流れ文字音楽魂総集編第7弾

◎JEFF BECK(ジェフ・ベック)/ 『Jeff』・・・オレが最も好きなギタリスト。なんと今回はプロデューサーにアンディ・ライトの他、アポロ・フォー・フォーティーやカーヴのディーン・ガルシア、デイヴィッド・トーン、ミー・ワンといった人達を起用。59歳のジェフ・ベックという超大物ギタリストがこんなに斬新サウンドを追及するということがカッコ良すぎ!テクノっぽいサウンドも面白いけど、やっぱりこのギターの音色がたまらんよなあ。  
◎THE POLICE(ポリス)/ 『SYNCHRONICITY』・・・THE POLICEの中でも傑作アルバム。大ヒット曲『EVERY BREATH YOU TAKE 見つめていたい』や『SYNCHRONICITY氈x『SYNCHRONICITY』『KING OF PAIN』『WRAPPED A ROUND YOUR FINGER』など1曲1曲全て聴き応えアリ。とりあえず『SYNCHRONICITY氈xが聴きたかってんなあ。いつ聴いてもカッコイイ曲やね!STING(スティング)のソロしか聴いてない人もこのアルバムは絶対に押さえておかんといかんよね。勢いとバンドの成熟度を感じるわ。  
◎Mondo Grosso/ 『Next Wave』・・・先月出たニュー・アルバム。ここ最近出てたシングルの傾向からしてだいぶ今までと変わってるのは予想してたけど、ほんまにガラッと変わった。全然ジャジーじゃない!モロに4つ打ちハウスサウンド。FPMといい大沢伸一もこっちへ行きますか。HMVのフリーペーパーには「アンダーグラウンドとポップフィールドの"異種交配"サウンド」なんて書いてたけども、ここんところCMソングにも頻繁に採用されていたことからもその注目度の高さが窺える。Blu、LORI FINE、saigenji、BoA、KELIS、ARMAND VAN HELDEN、ANIS、TOWA TEI、HARRY ROMEO、Kj、UAといった人達とのコラボレーションはなかなか新鮮で面白い。一番のお気に入りはBoAとの『EVERYTHING NEEDS LOVE』がイイね!気持ちイイメロディー!BoAの声もこの曲調だとかなり新鮮に聞こえる。8/8にはMGが大阪のUNDER LOUNGEに来たみたいやけど、仕事の真っ最中ですな・・・。 
◎V.A./ 『bossa vibez』・・・2003年夏/秋に贈るっていう感じでnote nativeのTOMOYUKI TAJIRIがセレクトしたクラブジャズ・コンピ。試聴してほんまに涼しげなサウンドやったもんで今の季節に聴きたいと思い買った。収録アーティストはWAGON COOKIN'、GERD、BLAZE、KOOP、FRANKIE VALENTINE、MODAJI、NOTE NATIVE、ANTHONY NICHOLSON、MEIKBAR、DHARMANE FEAT. TUOMOということで、オレが知ってるのはBLAZEぐらいですが・・・。なかなかクールな曲が揃っててイイコンピレーション・アルバムやと思うねえ。SPECIAL THANKS TOのところにこの手のコンピではお馴染の沖野修也の名前やm-floの☆TAKUらの名前が挙がってるので、そっち系が好きな人にもオススメでしょう!    
◎V.A./ 『KENZO by Jimmy Cohrssen』・・・ファッション・デザイナー高田賢三によって興された名門ブランドの「KENZO」と、それを演出する音楽とのコラボレーションをテーマに、NY出身のDJでありJimmy Cohrssen(ジミー・コールセン)が選曲したコンピレーション・アルバム。「ジャンルに囚われない音楽、ひとつの方向性に縛られない音世界」を課題として選ばれたのが、ARKESTRA ONE、S-TONE INC、BEBEL GILBERTO、BENT、CUBISMO GRAFICO、LOUISE VERTIGO、DA LATA、NITIN SAWHNEY、DIONNE WARWICK、MO' HORIZONS、BUM BUM、野宮真貴、TOM & JOYCE、UP BUSTLE & OUT、THIEVERY CORPORATIONといった面々。見るからにそのオシャレ具合がわかろうってもの。非常にスタイリッシュなコンピレーション・アルバム。  
◎depswa(デプスワ)/ 『two angels and a dream』・・・このバンドについては全然よく知らない。ただ試聴機で聴いてみたらカッコイイと思っちゃったんで買ってしまった。聴いた印象としてはモロにincubus(インキュバス)の影響を受けてるんじゃないかっていうLOUD ROCK。だからhoobastank(フーバスタンク)なんかが好きな人もたぶん気に入るやろうね。うるさいだけじゃなくて、ちゃんと歌も聴かせてくれてるし、メロディーもイイと思う。激しいところは激しいし。果たしてこれから売れていくんやろうか?  
