流れ文字音楽魂総集編第10弾

○FENCE OF DEFENSE/ 『XXX トリプルエックス』・・・以前『リングの魂』のエンディング・テーマに使われてた『君のあるがままを』っていう曲が大好きやって、期待して聴いてみたらなんかやたらダサい曲が多くてがっかりしてしまった・・・。'97年発売のデビュー10周年にして10thオリジナルアルバムってことやったのに、完全に時代とのズレを感じてしまった。西村麻聡の歌い方もちょっと変わっちゃっててこれがまた良くないんだわ・・・。どうしましょう?(苦笑) それでも実力者揃いやから演奏そのものは安心して聴けるんやけどね。  
○tica/ 『latest rules』・・・今年発売されたアルバムで、J.J.ケイル、グレイス・ジョーンズ、ニール・ヤング、ビーチ・ボーイズ、リッキー・リー・ジョーンズ、ESG、シンプリー・レッド、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのカバーなどをやっている。いかにもticaらしいサウンドではあるんやけど、このアルバムは予想以上にまったりしすぎててオレの好みじゃないなあ。クオリティーの高いticaのアルバムとしては期待ハズレだった。  
◎V.A./ 『MOVIE HITS 2』・・・映画の主題歌や挿入歌を集めた2枚組コンピレーション第2弾。最近の映画のものより80年代や90年代のものが多い。Disc 1はPOP & ROCK編。『オースティン・パワーズ』のテーマ曲Quincy Jonesの『Soul Bossa Nova』に始まり、Sheryl Crow、Survivor、James Brown、Kenny Loggins、Big Mountain、The Mamas & The Papas、B.J. Thomas、Dick Dale & His Del-Tones、Randy Crowlord、Julee Cruise、X、Marilyn Manson、U2、Billy Ocean、Fire Inc.、Bill Haley And His Comets、Steppenwolf、LeAnn Rimes、Princeといった人達が歌った曲を収録。Disc 2はLOVE & BALLAD編。Stevie Wonderの『I Just Called To Say I Love You』に始まり、Ben E. King、Madonna、Faith Hill、Eric Clapton、Carole King、Harold Faltermeyer、Peter Cetera、Lionel Richie、Phil Collins、Jackson Browne、John Parr、Vangelis、Lisa Loeb & Nine Stories、Gin Blossoms、Jamie O'neal、Paula Cole、Pierre Bachelet、Richard Sanderson、ジョー山中といった人達の曲。それにしてもオレみたいな映画音楽好きからするともう今さらっていう曲が多すぎる。だから入門編としてはええんやろうけどね。ほとんどがどこかで聴いたことのあるっていうメジャーな曲やし、映画音楽というのを抜きにしても楽しめそう。  
◎INNER ZONE ORCHESTRA(インナー・ゾーン・オーケストラ)/ 『PROGRAMMED』・・・CARL CRAIG(カール・クレイグ)のプロジェクトなんやけど、ジャズとフュージョンとエレクトロニカチックなクラブ・ミュージックが融合したって感じかなあ。全体としてはダルいところもあるけど、まあまあよろしいんじゃないでしょうか?って感じ。  
◎JEWEL(ジュエル)/ 『0304』・・・過去の作品から大きく変化。おそらく多くのファンが去ってしまったであろうサウンドやけど、オレはこんなジュエルも好きやね。曲そのものもポップでイイ曲が並んでるし、ボーナス・トラックの『Intuition (Ford's Radio Mix)』なんかほとんどトランスやもんなあ。こんなジュエルを誰が想像しただろうか?まあ幅が広くなって良かったんちゃうかな。  
◎Hilary Duff(ヒラリー・ダフ)/ 『Metamorphosis』・・・以前にも紹介したけども、只今TV-CMでも頻繁に宣伝しておるね。アイドルもののアルバムだからと言って決してバカにするような内容じゃないね。イイ曲が揃ってるし、本人の歌声も楽曲によく合ってて非常に聴きやすいアルバム。何回も聴いてみたくなるからイイアルバムにはちがいない。  
◎V.A./ 『IBADAN PEOPLE イバダン・ピープル:ベスト・オブ・イバダン・レコーズ』・・・既に何度か紹介してるけども、今年発売されたアルバムの中でもかなりお気に入りのコンピレーション・アルバム。LIVE MIX BY JEROME SYDENHAM(ジェローム・シデナム)ということで最高に気持ちイイディープでスピリチュアルなハウスを中心としたクラブ・ミュージックを聴かせてくれる。2枚組やけど両方とも素晴らしい!!  
