんとちゃうか?  
○KOBUKURO(コブクロ)/ 『STRAIGHT』・・・実を言うとこういうストリート・ミュージシャンみたいなタイプって好きじゃないんよね。今回は仕事の関係でたまたまチェックしたけど、そうでもなかったら自ら好んで聴くようなことは先ず無いと思う。でも聴いてみたら意外と聴きやすかった。なんか洋楽でいうとカントリー・チックなものを感じてしまうけど、二人のハーモニーが綺麗でわりと聴きやすかった。ストリングスの入った曲もあったしね。ただ全体としてはやっぱり好みじゃないよなあ。  
◎鬼束ちひろ/ 『Sugar High』・・・去年の12/11発売のアルバム。初回にはボーナス8cmCDが付いている。このアルバムの曲からは全然知らなかったんやけど、『Castle・imitation』っていう曲はタイアップがついてたようやね。ボーナスCDもこの曲。全体的には日本のVanessa Carlton(ヴァネッサ・カールトン)っていうような印象のアルバムやったな。ピアノをフィーチャーしてると言うか。正直言ってこれまでのアルバムよりかは印象に残りにくい。ジャケットのようにモノクロなイメージやわ。  
△BEAT BOYS/ 『GO! GO! BEAT BOYS』・・・いやあ〜、もう正直言ってダサかった。今聴くと完全に時代遅れって感じ。'89年のアルバムやから無理もないか。ちなみにBEAT BOYSとはTHE ALFEEの別名義。何でこんなのをチェックしたかと言うと、『LET'S BREAK DANCE!!』っていう曲のアレンジを小室哲哉がしてるから。作曲は高見沢俊彦で、コーラスはアマゾンズがやっておるね。なんせイントロのアレンジからしてすぐに小室哲哉ってわかってしまう。(笑) 『RUNNING TO HORIZON』とか『DIVE INTO YOUR BODY』を思わせるようなお得意のフレーズやね。  
◎V.A./ 『BEAMS PRESENTS CLASSICAL GROOVES AFTER HOURS JAMS』・・・BEAMSが監修・選曲したコンピってことでセンスはイイんやろうなあとは思ってたけど・・・オレの好みじゃねえなあ。この手のソウルっぽい音楽が好きな人にとったらほんまに極上なんやろうなあとは思う。この第3弾はメロウな曲を集めたそうで、全体的にかなり落ち着いた雰囲気やね。SYLVESTER、JOHNNY REASON、PLEASURE、BILL SUMMERS、THE BLACKBYRDS、GARY BARTZ、SHARON REDD、LINDA CLIFORD、STRIKERS、PHIL HURTT、AVERAGE WHITE BAND、THE WHISPERS、MIDNIGHT STARといった面々。  
◎Mint Royale(ミント・ロワイヤル)/ 『on the ropes』・・・この英国マンチェスターの二人組の音楽はこれより後の作品『DANCEHALL PLACES』を先に聴いてしまってたんやけども、この最初のアルバムもなかなかイイねえ!ブレイクビーツを主体としたダンスミュージックで思ってた以上にハッピーな感じやった。ノリのイイ曲が多いね。  
◎DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN/ 『Structure et Force』・・・日本のクラブ・ミュージックのところに置いてあったからチェックしてみたけど、クラブ・ミュージックって言うよりかはプログレチックなフュージョンっていう気がしたけどなあ。内容も6曲で62分24秒やし、タイトルも『現代呪術の構造』『中世アメリカの構造』『回転体と売春の構造』『寺院と天国の構造』『港湾と歓楽街の構造』『シャンパン抜栓の構造』なんていうよくわからないもんやしねえ。どうやら菊池成孔っていう人が中心になってる大所帯のグループみたいやけど、詳しいことは全く知らない。サックスやチューバ、トロンボーン、トランペットなどの管楽器やタブラなんかも入ってて音楽的にはかなり聴き応えあり。フュージョンとかインストものが好きな人向けやね。  
◎Mr.Children/ 『シフクノオト』・・・ミスチルのニューアルバム。桜井和寿が復帰してからの曲がなかなかイイんよね。歌も以前にもましてイイ味が出てるなあって感心した。『掌』は今までのミスチルの曲の中でもベストなんちゃうかなあ?っていうぐらい良かった。そして『タガタメ』っていう噂の曲が収録されていてこれがかなり力入ってるねえ。小田和正とのステージを見てずっと気になっていた曲。ラフな歌い方も説得力を持たすのに十分。今カップ・ヌードルのCMソングとしてもタイアップされてるのには変な感じがするけどね。他にも『Any』『HERO』『くるみ』といったヒット曲や『PADOLE』のようなタイアップ曲も収録しているからメジャー感はたっぷり。『オレンジデイズ』の主題歌になってる『Sign』が収録してなかったことがほんまに残念。それでもイイアルバムやね!  
◎スピッツ/ 『色々衣』・・・スピッツのニュー・アルバム。『あいのり』の主題歌になっている『スターゲイザー』をカラオケで歌いたいってことでチェック。(笑) ほんまにイイ曲やねえ!今年聴いた曲の中でも屈指のイイ曲やと思う。昔はほんまにこういうスピッツみたいなサウンドとか曲調とか草野マサムネみたいな声とか歌い方とか好きじゃなかったんやけどねえ。それが最近スピッツ聴くとけっこう癒されるねんなあ〜。(笑) 草野マサムネの力の抜けたヴォーカルが気持ちイイ。全体として聴きやすいよね。『メモリーズ』『夢追い虫』などのシングル曲も収録。  

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