◎YMO/ 『UC YMO』・・・『Ultimate Collection of Yellow Magic Orchestra』を略して『UC YMO』。今年また出ちゃったよYMOのベスト関連が。よくもまあここまで何度も出すもんだ(苦笑)・・・と思いつつ買ってしまうオレ。坂本龍一選曲・監修・解説そしてテッド・ジェンセンによるリマスタリングということで、これまた新鮮に聴けるのではないかな?と。特に『Tong Poo』や『La Femme Chinoise』なんか新鮮に聴けたなあ。2枚組で目玉としてはやっぱり初CD化曲ってことになるやろうね。第一そうでも無ければさすがにもうオレも買わない。(笑) 初CD化作品は『開け心−磁世紀−(Stereo Ver.)』『M-16』『BEHIND THE MASK (SEIKO CM Ver.)』そしてなんと『ミュージック・フェア'82』にゲスト出演した際に、ジャズ・ヴォーカリスト中本マリをフィーチャーしたという『LOVER, COME BACK TO ME 恋人よ我に帰れ』なんて曲まで収録。この曲だけ音質上浮いている。(笑) BEHAIND〜の原曲は教授も自画自賛してるように、エレガントで非常にイイ感じやね!ちなみにそこまでマニアじゃないんで、第2回ワールド・ツアー時の復刻ステージ・シャツ+バンダナ、ブックレット、グリーティング・カードが同根されているという予約者限定の方は買わず、通常盤を買った。  
◎LINKIN PARK(リンキン・パーク)/ 『REANIMATION』・・・アルバム『HYBRID THEORY』+2曲をリミックスしたアルバム。MIKE SHINODA(マイク・シノダ)によるとロック、エレクトロニック、ヒップホップで活躍している有名、もしくは、アンダーグラウンドな友人20人以上の協力を得て、新たに解釈し直したってことで、かなり拘りが見える作品。リミックス・アルバムにもかかわらず全体としての統一感がしっかりとあるので違和感が無いというのも珍しい。非常に面白く聴けた。なんてったって元の曲のコード進行がオレの好みとバッチリ合ってるってことやろうなあ。協力アーティストはKORNのJONATHAN DAVISやMARILYN MANSON、AARON LEWIS、STEPHEN RICHARDS、ZION、JAY GORDONなどなど。オレとしては元SNEAKER PIMPS(スニーカー・ピンプス)のKELLI ALI(ケリ・アリ)が参加してるのが嬉しかったね!女性ヴォーカルなんで際立っている。  
◎Bjork(ビョーク)/ 『Violently Live』・・・先日FUJI ROCK FESTIVALに出演したということで非常に観に行きたかったんやけどなあ。このアルバムは1993年のLIVE録音で輸入盤。1994年に発売したってことやけど、このアルバムって中古で買ったんよね。実はちゃんと売ってるのを見たことないなあ。『Human behavior』や『Venus as a boy』などほとんどは1stアルバム『debut』からの曲。しかし『Army Of Me』がまだ『If you complain oncemore』っていうタイトルで入ってるのも興味深い。バンドサウンドで聴くビョークってのもなかなかイイもんだ。ビョークはビョークたる圧倒的な個性を誇っており、今と変わらず素晴らしい表現力がこの時には完全に確立されていたっていうことも改めてわかる。こういう独特の世界があるってやっぱりスゴいよなあ。  
◎TMN/ 『NAOTO KINE PRESENTS TMN BLUE』・・・これまた『TM NETWORK tribute LIVE』のレポを打ち込む作業の際に聴いていた。木根さんの暖かさを彷彿させる珠玉のバラードが並んでいる。この前のLIVEでは『1/2の助走』と『Girl』をやっていたね。  
◎TMN/ 『TAKASHI UTSUNOMIYA PRESENTS TMN RED』・・・『TM NETWORK tribute LIVE』のレポを打ち込む時に、自分の気持ちをその気にさせるために聴いていた。(笑) ウツのステップを彷彿させるようなダンサブルなラインナップになっている。1曲目の『GIVE YOU A BEAT』なんかほんまにこの前のLIVEのオープニングが甦ってくるねえ!『Love Train』や『GET WILD '89』『SPANISH BLUE』なんかもやってたしね。    
◎samantha mumba(サマンサ・マンバ)/ 『GOTTA TELL YOU』・・・彼女のことを知ったのは映画『キューティ・ブロンド』のサントラに1曲収録されていたから。アイルランド出身の黒人さん。映画『タイムマシン』では女優としても出演。このアルバムがデビュー・アルバムで、なかなかポップでイイ曲に恵まれている。聴きやすいしよろしいんじゃないかな。  
◎V.A./ 『IRMA COCKTAIL LOUNGE & DISCO』・・・以前にも紹介したけども、やっぱりこういうラテンとかエレクトロ・ボッサ入ったようなラウンジは夏に聴いてみたいってのがあって引っ張り出してきた。ゴキゲンな曲がいっぱい入ってるんで愛聴盤。セレクトしてるのがFANTASTIC PLASTIC MACHINEの田中知之がイタリアのレーベルであるIRMA音源からってことでも安心して聴ける。MONTEFIORI COCKTAILを初め、BRASS AVENGERS、LTJ X-PERIENCE feat. JACKSON SLOAN、ACOUSTIC FOOD、TOMMY BASS、BOSSA NOSTRA feat. BRUNA LOPPEZ、MYSTERIOUS TRAVELLER、JESTOFUNK feat. CECE ROGERS、JAYMZ NYLON、BLACK MIGHTY ORCHESTRA、THE HEARTIST、MARCHESELLI PRODUZIONIといった面々。  