◎V.A./ 『songs inspired by life + movement. a clairaudience compilation』・・・シカゴの黒人DJ/プロデューサー、アンソニー・ニコルソンが主宰するレーベル<CLAIRAUDIENCE>の初のコンピレーション・アルバム。聴いた印象としてはかなりレベルが高いクールなディープ・ハウス系のクラブ・ミュージックが並んでいる。Descendants、Taurus、Space 7、Afterglow Suite #1、Needs、Restless Soul Featuring Maiya James、Serene Motif、Kwameといったアーティストの曲を選曲。実にイイです!!何度でも聴きたくなるぐらい気持ちイイアルバムですわ。  
○森山直太朗/ 『いくつもの川を越えて生まれた子供たち』・・・別に聴きたくて聴いたわけじゃなくて、スタッフが業務用に借りてきてたのをチェックしてみただけなんやけどね。う〜ん、J-POPって言うよりはイマドキのフォークソングって感じがしたんやけど。(笑) さすが森山良子の息子って気はした。ファルセットが非常に特徴的でイイ声してるよねえ。ただ曲は全然オレの好みじゃない。あっ、『風唄』はイイと思った。「今取り込み中」って言いながら体操してるあのCMを思いだすわ。(笑) しかし歌う時とは違って普段のあの個性的すぎるキャラクターはどう受け取ったらいいのか困ってしまうねえ。(爆)  
◎TAK MATSUMOTO/ 『THE HIT PARADE』・・・B'zの松本孝弘が70年代あたりの歌謡曲をGIZA系のアーティスト達をフィーチャリングしたカバーしたアルバム。ZARDによる『異邦人』、倉木麻衣による『イミテイション・ゴールド』といった先行シングルやドラマの挿入歌でも使われていた稲葉浩志による『勝手にしやがれ』で話題になっておったね。他にも愛内里菜、Fayray、宇徳敬子、上原あずみ、中村由利、川島だりあ、菅崎あかね、摘草由実、松田明子、竹井詩織里、三枝夕夏、北原愛子、高岡亜衣、Jeffery Qwestといった面々。本人も『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』で歌って(?)いる。(笑) 全体としてはまあまあかな。そんなにイイ出来のカバー・アルバムだとは正直言ってあんまり思わなかった。思ってたより意外性も無かったし、それとGIZA系のアーティストの歌そのものにやや個性が足らないような気がして印象に残りにくいねんなあ。でもオレがこのアルバムで一番楽しみにしてたのは実はクリエイションのカバー『SPINNING TOE-HOLD』だったりする。言うまでもなくザ・ファンクスの入場テーマ曲になってた有名な曲だ。松本のギターも堪能できて実によろしいですわ。  
◎V.A./ 『METTI UNA BOSSA A CENA』・・・60〜70年代イタリアのサウンドトラック、ライブラリー音源から選りすぐったボッサ・ラウンジの決定盤ってことでSCHEMA(スケーマ)レーベルから発売されたコンピレーション。Giancardo Gazzani、Franco Chiari e il suo Quartetto、Paola Orlandi、The Black fire、Chester Lee and his Combo、Armando Trovaioli、Piero Piccioni、Orchestra Franco Micalizzi、Complesso Gisteri、A. Santisteban、Max Raffeng、A. Alessandroni、Tullio Gallo/Angel "Pocho" Gatti、Orchestra Henry Stone、A. Sanisteban、E. Morriconeといった面々。名前並べたところでエンニオ・モリコーネぐらいしかわからんけどね。(笑) 聴いたことある曲もあるけど、いかんせん古いもんやからここまで行っちゃうとオレ的にはちょっとハマれないかなあ。  
◎TICA/ 『A Night at Cafe Apres-midi』・・・一応LIVEアルバムってことになるんやけど、場所がCafe Apres-midiってことで非常にま〜ったりとした空気を醸し出している。ゲスト・ミュージシャンにDUB STATIONのこだま和文、NATURAL CALAMITY、TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRAのNARGOを招いている。選曲はカバー曲が多い。それがまたどれもこれもTICA流に見事に料理してるんよね。YMOの『Simoon』やMichael Jacksonの『Human Nature』などなどなかなか面白い。それにしても武田カオリの歌がうまいよなあ。サウンドクリエイターの石井マサユキが作るサウンドも音数が少ないのに洗練されてるなあって思うし。ほんまにま〜ったりしたい時にはイイアルバムやね。  
◎松永貴志/ 『MOKO-MOKO』・・・'86年生まれの天才ジャズ・ピアニストと騒がれている彼の全曲オリジナルという新作アルバム。聴いた印象としてはコテコテのジャズじゃなくてむしろプログレッシヴ・ロックにも通じるようなピアノだったりしたからかなり興味深く聴けた。タイトルからして愛嬌のあるちょっと風変わりな彼のキャラクターらしい。(笑) 全米デビューも決まったということで、今後の活躍に期待したいですな。  
◎V.A./ 『Respect is Burning presents A Night at the Playboy Mansion selected and mixed by Dimitri From Paris』・・・Dimitri From Paris(ディミトリ・フロム・パリ)があのPlayboyに捧げたNon Stop Mixアルバムってことで、非常に秀逸なパーティー向きダンス・ミュージック・アルバムに仕上がっている。Boh Samba、Mecca Headz、Astrojazz、The Originals、La Pregunta、Stetsasonic、Salome de Bahia、Atmosfear、Cerrone、Sunburst Band、Terry Hunter、Pascal Rioux featuring Mr. Day、Black Masses、Ashford and Simpsonといったアーティストの曲を選曲してるんやけど、ハッキリ言って全然知らんわ。(笑) でもほんまにノリのイイ曲ばかり並んでいて実にディミトリらしいね。ファンキーなのが好きな人は気に入るかも。  
◎大正九年/ 『KYU-BOX.』・・・孤高の宅録アーティストってことで前から気にはなっておったんよね。これは4thアルバムなんやけど、なるほど気持ちイイ打ち込みポップだわ。歌詞も独特でへなちょこ。けれどもトータルして面白い。独自の世界を展開してはりますわ。1曲だけ大槻ケンヂ率いる"特撮"とのコラボレーション曲『ネットで叩いてやる!」っていういかにも大槻らしいけったいな歌が収録されている。1曲目の『そこのそこ』が一番イイ!ジャケットの中の写真を見る限りけっこうかわいらしい女の子って感じがしなくもないんやけど?  
◎BOB MARLEY & THE WAILERS(ボブ・マーリー・アンド・ザ・ウェイラーズ)/ 『ONE LOVE: THE VERY BEST OF BOB MARLEY & THE WAILERS』・・・レゲエと言えばボブ・マーリー。オレがバンドで初めて練習したのもこのボブ・マーリー!最初はレゲエのリズムがつかめなくてほんまに困ったもんである。その結果メッチャヘビーなレゲエになっちゃったっていう。(爆) オレの歌いまわしも重かったんよね。その時やったのは『JAMMING』と『LIVELY UP YOURSELF』の2曲。言っておくけどオレは別にレゲエは好きじゃない。オレのキャラクターからも程遠い。ただ大学サークル在籍当時にあぶれ者同士が集まったセッションだった。今でもボブ・マーリーを聴くと苦いモノを感じるんやけど、これはこれで勉強になったかな。何でいきなりボブ・マーリーなんぞ聴く気になったかと言うと、フランソワ・ボタの入場テーマ曲が『BUFFALO SOLDIER』だからなんとなく聴いてみたくなったんよね。(笑)  
◎MONDO GROSSO/ 『Henshin』・・・『Next Wave』をリミックスしてさらにDVDが付いてる完全限定生産盤2枚組。HONDA NEW CIVICのTV-CF SONGである新曲の『FIRE & ICE』も収録。買うかどうか迷ったんやけどねえ、「限定」っていうのに弱かった。(爆) リミックスアルバムってことで、それほど期待はしてなかったけど、なかなかどうしてどれもカッコ良く「変身」してますがな!『EVERYTHING NEEDS LOVE CORNELIUS REMIX』はSTING(スティング)の曲のリミックスと似たようなところもあって予想通りな感じやったんも笑えたけど。『FIGHT FOR YOUR RIGHT』や『光』のリミックスが特に印象に残ったかな。それにしても『BLZ』のPVはマジなのか笑わせたいのかどっちなんだろうか?(爆)  
◎TICA/ 『Phenomena』・・・けっこう国内外問わずコンピレーションやサントラに使われてるTICAのようやけども、去年発売されたこのアルバムには映画『とらばいゆ』の主題歌『In a cloud』が収録されている。相変わらず安心して聴ける良質なポップスですな。でも個人的には『Weight-Less』の方が断然好きやけどね。ジャケットがええなあ。7 Starsのアート・ディレクションってことやけどね。音楽同様にとってもオシャレ。  
○THE ORB(ジ・オーブ)/ 『U.F.OFF . THE BEST OF THE ORB』・・・'98年に発売された二枚組ベスト盤。CD1にはグレイテスト・ヒッツ、CD2には未発表ヴァージョン6曲収録のレア・ミックス集。帯には「エレクトロニック・ミュージックの境界を広げ、計り知れない影響を音楽界に与えているDr.アレックス・パターソン、10年間のサウンド・アドヴェンチャーの軌跡」などとある。いやあ、やっぱりどう言うてええかわからん音楽やわねえ。(苦笑) あのYMO再生東京ドームLIVEの前座で眠気を誘ってくれた音楽がぎっしり詰め込まれている。(爆) どうもオレの好みからはハズれるねんなあ。で、何度も聴こうという意欲をかきたてられない。やってること自体は実験的でもあり、面白いと思う部分はあるんやけどね。今年はFUJI ROCK FESTIVALにも出てたと思うけど、一体どんな感じやったんやろうか?  