◎SHAKIRA(シャキーラ)/ 『LAUNDRY SERVICE』・・・このジャケットのシャキーラってカワイイ!スタイルもイイしね。このルックスでベリーダンスってかなり色っぽいんじゃなかろうか?曲はタンゴ風なものからお馴染のアラブや中近東風のものやラテンな感じのものをロック・テイストで強調したポップスっていう印象が強い。コロンビア出身の彼女は子供の頃からLED ZEPPELIN、THE CURE、THE POLICE、THE BEATLES、NIRVANAといったロックを聴いていたらしい。声質はThe Cranberriesとダブったなあ。なかなかバラエティーに富んでいて楽しめるアルバムやったわ。  
○BRAD FIEDEL(ブラッド・フィーデル)/ 『COMPLETE MOTION PICTURE SCORE THE TERMINATOR THE DEFINITE EDITION ターミネーター(完全版)/オリジナル・サウンドトラック』・・・只今上映中の『ターミネーター3』を観に行ってきたってことで聴いてみた。やっぱりあのテーマ曲は作品の雰囲気を抜群に表しておるよねえ!工場の音のような金属音によるリズムがなんとも言えないサイバーな近未来SF映画のカラーを出している。アナログ・シンセのサウンドも胸にグッと来るね!けどもアルバム全体を通して聴くと今の時代となってはこのシンセサウンドは古く感じてしまうなあ。当時はあんなにこのサントラが欲しくてたまらなかったのに。1984年の作品やから、デジタル・シンセの音は溢れ始めてたんやけど、こういったVANGELIS(ヴァンゲリス)にも通じるようなシンセ・サウンドって新鮮で説得力があったんよね。  
◎V.A./ 『SUBA TRIBUTO』・・・以前紹介したブラジル系クラブ・ミュージックのアルバム。ジャケットに「THE NOW SOUND OF BRAZIL」っていうシールが貼ってあるように、これが今のブラジル音楽だって感じなんやろうね。リズムが気持ちイイ!2002年発売。  
◎ian pooley(イアン・プーリー)/ 『SINCE THEN.』・・・2000年発売のハウス・アルバム。KIRSTY HAWKSHAWをフィーチャリングした『Visions』っていう曲なんかも入ってるねえ。なかなかイイ感じのアルバムやと思う。  
◎V.A./ 『ORIENT EXPRESS by alin VOLUME TWO』・・・輸入盤。アジアン・テイストたっぷりのクラブ・ミュージックなんかが中心。そういったレストランなんかでかかってそうな曲が多い。BALLY SAGOO、KARUNESH、JSHTAR、AMR DJAB、DZJHAN & KAMJEN、GREG ELLJS、YULDUZ USMANOVA、MOKHJRA、NATACHA ATLAS、BRJAN KEANE & OMAR FARUK TEKBJLEK、EL BEAM FEAT. MORPHEUSといった面々なんやけど誰も知らない。(笑) でも聴きやすいし、こういう東洋的な旋律が好きな人にはイイコンピレーションものやと思うね。  
◎EMERSON, LAKE & PALMER (エマーソン、レイク・アンド・パーマー)/ 『RE-WORKS』・・・私の中の三大アーティストの一角EL&P。こんなCDが発売されていたとは全く知らず、しかもキース・エマーソンがプロデューサーのマイク・ベネットと共に制作にもちゃんと参加したっていうのが信じられなかった。なぜなら内容は『庶民のファンファーレ』を初めとするEL&Pの曲をチル・アウト、ポスト・モダニスト・ドラムンベース、ジャズといった要素を取り入れたクラブ・ミュージックにアレンジしたものやったんやから。打ち込み音楽に否定的なコメントをしていたキース・エマーソンがよくもまあ許可をしたもんだと思ったんよ。子供の影響かな?エマーソンは新しい演奏もキーボードで加えているという。3枚組ということで、けっこうヴォリュームもあるねえ。エレクトロニック感っていうのも程よいバランスを保っていて、あくまでもEL&Pの演奏の持ち味をブチ壊すようなことはしていない。元はと言えば、1977年のエリザベス女王即位25年式典でEL&Pの『庶民のファンファーレ』が非公式のNo.1シングルだったってことで、50年式典のために新ヴァージョンにして再リリースするのが筋が通ってるだろうって話から始まったようだ。エマーソンはTHE NICE(ナイス)の再結成のためにEL&Pではしばらく活動をしなさそうやけど、こういう形でもいいからもっとリリースしてほしいねえ。  
◎MASSIVE ATTACK(マッシヴ・アタック)/ 『100TH WINDOW』・・・7/27のFUJI ROCK FESTIVALのGREEN STAGEに出演するってことで改めて聴いてみた。やっぱり暗いよなあこのアルバムも。(笑) クリヤーな美しさがあるとは思うけど、これをLIVEで聴くのはキツそうな気もするんやけどなあ?ラストの持続音は全く意味ないというかかなりの迷惑なんですが。(苦笑) 一番迷惑なのはCCCDってことやけどね・・・。  
△mogwai(モグワイ)/ 『kicking a dead pig:mogwai songs remixed』・・・7/27のFUJI ROCK FESTIVALのWHITE STAGEに出演するってことで聴いてみた。このアルバムはリミックスってこともあってか、なんかMASSIVE ATTACK(マッシヴ・アタック)とかなりイメージがダブってしまった。ちゃんとしたオリジナルのをまだ聴いてないんであんまり深いコメントはできないけども、ハッキリ言って退屈だった。ここまでアンビエントなのはしんどい。  
◎BOOM BOOM SATELITES(ブンブン・サテライツ)/ 『PHOTON』・・・7/26のFUJI ROCK FESTIVALでRED MARQUEEに出演するってことでこの名盤と呼ばれる作品を聴いてみた。テクノとジャズとロックが見事に融合してるって感じで自分たちの明確なカラーってもんがあるし、日本のアーティストとしても誇らしいよねえ!  