◎B'z/ 『BIG MACHINE』・・・今年出たアルバムやね。ドラマ『あなたの隣に誰かいる』の主題歌『アラクレ』やシングルの『野性のエナジー』『IT'S SHOWTIME!!』、CMソングの『WAKE UP, RIGHT NOW』などお馴染の曲が収録されている。後は12/22に放送されるアニメ『ブラック・ジャック』のスペシャルに『ROOTS』が主題歌に選ばれてたと思う。全体としてはかなりハードロック色が強い。あんまり意外性みたいなのは感じなかったなあ。もう貫録でやっちゃってるような感じ。ただ個人的にはあまりこっち方面のB'zのサウンドって興味無いんよね。どうも『Brotherhood』あたりから心が離れて行っちゃってるねんなあ。それでも一度くらいLIVEで観たいもんですが。只今ツアー中やもんなあ。  
◎MADONNA(マドンナ)/ 『REMIXED & REVISITED』・・・輸入盤。これを買ったのは以前GAPのCMでマドンナとMissy Elliott(ミッシー・エリオット)が共演して話題になっていた曲『Into The Hollywood Groove featuring Missy Elliott (The Passengerz Mix)』が収録されていたから。HMVのお客様レビューとか読んでたらけっこうな言われ方をしてたけど、オレとしてはもともと『Into The Groove』はマドンナの曲の中でも最も好きな曲やったし、最新アルバムの『Hollywood』も好きやったから、この二つが合体してるだけとはいえ個人的にはイイ感じ。他にも2003年のMTV VMAでBritney Spears(ブリトニー・スピアーズ)とChristina Aguilera(クリスティーナ・アギレラ)と共演し、ブリトニーとのステージ上でのキスでも話題になってた時の『Like A Virgin/Hollywood Medley』も入ってるし、他のリミックス曲も思ってたより全然良かったから一安心。ただたった7曲しか入ってないのが残念やけどね。  
◎V.A./ 『NIGHT TRIP Compiled by Toshio Matsuura (United Future Organization) Non stop Mixed by Top DJs of The World PHONOPHILE 004』・・・U.F.O.の松浦俊夫が選曲してミックスしたジャズのコンピレーションアルバム。なんかマニアックな香りがプンプンと漂ってくるような感じでレアなものも多いみたい。Jasper van't Hof、Lara Saint Paul、Peddlers and London Philharmonic Orchestra、Marry Lou Williams、Oliver Nelson、Louis Armstrong and His Friends、Jon Lucien、Anthony 'Reebop' Kwaku Bah、Monty Alexander、Horst Jankowski Quartet、The Buddy Rich Big Band、All Seeing I、Blossom Dearie、Astrad Gilberto、Dee Ferice Trio、Jacky and Roy、Pacific Jam、Reginha e Laercioといった人達の曲をミックス。コテコテのジャズばかりじゃないからなかなか面白かった。  
◎YMO/ 『黄色魔術楽団実況録音完全保存盤 FAKER HOLIC YMO WORLD TOUR LIVE』・・・1979年に行われた『トランスアトランティック・ツアー(第1回、ワールド・ツアー)』の模様を収めた2枚組実況録音盤。DISC.1がLONDON, PARIS SIDEでロンドンのヴェニューとパリのル・パレスでの公演から。DISC.2がNEW YORK SIDEでボトム・ライン公演からのもの。松武秀樹、渡辺香津美、矢野顕子がサポートしている。今さらながらにチェックしてみたアルバムやったりするんやけど、内容としてはもう既に耳にしたことのあるもんやったからそれほど新鮮には感じなかったなあ。ただこうゆう初期の空気感っていうのを再確認するのもええよね!  
◎倉木麻衣/ 『If I Believe』・・・今年発売された3rdアルバム。シングルの『風のららら』『Kiss』や『『Time after time 〜花舞う街で〜 (theater version)』『Make my day 〜album version〜』の別ヴァージョンを収録。歌はやっぱり薄口な感じですがジャケットを見て相変わらず可愛いなあと思った。(笑) 全体的に曲のインパクトが今までより落ちている気がしてるのはオレだけだろうか?やっぱり1枚目のインパクトに比べたらかなり物足りない。  
◎SOUL'd OUT/ 『SOUL'd OUT』・・・今年話題になった彼らの1stアルバム。ヒットシングル『ウェカピポ』『Flyte Tyme』『Dream Drive』『Shut Out』を収録。実はデビュー曲の『ウェカピポ』を初めて聴いた時にかなりインパクトがあってねえ。それ以来ずっと気になってたらアッと言う間に売れてしまった。オレってJ-HIP HOPとかってほとんどそそられること無いんやけど、SOUL'd OUTは別ですな。何と言ってもDiggy-Moの声がメッチャ残るんよね!クセになる声やわあ。Bro.Hiのラップもたいしたもんやなあって感心するし、Shinnosukeのトラック作りも面白いと思う。言葉の乗せ方が非常に面白いし、なかなかイイっすよ。  
◎Serani Poji(セラニポージ)/ 『manamoon まなもぉん』・・・元はドリーム・キャストのゲーム『ルーマニア#203』の中に出てくるアーティスト。主人公のネジタイヘイ君の部屋のラジカセで聴けるんよね。プロデュースは福富幸宏。歌ってるのはYUKIという女性。なんとなくピチカート・ファイヴとかカヒミ・カリィなんかと共通するようなポップス。なかなかハッピーな感じでよろしいんじゃないでしょうか。  
◎cooler kids(クーラー・キッズ)/ 『Punk Debutante』・・・DJ KazmirことKaz GambleがLuscious Jackson(ルシャス・ジャクソン)のメンバーJill Cunniff(ヴォーカル、ベース)と組み、リード・ヴォーカリストを加えたポップ・ロック・トリオ。でもポップスとダンス・ミュージックの中間にあるような感じやね。これが思わぬほど当たりのアルバム!!かなりイイ!!ちょうどイイポップさとクラブ・ミュージック的要素のブレンド加減。女性ヴォーカルの声も非常に気持ちイイしメロディーもキャッチー。オススメですわ。  