◎solveig(ソルヴァイ)/ 『analog +2』・・・デンマーク出身の彼女はトーレ・ヨハンソンにデモテープを送ってサポートを快諾してもらったそうで、レコーディングも当然タンバリン・スタジオ。かなりフォーキーなのを予想してたら、予想以上にポップな曲がそろっていた。かなり聴きやすいし、いかにもトーレ・ヨハンソンが音を作ってるって感じ。日本盤ボーナストラックとして『MARIE』のCubismo Grafico(キュビスモ・グラフィコ)によるリミックスも入っている。やっぱりThe Cardigans(カーディガンズ)を好きな人は気に入るんやろうなあ。  
◎V.A./ 『TRIP DO BRAZIL When brazilian vibes meet electronic beatz.』・・・エレクトロなブラジル音楽のコンピレーション。今の季節にはこういうのが実にイイ!PROFESSEUR BUBBLE、JEROME PACMAN、NAVIS featuring Ai、JOSE PADILLA、ALMEIDINHA DO EL GRINGO、MAGENTA、BAB & ROLANDO 808、FARMAKIT、WACKY RACES、THE CAPOEIRA TWINS、DJ CAM、MR SCRUFF、JOE CLAUSSELLといった面々。正直言ってDJ CAMとJOE CLAUSSELL(ジョー・クラウゼル)しか知らないんやけど・・・。でもなかなかイイ感じで聴ける曲が並んでますわ。リズムが気持ちイイよねえ、ブラジルって。   
◎michelle branch(ミシェル・ブランチ)/ 『hotel paper』・・・只今TV-CMでもたくさん流れてるけど、『メラニーは行く!』のCMの時に流れてる『Everywhere』という曲は前作の『the spirit room』に収録してるので、お間違いの無いよう。(笑) 彼女はジャケットを見るとそれなりにカワイイんやけど、動いてる彼女を見ると「えっ?騙してる?」ってなってしまう。(爆) dave navarro(デイヴ・ナヴァロ)と共演してる1stシングルの『are you happy now?』が一番好きかな。他にもsheryl crow(シェリル・クロウ)と共演してる『love me like that』やsantana(サンタナ)と共演してる『the game of love』もなかなかいい。前作に劣らずイイ出来やとは思う。ただし、CCCDなんがほんまに許せない!!もう少しi Podを使う人間のことを考えろ!!(苦笑)  
◎oasis(オアシス)/ 『BE HERE NOW』・・・なんで今さらと思う人もいるかもしれないが、1曲目の『D'You Know What I Mean?』が大好きだったりする。この重さがイイ!実はカラオケでも歌いたいなあなんて思ってたりする。oasisのスキャンダラスな事件には眉をひそめるばかりだが、このアルバムに関してはロックとしてカッコイイなあって思うねえ。  
◎V.A./ 『BUENA VISTA SOCIAL CLUB』・・・コンパイ・セグンド追悼記念ということで久々に聴いてみた。Ry Cooder(ライ・クーダー)プロデュースのキューバ音楽はシブい。現地ミュージシャンの演奏も熱い。でも実はいまだに映画を見てないからイマイチ本当の良さをわかっていなかったりもする。(笑)  
◎V.A./ 『MUSIC FROM THE MOTION PICTURE SOUL ASSASSIN』・・・『ミッション・ブルー』っていうオランダが舞台の映画のサントラ。こんな映画全然知らない!でもサントラが意外にも良かった。けっこうビッグビート系のノリの曲満載。JUNKIE XLが提供してるのを知って聴いてみたわけやけど、他にはDILIANA SMITH、DISLOCATED STYLES、SOULFLY、BBC TRAXX、NICKLBACK、DJ GARRY、DRY KILL LOGICらの曲にカラーを合わせるような形でALAN WILLIAMSがスコアーを作ってるって感じやね。  
◎V.A./ 『TranceMatch presents BEST HIT TRANCE 2』・・・夏にトランスのサウンドって気持ちイイ!個人的にはCyberTRANCEよりこっちのシリーズの方が好きやったのに。Svenson & Gielen、SuReaL、Quo Vadis、Storm、Warrior、Native、The Thrillseekers feat. Sheryl Deane、Watergate、Zombie Nation、DJ Tiesto、Lightforce、Mauro Picotto、Fragma、Santos、Marc Et Claude、Paul van Dyk、Goldenscan、Angelic、System F feat. Marc Almond、Orionといった面々。  
◎Beyonce(ビヨンセ)/ 『dangerously in love』・・・DESTINY'S CHILD(デスティニーズ・チャイルド)の一員である彼女の満を持してのソロデビュー作。R&B嫌いのオレがなぜこのアルバムを買ったのか?・・・ハッキリ言って、ビヨンセの色気にやられたのです!(爆) ジャケットを見てたら「ねえん、買って〜ん。」って言われてるような気がしてねえ。(爆)(爆) もうジャケットからオーラがほとばしっておるんよ。『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』を観た時も思ったけど、最高にイイ女やわあ。試聴してそんなにそそられたわけでもないのに、こういう色気にやられて買ったのは初めてやわ。(笑) でもこのアルバムはビヨンセも言ってるようにレゲエ、ヒップ・ホップ、中近東、ジャズ、70年代などの要素が盛り込まれたR&Bでなかなか聴きごたえのあるアルバム。このオレでもイイと思える曲が多いんでよろしいんじゃないかな。  
◎ananda project(アナンダ・プロジェクト)/ 『Morning Light』・・・今年買ったCDでも1、2を争うほどのお気に入りのアルバム。聴けば聴くほど味が出る!気がつけばヘビーローテーション!だからまたまたここに登場。(笑) 2ndアルバムですが、前作にも増してディープなクラブ・ミュージック。特に『kiss kiss kiss』って曲が大好きですわ。極上のアルバムなだけに、ほんまにCCCDっていうのが許せない!!  