◎V.A./ 『real 2 step vol.2 compiled by shinichi osawa』・・・大沢伸一が選曲した2 STEPのコンピレーション・アルバム第2弾。mondo grosso、de la soul feat. chaka khan、bird、the wideboys feat. rusty、dj zinc、true steppers feat. brian harvey & donell jones、leee john、berry black、sutra、once waz nice、so solid crew、y-tribe、jamminといった人達の曲を収録。個人的には一枚目の方が良かったかな。  
◎BLEACHIN'(ブリーチン)/ 『EVERYONE LOVES YOU EVERYTHINGS FREE』・・・ジェレミー・ヒーリーとMCエイモスによるプロジェクト。聴いた印象としてはprodigy(プロディジー)をハウスっぽくしたような感じかな。わりとロックっぽくてカッコイイ。  
◎L'Arc-en-Ciel(ラルク・アン・シエル)/ 『The Best of L'Arc-en-Ciel 1998-2000』・・・カラオケ用に持っておきながら全然ちゃんとアルバム全体をチェックしてなかったんで聴いてみた。これってたった2年間のベスト盤なんやなあ。短期間に随分ヒットをとばしたもんだとそういう部分ではたいしたもんやなあと思うね。曲調もわりと好きなのが多いんやけど、ただどうしてもhydeのクセのある歌い方が好きになれない部分はあるかな。声質は好きやけども。スタイル的には全然アリやと思う。そういえばバンドを教えてた時に『花葬』をやったことがある。ちなみにカラオケでは『LOVE FLIES』や『STAY AWAY』を歌います。(笑)  
◎CLANADO(クラナド)/ 『PAST PRESENT』・・・アイリッシュ・トラッドとロックを融合させたサウンドってことやけど、かなりヒーリング・ミュージックっぽいイメージがあるのはやっぱりEnya(エンヤ)の姉であるモイア・ブレナンのせいかな?(笑) 癒し系ロックって言ってもいいかも。ベスト盤ってことで非常に聴きやすくどれもイイ曲やなあって思う。Bruce Hornsby(ブルース・ホーンズビー)、Steve Perry(スティーヴ・ペリー)、J.D.Souther(J.D.サウザー)らがゲスト・ヴォーカルとして参加してる曲もある。TM NETWORKの名盤『CAROL』でもお馴染STEVE NYE(スティーヴ・ナイ)がプロデュースしてた何曲かも収録されていてなんか嬉しかった。そういえば最近今年モイヤが移籍してソロでアルバムを出してたなあ。  
◎Enya(エンヤ)/ 『Shepard Moons』・・・今みたいな精神的にキツい状態の時にはこのアルバムがほんまに癒しの薬になってくれる。それぐらい大好きなアルバム。Enyaのアルバムの中でも一番イイ!特に『Caribbean Blue』を聴くと何とも言えない懐かしいような夢の中の風景のようなものがよぎるんよね。Enyaの中で一番好きな曲ですわ。パンクラスの近藤有己が『Book Of Days』を入場テーマ曲にしてるんやけど、これほど入場曲として不釣り合いで観客がリアクションに困る入場テーマ曲も無いと思うが・・・。(苦笑)  
◎holly vallance(ホリー・ヴァランス)/ 『state of mind (プレミアム・エディション)』・・・どうせなら彼女のセクシーなPVが見られる方がええわと思ってDVD付きの方を買った。(笑) 前作でもセクシーだったけど、この2ndアルバムではなおのこと色っぽくなっていた。ジャケットからしてエロ気ムンムン♪サウンドの方も変化はしていて、80'sっぽい曲調と最先端サウンドによって今っぽいポップスに仕上がっているねえ。予想以上になかなかイイ感じ。来日してチョロッとLIVEやったりしたみたいやけど、やっぱり口パクやったんかねえ?(苦笑)  
◎KOKIA/ 『Remember me』・・・Mステで『The Power Of Smile』を歌ってる時に初めて見たんやけどね。彼女が香港や台湾で非常に人気があるってこともその時に知った。CMソングになってるけどその時はたいして何とも思わなかったんやけどね。フルコーラスで聴いたらなかなか面白い曲やなあ、と。で今回ニュー・アルバムを聴いてみたらこれが非常に良いではないか!!全体的には癒し系って気はする。鬼束ちひろなんかをもっと透明感溢れるようにした感じかな。優しい声も曲調そのものも素晴らしくてオススメですわ。  
◎T.M.Revolution/ 『coordinate』・・・最近アルバム聴いてなかったなあと思ってチェック。たしか『機動戦士ガンダムSEED』の主題歌になっていた『INVOKE』や『Out Of Orbit』『BOARDING』『THUNDERBIRD』などのシングル曲の別ヴァージョンを収録してたりしてけっこう聴きやすかった。やっぱりモロに浅倉大介の曲やなあっていうことで、特に意外性は無い。ただいっつも思うんやけど西川君のヴォーカルって語尾がややフラット気味なのが気になるねんなあ。  
◎V.A./ 『Playin Loud Talkin Loud rare tracks 1990-1997 Compiled by UNITED FUTURE ORGANIZATION』・・・今やクラブ・ジャズと言ったらトーキング・ラウドっていうぐらいのレーベルのイメージがあるけどね。U.F.O.の松浦俊夫の選曲でなかなか面白いリミックスの曲が並んでいる。UNITED FUTURE ORGANIZATION、ABSTRACT TRUTH、RONI SIZE、GALLIANO、INCOGNITO、YOUNG DISCIPLES、URBAN SPECIES、NICOLETTE、OMAR、COURTNEY PINE、ACE OF CLUBSといった面々。クールですな。  
◎V.A./ 『TRANCE LOVERS Supervised & Mixed by DJ TOMO』・・・DJ TOMOが選曲、MIXしたトランスのコンピレーション。SAFARI DUO、FIRE & ICE、THE SPACE BROTHERS、SONIQUE、YOMANDA、BRACODE BROTHERS、NICK BEAT、FIREWALL、BT、4 STRINGS、CAPETOWN、JORIO featuring CYBERDIVA、TRUCHER、DARIO Gといった面々で非常に聴きやすい。トランス初心者でも十分楽しめる内容。  
◎MONDO GROSSO/ 『Next Wave』・・・完全限定生産盤の『Henshin』発売前にして買うかどうか決めるために聴きなおし。いわゆるアゲアゲって言われるタイプのアルバムで非常にノリが良くお気に入りではある。ただもう一つ何かよくわからんねんけど足らないもんがあるねんなあ。何やろう?ちょっと単調に感じちゃうところがあるっていうか。クラブで聴いたらこんなぐらいでちょうどいいかもしれんけどね。でもBoAをフィーチャーした『EVERYTHING NEEDS LOVE』は何度聴いてもイイ!!  