◎Truby Trio(トゥルービー・トリオ)/ 『Elevator Music』・・・RAINER TRUBY率いるコンポスト最重要アーティストのファーストアルバム。クラブ・ミュージックやけどブラジルやらラテンやらアフロビートやらフラメンコやらいろんな要素が入ってるねんなあ。なかなか面白い。『A Go Go』が公共広告機構のCMソングとしても使われてるのを最近知った。  
◎RYUKYU UNDERGROUND(琉球アンダーグラウンド)/ 『RYUKYU UNDERGROUND』・・・以前に紹介したんやけどね。でも夏にふさわしいクラブ・ミュージックが聴きたくなって引っ張り出してきた。前は期待してたよりイマイチかなあなんて思ったのに、よくよく聴いてみるとやっぱりイイわ。沖縄のあの琉球音階のメロディーの気持ち良さに拠る所が多いようには思うけどね。それとエレクトロニックなサウンドとの融合がこの季節に気持ちイイ!  
◎V.A./ 『The Jackal MUSIC FROM INSPIRED BY ジャッカル オリジナル・サウンドトラック』・・・以前にも紹介したけども、映画の内容にふさわしくハードなビッグビート系の曲が多い。ちなみにAGENT PROVOCATEURの『red tape』っていう曲は武田幸三の入場テーマ曲にもなっている。(笑)  
◎V.A./ 『MUSIC FROM THE MOTION PICTURE CHARLIE'S ANGELS : FULL THROTTLE』・・・只今公開中の『チャーリーズ・エンジェル/フル・スロットル』のサントラ。何と言ってもPiNK FEATURING WILLIAM ORBIT(ピンク・フィーチャリング・ウィリアム・オービット)の主題歌『FEEL GOOD TIME』がカッコイイなと思ってて、それ欲しさに買った。後はまあ昔の曲とかも合わせてそれなりに聴きやすいアルバムになっている。特にBON JOVI(ボン・ジョヴィ)の『LIVIN' ON A PRAYER』やMC HAMMER(MCハマー)の『U CAN'T TOUCH THIS』なんかはやけに懐かしかったね。(笑) 他にはNICKELBACK FEATURING KID ROCK、DAVID BOWIE、ELECTRIC SIX、JOURNEY、THE BEACH BOYS、LOVERBOY、EDWYN COLLINS、NAS FEATURING PHARREL、ANDY GIBB、NATALIE COLE、DONNA SUMMERといった人達の曲を収録。  
◎M2M/ 『the big room』・・・去年の4月にこのアルバムが出た時にTV-CMで見てええなあと思ってたのに結局買わなかったのは収録時間が短すぎるという理由だった。(笑) でも非常に聴きやすい曲が並んでいる。'83年生まれのマリーと'84年生まれのマリオンの二人から成るノルウェー出身の美少女デュオ。ジャケットを見るかぎりまあ美少女と言っても差し支えないだろう。(笑) TV-CMで聴いたのは『everything』って曲で、これが非常にポップでキャッチーで良いのだ!ちなみにデビューはアメリカ版劇場映画『ポケモン』の主題歌。  
◎hoobastank(フーバスタンク)/ 『hoobastank』・・・去年の『SUMMER SONIC』で演奏をしている映像を見て、なかなかカッコイイなあと注目しておったんやけど、ようやくチェックできた。やっぱりカッコイイねえ!曲調としてはincubus(インキュバス)に近いなあと思ってたら、彼らとも仲はいいらしい。ヴォーカリストのダグラス・ロブは日本人みたいな顔をしてると思ったら、日本人とスコットランド人のハーフらしい。incubusのブランドンのようにラウドロックの中でもちゃんと歌を聴かせてくれるのでうるさいばかりのロックじゃないのが非常に好感が持てる。incubusやLINKIN PARK(リンキン・パーク)が好きな人にはオススメ。  
◎V.A./ 『nouvelle discotheque 02 EMI edition』・・・フィルター・ハウスを日本で本格的に紹介したコンピレーション・アルバム。プログレッシヴ・ハウスやトライバル・ハウスなんかも収録している。Daft Punk、Chili Hi Fly、Double You、Spiller、Eyes Cream、St. Jennaro、lio、Wisdome、Eclipse、Bentなどなどといった面々。まあ普通に楽しく聴けるかな。フィルター・ハウスって垢抜けてるからねえ。  
◎V.A./ 『THE MATRIX RELOADED: THE ALBUM』・・・只今公開中の『マトリックス リローデッド』のサントラ。オレもようやく観れたので改めて聴き直してみた。2枚組でDISC 1が主にLOUD ROCK系のコンピレーション、DISC 2が主にDON DAVISのスコアーが中心となっていてなかなかお得なCD。今回はP.O.D.の『SLEEPING AWAKE』がテーマ曲って聞いたけども。前作同様MARILYN MANSONやROB ZOMBIE、ROB DOUGAN、RAGE AGAINST THE MACHINE、DEFTONESといったアーティストの他に、LINKIN PARK、TEAM SLEEP、UNLOCO、OAKENFOLD、FLUKE、DAVE MATTHEWS BANDが参加。そしてスコアーの方ではオレの好きなJUNO REACTORも参加してておいしいですな。映画ではFLUKE(フルーク)の『zion』が非常に印象に残ったね。ネオとトリニティーの濃厚なラブシーンの時にかかっていた音楽。(笑) とにかく『マトリックス』ファンにはマスト・アイテムでしょう!  
◎t.A.T.u.(タトゥー)/ 『200 KM/H IN THE WRONG LANE』・・・先日来日してお騒がせだったt.A.T.u.。『ミュージック・ステーション』生放送ドタキャン騒動にはかなり頭にきたけどね。BBS日記カキコにもボロクソに書いたけど、ああゆう行動をカッコイイとか言ってる人間はアホです。それはともかく、やっぱり曲はええんよね。今回カラオケBOXで『ALL THE THINGS SHE SAID』を歌うというなんともマヌケなことをやっていたけど、ええ曲やねんからちゃんとした所で歌えよって話ですわ。  
◎V.A./ 『ULTRA REMIX 〜BEST OF GLOBAL REMIXES〜』・・・avex系列の洋楽ダンス系アーティストをノンストップでミックスしたアルバム。Vengaboys、Clock、Fragma、E-ROTIC、Solid base、Gigi D'Agostino、Da Buzz、GTS feat. Loletta Holloway、Filur feat. Miss Nellie Ettison、F.P.I Project、Mylin、Ultranate、Bobby Summer、Paffendorfといった面々。まあ普通にパーティー・ミュージックなんかとして使えるかな。  
◎V.A./ 『MUSIC FROM AND INSPIRED BY THE MOTION PICTURE SCOOBY-DOO オリジナル・サウンドトラック『スクービー・ドゥー』』・・・もとはあちらのアニメやね。それの実写版映画のサントラ。SHAGGY、OUTKAST FEAT. KILLER MIKE SLEEPY BROWN、LIL' ROMEO FEAT. MASTER P、SOLANGE WITH MURPHY LEE、SUGAR RAY、UNCLE KRACKER FEAT. BUSTA RHYMES、ALLSTARS、KYLIE MINOGUE、LITTLE T AND ONE TRACK MIKE、BAHA MEN、THE ATOMIC FIREBALLS、SIMPLE PLAN、MXPX、DAVID NEWMANといった面々。中でもSUGAR RAYは劇中にも登場して演奏している。明るい曲ばっかりで聴きやすい。  
◎zebrahead(ゼブラヘッド)/ 『PLAYMATE OF THE YEAR』・・・今年の『SUMMER SONIC』に出演するようやね。アルバムのタイトル曲はイントロが印象的でよく耳にするし、聴いたことがある人も多いと思う。オレは1曲目の『I AM』が好きやな。予想してたよりこいつらカッコイイ音楽をやってるやん。もっとスカコア一辺倒かな?って思ってたら、ラップもやっててミクスチャー系やねんね。けっこうポップで聴きやすいし面白かったわ。  
◎Alanis Morissette(アラニス・モリセット)/ 『jagged little pill』・・・今さらながら彼女の中でも名盤と言われるこのアルバムを聴いてみた。やっぱりイイねえ。今ではこの手のサウンドや歌手も増えたけども、やっぱり先を走ってた人だけのことはあるわ。大ヒット曲の『Ironic』も勢いがあるもんなあ。たまに初期のアルバムを聴いてみるのもええもんやと思った。  
◎LISA LOEB(リサ・ローブ)/ 『CAke AND Pie』・・・今までのアルバムの中では一番イイねえ!今時の女性ロックヴォーカルの曲って感じではあるけども。とても聴きやすいし、トータルとしてもなかなかええアルバムとちゃうかな。ジャケットの眼鏡の彼女が印象的。  
◎MJ Cole(MJコール)/ 『Sincere』・・・2 STEPのブームを作った中心人物の一人。どちらかと言うとしっとりめの2 STEPという気がしなくもない。R&Bやクラブジャズと言うよりかはディープハウスなんかに近い感じの独特な2 STEPという気がする。1曲1曲けっこう読めなくてなかなか面白いアルバムやと思うね。  
◎TICA/ 『NO COAST』・・・武田カオリと石井マサユキの二人組ユニット。ネオ・アコとかクロスオーヴァーといったくくりでええんやろうか?『アイ・アム・サム』の日本盤のサントラのボーナス・トラックにビートルズのカバーが収録されてたけども、このアルバムも5曲全部洋楽のカバー。なんかこの人達ってカバーばっかりしてるっていうイメージがあるんやけどねえ。(笑) それでもクオリティーは高くて洋楽を聴いてるのと全く遜色が無い。以前から評判がイイのは知ってたけど、改めて感心した次第。特にTHE POLICE(ポリス)の『De Do Do Do, De Da Da Da』のカバーが好きやね。声はなんかSWING OUT SISTER(スウィング・アウト・シスター)とダブるわ。(笑)  
△V.A./ 『HYPERCITY FORCE TRACKS MIXED BY ANDREW WEATHERALL』・・・去年ZEPP OSAKAでKRAFTWERK(クラフトワーク)のLIVEに行った時にDJプレイを見たから買ったけど、しょうもなかった。オレがええと思ったのはTIM DELUXEの方やったか。なんせあまりにも単調なテクノに途中で飽きちゃうんよね。イベントの時も早く終わらへんかなあって思ってたのを思い出した。(苦笑)  