◎LOU BEGA(ルー・ベガ)/ 『A little bit of Mambo 恋のマンボ天国』・・・やっぱりマンボとくれば『マンボ No.5』ってことになるわけで、ちゃんと入ってますなあ。(笑) 勿論、よりクラブ・ミュージックっぽくしてるけどね。リズムからして暗い曲なんて全く考えられないように、ウキウキしてくるようなダンス・ミュージックばかり。まあたまに聴くのにはええかなって感じですな。  
◎V.A./ 『Style#10 DO YOU LIKE POP MUSIC? Non Stop DJ Mix by Yoichiro Ito アカカゲ』・・・アカカゲの伊藤陽一郎が選曲したDJ MIXってことで、いかにもハッピーなクラブ・ミュージックが並んだ。当然AKAKAGEを初め、オレの好きなDa Lata、Ian Pooley、福富幸宏、Mr. Hermano、United Future Organization、Propellerheadsといった面々や、Bah Samba、Paul Johnson、Original Soulboy feat. Monica Vasconcelos、Mixmaster、Sasha Kruger、Fluide feat. Baccara、Nova Fronteira、Man Alive、Intrallazzi & Frantty feat. Joanne、Spero feat. Danni Scott、Lisa Shaw、Midnight Creeperz、Bah Samba、New Jazz Hustlers、Endangered Species、Touch And Goといった人達の曲を選曲。小気味よいビートが並んでいて明るい気持ちにしてくれる。わりとブラジル系のノリが多かったような気がするね。  
◎V.A./ 『OM LOUNGE 3』・・・わりと空間を感じるタイプでジャジーな匂いを漂わすタイプのラウンジの曲が多かったかな。Boozoo Bajou、Pimp Rekker、King Kooba、Fila Brazillia、Kevin Yost、Chaser、Herbert、East West Connection、Andy Caldwell、The Verbrilli Sound、Soulstice、J Boogie's Dubtronic Science、People Under the Stairs、John Howardといった面々。全体として非常にまったりとしているけども、かったるいってこともなくちょうど気持ちイイ感じで選曲されていて好感が持てた。  
◎SORMA(ソルマ)/ 『亞 MIRAGE OF THE EAST』・・・線香の入ったヒーリング・ミュージックで有名なPACIFIC MOON RECORDSから。'95年にYOICHI SHIMADAを中心に4人のメンバーで結成された不定形ユニットで、その後増殖してこの3rdアルバムでは8人になっているとのこと。前作はけっこうサイケデリック・トランスって感じのクラブ・ミュージック色が強かった気がするんやけど、このアルバムはもうちょっとバラエティーに富んでいる。なんかモロにDeep Forest(ディープ・フォレスト)みたいな曲もあるし。楽器の音もいろんな国の民族楽器の音が使われていて、シタール、笛、琴、尺八、グンダン、馬頭琴、タブラ、タンブーラ、ガムラン、ピアノなどある意味節操が無い。(笑) でもいろんなコラボレーションが楽しめるところがこのアルバムの美味しいところかもしれない。なお、前作から5曲もリミックスあるいはリメイクされてるというのは出来がどうこう以前に個人的には面白くない。  
◎V.A./ 『Prego#6 Presented By Rambling RECORDS』・・・たった1000円で買えてしまうコンピレーション・アルバムのシリーズ第6弾。今回はPAT C. & Skeewiffによるキャンディーズのカバー『年下の男の子』が入ってるってことで購入。この曲欲しさにPAT C.の新作が欲しかったぐらいやけど高くて諦めてたんよね。だからちょうど良かった。後はCMソングにも使われてたDoktor Zoilの『Spooky』も収録されていて、これがなかなかよろしいんよね。他はOlympic Lifts、VOLOVAN、NIZA、SUBURBIA、IKON、LA PARTYといった面々で1000円ではお得だと感じる曲が並んでいる。  
◎P'TAAH(ピター)/ 『STARING AT THE SUN』・・・オレの大好きなananda project(アナンダ・プロジェクト)のクリス・ブランの別プロジェクトってことでチェック。ディープ・ハウスのアナンダに比べたらややフュージョン的なムードが。やや緩いと言うか。インパクトとしてはアナンダほどは無かったけどね。それでもイイアルバムやと思ったなあ。何度も引っ張り出してきて聴きたくなるような感じ。  
◎V.A./ 『KILL BILL VOL.1 ORIGINAL SOUNDTRACK』・・・久々のタランティーノ映画『キル・ビル』のサントラ輸入盤。映画は観てないんやけどね。試聴した限りではなんかエラいバラバラな選曲やなあと思ったけど。(笑) 梶芽衣子の演歌っぽい歌があまりにも唐突なもんで買うのを迷ったんやけどねえ。(爆) CMに使われてたように布袋寅泰の『BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY』が買う決め手となった。だってこれって前から安田忠夫の入場テーマ曲に使われておったんやもん。(笑) 他にはNANCY SINATRA、CHARLIE FEATHERS、LUIS BACALOV、BERNARD HERRMANN、THE RZA、ISAAC HAYES、AL HIRT、SANTA ESMERALDA、THE 5.6.7.8'S、CHARLES BERNSTEIN、ZAMFIR、QUINCY JONES、NEU!といった面々の曲が使われている。まあタランティーノらしいと言えばらしいサントラやなあって思うけどね。  
◎Serani Poji(セラニポージ)/ 『manamoon remix tribure to Serani Poji まなもぉん リミックス/トリビュート トゥ セラニポージ』・・・前にも紹介したようにゲームの『ルーマニア#203』の中に出てくるネジタイヘイ君が好きなアーティスト。その1stのリミックス・アルバムになるわけやね。トリビュートってなってるけども。曲はあの福富幸宏とTomoko Sakaiっていう女性が作っていて、印象としてはピチカート・ファイヴなんかに近いような感じ。リミックス陣もAKAKAGE、JUN-ICHI Igarashi、Assembler、WORLD FAMOUS、SUGIURUMN、Yunoki(EL-MALO)、L"TAZ"HICKS/TERRY T.といった面々。なかなかよろしいでっせ。  
◎EMERSON, LAKE & PALMER(エマーソン・レイク・アンド・パーマー)/ 『Live at the Isle of Wight Festival ワイト島ライヴ』・・・まだEL&Pがデビューする前に出演した'70年8月に催されたワイト島ミュージック・フェスティバルでのLIVE録音。FREE(フリー)、THE WHO(ザ・フー)やJIMI HENDRIX(ジミ・ヘンドリックス)といったメンツの中、伝説のステージを行ったことはかつてドキュメンタリー・フィルムの中では見たことがあった。このころから『展覧会の絵』とかやってたんやもんなあ。まだ粗さを感じる演奏やけど、それでも勢いってものが伝わってきたねえ。70年代の空気感みたいなもんがええよなあ。  
◎Fleming Pie/ 『Fleming Pie』・・・以前からチェックしようと思っててすっかり忘れておったバンド。(笑) わりと最近流行りの洋楽ガールズ・ロックのテイストに近くてなかなか良い!ヴォーカルの中嶋朋子の声もよろしいねえ。1曲目なんかは全部英語やのにあんまり違和感無いし。実は以前Hooperっていうバンド名やったのを'99年に改名したんだそうな。なおギターの瀬川英史は年間約100本ものCMソングを手がけるという?!  
○KARMA(カルマ)/ 『PAD SOUNDS』・・・Mojo Tom(モジョ・トム)とLars Vegas(ラーズ・ヴェガス)によるドイツ出身のユニット。ドラムンベースとアブストラクトの間ぐらいの音楽を想像してチェックしてみたら、まあだいたいそんな感じやった。アンビエント色が強いのは確か。よってあまりオレの趣味でもない、と。(苦笑) 評価は高いみたいやけどね、このアルバム。でもオレにはちょっとおとなしすぎるねえ。ちなみにこのアルバムのタイトルはビーチ・ボーイズの名盤『Pet Sounds』をもじってつけられているんだそうな。  
○WILLIAM ORBIT(ウィリアム・オービット)/ 『STRANGE CARGO 2』・・・オービットと言えば最近ではMADONNA(マドンナ)やBLUR(ブラー)のプロデュースで一躍有名になった感があるけども、オレはと言えばもっと昔から知っておったんで、むしろそういうポップなものも作れることに驚いたもんである。で、オレはオービットのことをそれほど知っていたわけではないけども、わりとVANGELIS(ヴァンゲリス)とかに近いようなイメージがあったんよね。で、このアルバムを聴くとやっぱりそういったアンビエントなエレクトロニック・ミュージックの要素が強かった。ただ先駆者的な存在ってこともあって今聴くとやっぱり古く感じる。けっこうドキュメンタリー番組なんかで使われそうなタイプのインストが多いね。なんでもオービットが南米を旅した際の心にスケッチした心象風景がモチーフだそうで、リズムからもそういうものを感じることができる。後半はアンビエント満開って様相でかなり退屈だった・・・。  
◎TICA/ 『Weight-Less』・・・TICAにはネオアコのイメージがあったんやけど、このアルバムはもっとクラブ・ミュージックしている。まさに日本のEVERYTHING BUT THE GIRL(エヴリシング・バット・ザ・ガール)って感じだ。リズムの打ち込みとヴォーカルのリズムの組み合わせ方が緻密。武田カオリのヴォーカルも素晴らしいし、サウンドもスタイリッシュ。かなりクオリティー高いでっせ!このアルバムはメッチャイイ!!オススメですわ。こういうのがもっと売れたら日本の音楽もおもろいのになあって思ってしまった。  