◎saya/ 『unity』・・・サンフランシスコ在住のピアニスト。歌メロが好きというだけのことはあって、曲はR&B、ソウル、ファンクなどのエッセンスが盛り込まれ、ポップなジャズを展開。1991年にニューオリンズ観光中に飛び入りで受けたLOYOLA大学の奨学金オーディションに合格し、単身渡米。ネヴィル・ブラザーズの初の女性メンバーとして迎えられるという輝かしい経歴を持つ。ジャケットを見るとなかなか綺麗なお姉さんって感じですわ。弾いてるところを見てみたいなあ。オリジナル曲『Unity』が一番好きかな。  
◎JEWEL(ジュエル)/ 『0304』・・・最近発売になったばっかりの4thアルバム。試聴して驚いたのが今までで最も明るく、しかもダンサブルな要素が入っていたこと。全体としては女性ロックに流行りのオルタナっぽいサウンドになったかなって感じ。本人曰く「ダンスと、アーバンなものと、フォーク・ミュージックを組み合わせたレコードを創りたいというのがあったそうで、まさにその通りのアルバムになっている。しかしあれだけフォーキーな感じだったJEWELがダンス・ミュージック???っていう気がして驚いたわ。知らなかったけど前作アルバム『this way』の中でもオレが一番お気に入りの曲『SERVE THE EGO』がダンス・リミックスされていて、それがなんとビルボードのクラブ・ミュージック・チャートの1位になったんだとか!それ聴いてみたいなあ。今回のアルバムの日本盤ボーナス・トラックには『INTUITION (FORD'S RADIO MIX)』といってややトランスの要素まで取り入れられたダンサブルな曲も収録されている。ひょっとしてファンの間では賛否両論分かれちゃったりするんやろうか? オレは勿論大賛成!!  
◎V.A./ 『CHILL OUT ESSENCE COMPILED BY DJ 19』・・・チルアウトって言うだけに、かなりおとなしめのアンビエントな曲ばっかりちゃうか?っていう心配があったんやけど、けっこうイイ感じに程良い加減の曲が多くて実に気持ち良いコンピレーション・アルバムやったわ。選ばれてるのは、GARY BALANCE、NIGHTMARES ON WAX、OVERSOUL feat. GRAM'MA FUNK、TASTE XPERIENCE feat. NATASHA PEARL、CHICANE、H.GARDEN、MUSEUM OF PLATE、OMNI TRIO、DON CARLOS、AFTERLIFE、SUB SUB、ART OF TRANCEといった面々。特に最後のART OF TRANCEの『PANORAMA』はエリック・サティの『ジムノペディ』をモチーフにしていて、気持ち良く響いたわ。  
◎V.A./ 『i am sam music from and inspired by the motion picture アイ・アム・サム オリジナル・サウンドトラック』・・・ショーン・ペン主演の感動作映画のサントラ。全部THE BEATLES(ザ・ビートルズ)のカバー曲。もうトリビュート・アルバムと言ってもええんちゃうかな。(笑) メンツは、Aimee Mann、Michael Penn、Sarah McLachlan、Rufus Wainwright、The Wallflowers、Eddie Vedder、Ben Harper、Sheryl Crow、Ben Folds、The Vines、Stereophonics、The Black Crowes、Chocolate Genius、Heather Nova、Howie Day、Paul Westerberg、Grandaddy、Nick Cave、Liam Finn、そして日本盤にはTicaのカバー曲を収録。ビートルズの世界を破壊することもなく、どの曲もリスペクトみたいなのは感じるし、映画音楽としてのまとまりもあるからこういう音楽が好きな人には文句無しかもね。でもオレみたいにひねくれてる奴にはちょっとつまらなかったりする。(笑) 個人的には「Aimee Mann(エイミー・マン)の『LUCY IN THE SKY WITH DIAMONDS』とかHowie Day(ハウイ・デイ)の『HELP!』なんかが良かったかな。まあビートルズの曲って既に耳に馴染んでる曲が多いからねえ。それ故にやりにくい部分もあったんやろうけど、原曲がイイとそんなにハズレもしないかな、と。  
◎V.A./ 『THE ANIMATRIX THE ALBUM』・・・『マトリックス』三部作をつなぐ9つのストーリーからなるオムニバス・アニメ『アニマトリックス』のサントラ盤。これがまた、今公開中の『マトリックス リローデッド』のサントラ盤アーティストに負けないぐらいイイアーティストがそろっている。むしろオレなんかはこちらの方が好み。PEACE ORCHESTRA、FREE*LAND、LAYO & BUSHWACKA!、SUPREME BEINGS OF LEISURE、MEAT BEAT MANIFESTO、PHOTEK、DEATH IN VEGAS、JUNKY XL、OVERSEER、JUNO REACTOR、DON DAVIS、TECH ITCHといった面々。ガチャガチャとうるさくないけど、近未来感はやっぱり漂ってるねえ。なかなかよろしいんじゃないでしょうか?  