◎V.A./ 『THE SOUND OF LONDON: DJ STEVE WREN ON CHOICE FM PRESENTS THIS IS 2 STEP』・・・最近では2 STEPって言葉もめっきり聞かなくなくなってきたけども、この手のサウンドは今聴いても気持ち良かったりする。コテコテR&Bとは違って非常に聴きやすい、体も軽い。ARTFUL DODGER、ROMINA JOHNSON、DOOLALLY、AMIRA、SOULSEARCHER、TJ CASES AND THE CUTANDPLAY FAMILY、ANTILL MOB、NU DESIGN、KRISTINE BLOND、PHILIP BAILEY、DEM 2、m-flo、HUCKLEBERRY FINN & SOUND SOLUTION、COLOUR GIRL、D'BORA、YANA、JoJoといった面々。まあ2 STEPの代表各であるアートフル・ドジャーから始まってるのはよくわかるけど、ほとんどのアーティストに関しては名前を言われてもわからないねえ。このシリーズのVol.3まで聴いたけど、やっぱり一番初期の2 STEPって感じのアルバムやね。個人的にはVol.2が一番ええなあ。  
◎LESLIE MILLS(レスリー・ミルズ)/ 『different for girls』・・・彼女に関しては全く知識が無いし、試聴もしていない。それでもいきなりこの輸入盤のデビュー・アルバムを買ったのにはわけがある。それはプロデュースがジョン・シャンクスとケヴィン・ケディッシュっていうことでmichelle branch(ミシェル・ブランチ)やLILLIX(リリックス)やLucy Woodward(ルーシー・ウッドワード)といったサウンドが容易に想像できたから。まだこの手のサウンドの女性ヴォーカリストを売り出そうとするか?と思いながらも安心して聴けるのでついつい買ってしまう。(笑) 期待通りのイイアルバムやったけども、特別期待以上ってことは無かった。もっと早く出してればねえ、インパクトもあったんやろうけど。彼女はポール・マッカートニーに「君は優れたソングライターだけど、君の声はもっと素晴らしいよ!」と言われたらしい。ジャケットを見る限りなかなか美人っぽいけど、Lucy Woodwardみたいなケースもあるんで断言はできないけどね。(爆) けっこう何回も聴いていてなかなか飽きないアルバムやね。  
◎V.A./ 『music from VANILLA SKY オリジナル・サウンドトラック「バニラ・スカイ」』・・・トム・クルーズ主演の映画『バニラ・スカイ』のサントラ。監督はキャメロン・クロウっていう弱冠15歳にして『ローリング・ストーン』誌のライターとなった人物。詳しくは彼の自伝的映画『あの頃ペニー・レインと』を見るべし。よって選曲は当然凝ったものになっており、サントラのアルバムとしてもクオリティーが高い。しかも劇中で全て使用している。中にはJULIANNA GIANNI(ジュリー・ジアーニ)という劇中の名前でキャメロン・ディアスの歌も収録されている。個人的には映画を見ていて一番印象に残った曲はRADIOHEAD(レディオヘッド)の『everything in its right place』だった。他にはPAUL McCARTNEY(ポール・マッカートニー)がタイトル曲を書き下ろしているし、R.E.M.、PETER GABRIEL、THE MONKEES、LOOPER、RED HOUSE PAINTERS、JOSH ROUSE、LEFTFIELD/AFRIKA BAMBAATA、SIGUR ROS、JEFF BUCKLEY、TODD RUNDGREN、BOB DYLAN、NANCY WILSON、THE CHEMICAL BROTHERSといった面々の曲を収録。映画自体も面白かったので要チェック。  
◎V.A./ 『DJ ALEX SHIBUYA FLAVAS les meilleurs classiques de l'underground de Tokyo』・・・DJ ALEXって誰なのかよく知らないけどなかなか興味深いアーティストがそろったミックスのアルバムやと思ったんでチェックしてみた。back 2 earth、muro、victor davies、truby trio、masters at work feat. liliana、aril brikha、hipnotic、east west connection、benji candelario presents arnold jarvis、blaze、tokyo ska paradise orchestra、i-cubeといった面々の曲を選曲。これがなかなかイイ!予想以上にイイ感じのアルバムでけっこう何回でも聴けそう。アフロ系のハウスが目立ったかな。SHIBUYA FLAVASってことやから澁谷ってこんな感じの雰囲気をイメージしてもええもんなんかねえ?  
◎4HERO(4ヒーロー)/ 『PARALLEL UNIVERSE』・・・「英国NME誌の94年度ベスト・アルバムに輝く最重要ドラムンベース作品」ってことなんやけどまさにその通りっていうぐらい素晴らしいドラムンベースのアルバム。最近の成熟したサウンドもイイけど、この当時のドラムンベースもかなりカッコイイ!聴いてて気持ちイイわ。あんまりドラムンベースって言葉も聴かなくなってきたけど、たまにはこのぐらいの時期のサウンドを振り返ってみるのもいいね。  

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