◎Monday満ちる/ 『Recollections』・・・今まで発売されたアルバムの中の曲のリミックスやライヴ・ヴァージョン、さらに未発表曲などを集めた'01年発売のアルバム。特に驚きは無かったけど、安心して聴けるクオリティーがあるよね。オレは『Yellow Bird (Incognito Capoeira Mix)と『Mysteries Of Life (The Ananda Project Black Tail Dub)』が聴きたくてチェックしたんやけど。  
◎V.A./ 『邦楽ニューウェーブ』・・・最近は日本の伝統音楽に西洋音楽の要素を取り入れて、随分モダンな邦楽を聴かせてくれる若手ミュージシャンが増えてきた。このアルバムはそういう注目のミュージシャンのサンプル音楽盤コンピレーションとしても有効。箏の森川浩恵や宮下希、津軽三味線の吉田兄弟や木下伸一、民謡/三味線の澤田勝秋・木津茂理、長唄三味線の伝の会、琵琶の坂田美子、雅楽の怜楽舎、能管の一噌幸弘、和太鼓のヒダノ修一、尺八/箏のコクーらといった面々。特に「おっ!?」と思ったのがコクー。オレの大好きなEMERSON, LAKE & PALMER(エマーソン、レイク・アンド・パーマー)の名曲『Tarkus』を尺八と箏で『タルカス変奏曲』としてちょこっと演奏しているところ。なかなか面白い!!もっと長く聴きたかったなあ。  
◎EMINEM(エミネム)/ 『THE EMINEM SHOW』・・・このアルバム『8Mile』の大ヒットもあって今でもかなりの売れ行きみたいやね。前作や前々作はどうもイマイチ好きになれなかったんやけど、このアルバムは今の『Lose Yourself』なんかに近いサウンドが出来上がっていて、しかもメロディーのあるものもあるしで格段に聴きやすくなった。幸い今回は歌詞の内容も確認できたんでけっこう楽しめた。SEで絵を想像させてくれるところは相変わらずで、なかなか映画チックな感じがよろしいかな、と。『8Mile』のサントラが気に入った人なら買いでしょう。その逆も然り。  
○boards of canada(ボーズ・オブ・カナダ)/ 『geogaddi』・・・前から興味あったんやけど、ようやくチェックできた。でもなあ、あいにくオレ好みのエレクトロニカって感じじゃない。ここまでアンビエントな感じやとは思わなかったなあ。なんか抽象的なエレクトロニック音楽っていう印象を受けたけどね。今のオレ的にはさほど新鮮味もなく面白くなかったのが残念。あんまり静かすぎるようなテクノってあかんねんなあ。  
◎Asian Travel Foundation(エイジアン・トラベル・ファウンデーション)/ 『Bon Voyage! VIETNAM』・・・ギターとプログラミングをOTOMO KOETSUという人がやっている。後はbamboo fluteやbamboo xylophoneやbamboo tubesなどのベトナムの楽器を使った演奏が楽しめる。コテコテのベトナム音楽じゃないと思うし、もっとイメージ的なもんやと思うけど、なかなか聴いてて気持ち良かった。こういう音楽を聴きながらベトナム料理を食べたら、多少あの独特の臭みにも耐えられるかも?(笑)  
◎INCOGNITO(インコグニート)/ 『WHO NEEDS LOVE』・・・これまた貫録のアルバムですなあ。オリジナル・スタジオ・アルバムとしては通算9作目。なんせ古くないし、曲も1曲1曲凝っていて飽きさせない。ジャン・ポール"ブルーイ"モーニックの息子ダニエル・モーニックが音作りに関わってきてることも関係してるやろうなあ。このクールさは病みつきになりそう。解説には「ブルース、ジャズ、リズム&ブルース、ソウル・クラシックス、ファンク、ニュー・ソウル、フュージョン/ジャズ・ファンク、ブラジリアン・ミュージックなどブルーイの音楽的なルーツ、音楽体験の核となるもののエッセンスが溢れている。」ってあるけどまさにその通り。ゲストにはブラジリアン・ミュージック界の大物エジ・モッタがヴォーカル/ヴォイス・パフォーマンスで、ポール・ウェラーがアコースティック・ギターとフェンダー・ローズで参加もしている。  
◎V.A./ 『MUSIC FROM AND INSPIRED BY THE MOTION PICTURE 8 MILE』・・・EMINEM(エミネム)主演の映画『8 mile』のサントラ。日本でも映画もアルバム・チャートも1位に輝き大ヒット。本人も来日して幕張メッセでLIVE。この映画ではアンダーグラウンドのラップ・バトルみたいなんが見られるそうで、当然HIPHOPが中心のアルバムですわ。そのEMINEMの曲は『Lose Yourself』『8 Mile』『Rabbit Run』そしてOBIE TRICEと50 CENTとの『Love Me』の4曲。ヒップホップがあんまり好きじゃないオレでもけっこうイイかなと思った。っていうかこのあたりの曲が良かったので買ったわけやけどね。他にはEMINEMの元彼女役で出演してるTARYN MANNING(タリン・マニング)のユニットBOOMKATやD12、JAY-Z FEATURING FREEWAY、XZIBIT、MACY GRAY、NAS、RAKIM、YOUNG ZEE、GANGSTARRといった面々。正直言って全然馴染みが無くて、どうメンツが凄いのかはサッパリわからない。(苦笑) このアルバムはヒップホップ好きにはたまらないアルバムやと思う。でもオレみたいにあんまり関心の無い奴には延々聴くのはしんどいねえ。やっぱりメロディーが無いとキツい。せめて言葉の内容がわかりゃあなあ・・・。まあ映画を見たらもっと楽しめることでしょう???  

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